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日記 2022 10/08

今日は友人が遊びに来ている。遅めのお昼ご飯を食べて、買い物をして家に帰って、桃鉄をして お腹が空いたら鍋を作って つついて 桃鉄をして 友達が少し寝ると言って、私もいつの間にか眠ってしまって…寒くて目が覚めた 私は、クッションに涎を垂らしてしまった。

彼女と遊ぶとよく 私ら、中学生の頃から遊び方変わってないじゃん なんて笑いながら言われる。24歳までそんな遊び方をできる友人がいるなんてこと、昔の私が聞いたらさぞ驚くだろう。
彼女は自立した大人の女性なので もしかしたら悪い意味で幼いままの私に合わせてくれているのか と思ったりもしたけど そうやって笑う時の彼女はいつも楽しそうなので なんか嬉しい。


お昼ご飯を食べながら 私の母さん入る墓ないからさ 骨は海に撒いてくれって言われてんだよね〜って彼女が言うから笑ってたんだけど 自分も入る墓がないことを思い出してヤバい!他人事じゃなかった!と慌てた。私の実家の墓 田舎にあるの嫌なんだよね 都会の方が良くない?私の墓、東京にあります。って言えるの かっこいじゃん。って彼女が言うから 私も入れて〜!って言った。修学旅行のグループ分けじゃないんだからさ〜

冗談だし、本気で叶うなんて思っちゃうのは恥ずかしいから でもその後彼女が大真面目に墓はいくらで建てられるのか調べているのを見て なんだか嬉しかった。墓って100万あれば建てられると思ってたんだけど それって墓石の話で 建てる場所込みだと大阪でも普通に300万とかするらしい。高〜!って言った後に見てここ!めっちゃ良くない?東京じゃないけどいい感じじゃない?って彼女が見せてくれた鎌倉の 桜の見える丘にある霊園に墓を建てるには なんと600万かかるのだった。高〜〜

彼女はリアリストだ。高校生の頃から死後の世界はある 幽霊はいる!と言う私に対して 死んだらそれで終わりやねん!と謎に関西弁で言っていた。死後の世界なんてさ〜あるとは思ってないけどさ、万が一、万が一あるとしたらマンションと同じで よくわかんない異様に家賃が安いところより 値段がそれなりにしても綺麗なところの方が住民の治安も良さそうじゃない?みたいなことを彼女が言うので それは確かにそうだな〜と私は笑った。現実的じゃないことを話しているのに妙に現実的なことを言うのが彼女らしくて、なんか面白かった。


甲斐性ありまくりの彼女が建てる墓はきっと、ピカピカで綺麗だろう。私が 御殿みたいな派手な墓石にしてよ 墓参者を威嚇したいからと頼むと ええで と軽い調子で彼女は頷いた。
もし冗談が本当になって彼女と一緒のお墓に入るとしたら墓石にはどっちの姓を刻むんだろうか。
普通に考えて墓石を買った方の人間の名前を刻むべきだと思うので 彼女の名前の入った墓に入る没後を想像するとなんだか それって結婚みたいだなと思った。

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