EX2話:『星を見る犬』11
この一週間の天候を総括するなら、崩れていく一方だったと言えよう。
穏やかな花風はいつしか湿った風となり、北からの低気圧を導き入れてしまった。ここ数日曇りがちな日々が続いていたが、その日の東京の空は特に厚い黒雲に覆われていた。
ビルの隙間をいくつもの強風が束となり、唸りを上げながら走り抜けてゆく。
ホテル・グラジオラスは、この巨大な歓楽街の中央に位置する駅と半ば融合するように建てられていた。
下層の階には駅の利用者をターゲットにしたデパートや専門店。中層には、交通の便を生かしてさまざまな企業のオフィス。
そして上層には、この大都市を一望することが出来るスイートルーム。ご大層にも、部屋が一階上になるごとに料金が増えるシステムになっている。
その最上階、周囲のビルすら見下ろせる一室で、サブロウはぼんやりと窓に手を当て外を眺めていた。
馬鹿馬鹿しい程の広さ。部屋の中で自転車だって乗り回せそうだった。料金相応に防音が施されているこの部屋も、今日のこの風の唸りを完全に遮断することは出来ないようで、轟々と低い音がかすかに部屋に響いている。
今のサブロウの服装は、この豪奢な部屋の内装にも、自身の容姿にも相応しいものだった。ただ一点、彼の性別さえ除けば。
胸元に華をあしらった、艶やかな玉虫色の光沢を放つ絹のドレス。構造自体はむしろシンプルだが、その生地に流れる艶と、偏執的なまでの丁寧な縫製が、途方もない高級品であることを匂わせている。
普通の少年がこんなものを纏えば良くてキワモノ、悪ければ気色悪いだけの格好のはずだが、サブロウの場合には異様なほど似合っていた。
もしこの場に、夜の街に出没していた妖艶な少女サラを知るものがいれば、美しいものを正しく磨き上げることによって、さらに美しくする事が出来るという事実に嘆息したことだろう。
もちろんこのような格好は、本人の意志によるものではない。
「この街にお別れを告げられておられるのですかな?」
傍らに控える『魔犬』。
慇懃で、慇懃なだけの執事。この数日で恐らくは一番多く会話を交わした相手のはずだが、会話で互いの心がうち解けることなど、当然のようになかった。
サブロウは返事をする。ごく平坦な声で。
「……いえ。ただ、ここはずいぶん遠いな、と思っただけです」
つい一週間近く前に居た場所から、地理的には歩いて十分と離れていない。そのはずなのに、この塔の上には風の音さえも届かない。
「そうですか。しかし今日中にお別れは告げておいた方が良いかと思いますがね」
「というと、もう?」
「はい。私が済ませました。本日―――」
「パスポートが取れたよ沙良(さら)!!」
扉が開くと同時に、男が一人躍り込んできた。
長身の、まるでファッション誌のクイズ問題のような男だった。バガットの靴、グッチの時計、ラファエロのタイピン、モンアートのカフス、アルマーニの背広。そしてその上に、歳の頃四十ほどの男の顔があった。
かなり端正な顔だちのはずなのだが、何故かまず服装に目がいってしまう。妙に印象の薄い男だった。
男は菊の紋が入った旅券をふりまわし、パスポートほらパスポートだよ沙良と言った。
「貴俊伯父様……」
声をかけると、その男―――血縁上の伯父、曾我部貴俊は駆け寄ってくる。サブロウの手を取ると、掌にパスポートを乗せた。
「これで準備完了だ!待ってて、チケットなんてすぐ手配するからね!今日中にはこの街からサヨナラ出来るから!」
実に嬉しそうに、屈託のない笑みを浮かべる。その無邪気な顔を見て言葉を継ぐことが出来ず、サブロウは黙々とパスポートを受け取った。
この六日間で、サブロウは『魔犬』から事のあらましを聞かされていた。伯父である曾我部貴俊の日本嫌いはその筋では有名で、もう十年以上前にアメリカに生活基盤を移しているのだそうだ。
その彼がわざわざ六日も東京のホテルに滞在しているのはひとえに、サブロウをアメリカに連れ出すための手続きを取るためだった。
いかに金持ちで親族とは言え、パスポートも無い子供を密出国させるわけにはいかない。実態と遠くかけはなれていたサブロウの住民票の訂正、親権者の認定手続き、パスポートの申請と発行。
通常ならどれだけ早くても二週間はかかるはずのところを、貴俊伯父、というより実際にはその下で動く『魔犬』は、どこにどう手を回したものか、六日でやってのけたのだった。
パスポートさえ手に入れば、航空機のチケットなど空港で当日に購入できる。ただ料金が高いだけの事だ。
本当に、今日でこの街を去るのか。
窓の外を見る。風は強く、黒雲はいっそう分厚く。今にも大雨に変わりそうだった。
「沙良のためにもう部屋を用意してあるんだ。素敵なところだぞう。丘の上にあってね。窓からは森と湖が一望できるんだ。ベッドはもちろん天蓋付きだし、クローゼットは何百着だって大丈夫さ。それに―――」
僕は沙良ではありません。佐武朗です。すでに何度も挙げた抗議の声を飲み込む。言うだけ無駄だ、ということはこの六日で充分に思い知らされていた。
サラ……沙良とは、サブロウが美人局の真似事に使った名前であり、彼の母の本名でもある。曾我部(そかべ)沙良(さら)。
そしてそれは、曾我部貴俊が崇拝する女神の名前でもあった。初めてここに連れてこられた日。サブロウを一目見た貴俊はこう述べたものだった。
「ああ沙良、僕だけの沙良。沙良が家から姿を消したとき。僕の胸は哀しみで張り裂けそうだったよ。あんなどこの誰ともわからない男に連れ去られたのが口惜しくて……。でもお父様が駄目だって言うから、ずっと探しに行けなかったんだ」
ようするに父親に制止されたくらいで諦めることだったわけか。サブロウは口の中で呟いた。
「沙良が無くなったと報告を受けたときは本当に―――本当に辛かった。食べ物も喉を通らなくて。三日間、部屋の中で泣いて過ごしたんだよ」
当時三十近い男が、三日間部屋に籠もって泣いているのが許されるとはまた随分気楽なことだ。自分があの街で知り合った多くの人達。彼らとの別れの多くは、悲しむ時間すらろくに与えられなかったのに。
「でも。送られてきた写真を見て僕の心の黒雲は吹き払われたんだ。沙良が残した子。その顔はまさしく沙良に生き写しだったのだから。
神様は可哀想な僕に救いを与えてくださった。沙良は生まれ変わったんだ。僕の元に帰ってくるために」
……二の句が継げない、という言葉をこれほど実感することがあるとは思わなかった。
貴俊がこの台詞をあの『魔犬』のように皮肉めいた口調で述べたのならば、サブロウとしても反抗のしようもあった。
だがその口調はあくまで誠実かつ悲哀に満ちている。つまるところ、彼は本当に、サブロウの事を最愛の妹の生まれ変わりと思い、自分に与えられた救済だと考えているのだった。
サブロウが自分の名前を名乗ったとき、貴俊は迷子の犬を保護するときの表情で、こう告げたものだった。
「いいんだよそんな名前はもう使わなくても。君は今日から沙良なんだから」
優しさに満ちた、人格の否定。
……結局のところ、サブロウは曾我部佐武朗として求められたわけではなかったのだ。曾我部沙良としてでさえない。
サラという名前の等身大の着せ替え人形。それも十五年前に紛失したものの代わりということか。父と母が駆け落ちに至った経緯も、何となく想像がつくというものだった。
「別にどうでもいいさ」
平坦な声で呟いて、サブロウはこの六日間と、彼が着せようとする悪趣味なドレスをを受け入れたのだった。
どのみちこの部屋には貴俊のボディーガードが詰めていて、護衛と同時に監視を担っている。それだけなら出し抜く自信がなくもなかったが、この執事、『魔犬』の追跡から逃れられるとは思えない。
視線が窓の外から離すことが出来ない。あの街へ、あの倉庫にまでたどり着くことが出来れば……。そこまで考えて、頭を振る。
あれほどの負傷を、自分のせいで負わせたのだ。その上で自分から用心棒契約を打ち切った。もう彼に、自分を助ける義務も理由もない。揺れてはならない。声と心を、平坦に保つ。
「向こうに着いたらまず服を作ろう。そんなお仕着せじゃなくて。君のためならどのシャンブル・サンディカのデザイナーだって呼ぶさ。そうだね、とにかく最初はゴシック―――」
伯父の声が耳に障る。誰も明言はしなかったが、『魔犬』の口調やボディーガード達のかわす少ない私語から、サブロウは貴俊伯父の置かれている状況を把握していた。
厳格かつ、辣腕極まりない父、つまりはサブロウにとっての祖父は、とうに貴俊に見切りをつけていたらしい。捨て扶持(と言っても充分すぎる額だが)を与え、態良く島流しにしてしまった。
ところが当の貴俊はと言えば、追放されて落ち込むどころか、これ幸いと日本を捨ててアメリカで自分の好きなことだけをして暮らしているという状態のようだった。
そして当主として現役を張るつもりだった祖父が急病で逝去してからは、誰にはばかることなく、行方不明になった最愛の妹を捜し始めたというわけだ。
無邪気で、無邪気なだけの男。自分の行動がどういう結果を招くかを想像すら出来ない人間。このタイプに人が付き従うとすれば、それこそ金づるにするくらいしかあり得ない。
現地で人を雇ってサブロウを探させたのも、結局のところ、腹心の部下や信頼できる友人というものがいない貴俊なりの、苦肉の策だったらしい。
もっともそれが『魔犬』という最悪のカードを引き当てる結果となったのだから、皮肉なものだった。
「もう君は二度と、こんな汚らしい街に戻る必要はないんだからね」
伯父の声を背にしつつ、窓に歩み寄る。
汚らしい街、か。伯父にしてみれば、拾った犬がかつてどういう暮らしを送っていたかなど考える事もないのだろう。自分の提供する環境こそが最適だという独善。
もう言葉を返す気力もなく、サブロウは伯父の言うところの”汚い街”を見下ろした。『魔犬』が言っていた。この地に別れを告げるのなら今のうちだと。
いったい何を言えというのか。
口を開く。無理矢理にでも何か言葉を紡ごうとしたとき。
「…………え?」
ふとそこに、何か不思議なものを見た気がした。
気のせいか。
眼下に広がる、ビルの海。その隙間に、何か絶対にあり得ないものを見たような。目を凝らす。
気のせいだろう。
ビルの上。何か小さなもの、そう人間くらいの大きさの何かが、屋上から屋上へと飛び移る光景など、あり得るはずがない。なのに目が離せない。
気のせいに違いない。
低い屋上から高い屋上へ。徐々にここへと近づいてくる。確かに自分は一人だけ、それを可能にする事が出来る人間を知っている。だが彼は。彼だけはここに来るわけが、
”―――ちょっとそこどいてろサブ!!”
ないはずなのに。
横に思いっきり飛ぶ。澄んだ硬質の音。この塔と外界を隔てる分厚いガラス、通常の数倍の強度を持つはずのそれが、粉々に割れて吹き飛んだ。
盛大な破砕音と、粒状になって降り注ぐ無数の強化ガラス片のシャワー。
高さ二百メートル以上を誇るこの部屋に、外側から飛び込んできた人間型の爆弾は、
「ああくそ!なんだよビルのてっぺんはムッチャさみぃじゃねえかよ!」
あの姐ちゃんタンクトップで充分なんて言いやがって、と悪態をついた。
スイートルームに敷かれた、カーペットの中央。目映く輝くガラス片を踏みしめて。
犬神乾史が、そこにいた。
はるか天空に位置する、孤高にして豪奢な檻。
だが今、外界を隔てていたガラスは粉々に砕かれていた。内外の気圧差によってたちまち部屋の空気は吸い出され、かわりに今まさにこの街を吹き抜けている猛々しい風の束が躍り込んでくる。
「……!」
行き場を無くした風は渦を巻き、贅を尽くしたロイヤルスイートをたちまち膨大な風速と轟音の元に包み込んだ。
メモ帳や絵画のみならず、備え付けの電気スタンド、カーテンが何かの冗談のように千切れて吹き飛ぶ。無駄に布地の多いドレスが風にとらえられ、身体を持って行かれそうになった。
びょうびょうと円を描いて疾る巨大な風の塊に遮られ、声はおろか、息をすることさえまともに出来ない。なのに。その声は、しっかりと聞こえた。
「よお」
「ど、」
どうして、の言葉が風に遮られて口から出ない。そこでようやく気圧差がなくなり、風がわずかに弱まった。
「だ、だ、だ、誰だ君は!?何が目的だ!?」
下から聞こえる声。見れば突風に飛ばされ、ペルシャ絨毯の上に転がっていた貴俊伯父が必死に声を張り上げていた。
彼からしてみれば当然の質問だが、それを聞いた乾史は、拳を握り強く唇を噛みしめ。貴俊にではなく、別の何かに宣言するかのように明瞭と言い放った。
「犬神乾史。―――オレの舎弟を返してもらいに来たぜ」
「でも……用心棒の契約は、」
サブロウの声が揺れる。だめだ、平坦に保たなければ。彼がここに居るべき理由はもうないのだから。今度崩れれば、もう立ち直れない。
「ああ。終わったな」
あっさりと乾史は肯定した。そう。そのとおりなのだ。だから、
「……でもよ。男を教えるって方はまだだったよな」
「あ、」
思い出す。最初にとりかわした約束。そんなことはもう忘れたとばかり。
ひとつ覚えときな、と乾史は言った。少し……サブロウは気づかなかったが、実は凄まじく緊張した表情で。
「男ってのはな。テメェの舎弟をぜってぇ見捨てたりしねぇんだよ!」
「アニキ!!」
駆け寄るサブロウ。乾史がその肩に拳を乗せ、そのまま己の背後へまわるようにと促す。サブロウを貴俊達から背中にかばう形になった。
貴俊はと言えば、状況はまったく飲み込めていないが、本能的に察するところがあったらしい。
「沙良を、沙良を渡すなああっ」
命令と言うには迫力が足りなさすぎたが、不測すぎる事態に戸惑っていた男達を、本来のボディーガードに引き戻す効果はあったようだ。たちまち不埒な侵入者を取り押さえるべく、その体格で押しつぶすように殺到する。
乾史が動いた。
いつかのチンピラ相手の立ち回りが一方的な殴打ならば、これはほとんど殺陣じみた光景だった。
五人の屈強なボディーガードがつかみかかってくるのを、鮮やかにかわすその時には、すでに腹に拳をめり込ませている。
一撃で戦闘能力を奪われたボディーガードがくずおれる時にはすでに次の一人と拳を交え、沈めている。
いつかのような派手さはなく、だがより素早く確実に獲物を仕留める動き。
勝敗はわずか八秒で決した。高価な絨毯の上に転がる五人の男達と、ぽかんと口を開ける貴俊。
「あ……?……わああ……」
「てめーらなんぞ五十円で充分だぜ」
乾史は手をはたいた。と、その表情が帯電したように引き締まる。部屋の奥からこちらに歩み寄ってくる一つの影。この吹き荒れる風の中、まったく動じず、冷静に乾史と貴俊の間に割ってはいる。
執事姿に不釣り合いな銀の鎖や髑髏を身につけた、人狼の力とボクシングの技を兼ね備えた男。『魔犬』―――今この場でもっとも警戒せねばならぬ敵手。
「いやはや。粗野にして見事だ。ホテルの警備も、屋上ならまだしもいきなり最上階を突破されるなどとは考えてなかっただろうよ」
この分では警備員が駆けつけてくるまでには大分かかってしまうな、などとぼやくが、その表情は楽しげだ。細い唇を引く。露わになる牙のごとき犬歯。
「しかし疑問だな。そもそもどうやってここを見つけたのかね?」
乾史は行儀悪く自分の鼻をこすった。
「くっせぇ香水だな、一キロ先からも臭ったぜ」
『魔犬』がにやりと笑う。己の長い腕を掲げた。その手首から幽かに漂うラスト・ノートは、この血なまぐさい男には不釣り合いな花の香り。その拳は下がることなく、再びファイティングポーズへと移行する。
「成る程な。では私も自分の務めを果たすとしよう」
「アニキ!あっしの事はいいですから!!逃げて下せえ!!」
サブロウは叫んだ。乾史がここに来てくれたこと。それだけでも充分過ぎるほどだった。だがしかし、この『魔犬』の力が圧倒的という事実は何も変わってはいない。
六日前の惨劇がまた繰り返されるというのであれば、そんなものを認めるわけにはいかなかった。逃げて下せえ、ともう一度叫ぼうとして、だがサブロウは息を呑んだ。
サブロウに向けて伸ばされた乾史の右手に、何かが掲げられていた。
銀色に光る、小さなもの。
見覚えがある。日本国の硬貨。
だが、百円玉ではない。一回りだけ大きいそれが、何かに思い至ったとき。乾史がひとつ、サブロウに向かって頷いた。
そして、それを己の掌に乗せ、しかと握りこむ。
掌が、拳になった。静かに両の拳を掲げ、『魔犬』に向き直る。
「だがこれはまた、無惨な姿ではないかね。四日では傷もろくに治るまい」
確かに、乾史の身体は無惨なものだった。顔には幾つものかさぶた。服に隠れてはいるが、恐らくは胸や腹にもまだ無数の痣が残っているだろう。
「あれほど躾(しつけ)をしてやっても懲りんのかね、捨て犬野郎」
刻まれはじめる、機械仕掛けじみたステップ。
「大人しく小屋に逃げ帰っていれば、駆除される事もなかったものを」
次第に詰まっていく間合い。整っていく攻撃態勢。
身につけた鎖とアクセサリーが一斉に金属音を鳴らす。
「今度ばかりは情けをかけてやることは出来ないな。死んでも恨む、」
油断→饒舌→嘲弄/遮断=疾風迅雷。
―――甲高い音がひとつ。吹き荒れる風の轟音を圧して、確かに鳴り響いた。
「…………何?」
『魔犬』が、思わず手を当てる。
”打たれた”己の左目蓋に。
「キャンキャン吠えんなよ、飼い犬野郎」
右の踵を浮かす。
両の拳を顎と目の位置に掲げ、犬神乾史は静かに問う。
「キレイな首輪がそんなにジマンかよ」
「…………ほう」
『魔犬』の顔から笑いが消えた。
「前回とは違う、とそう主張したいようだな」
ステップのリズムが加速し、その両眼が危険な黄金の輝きを放つ。
「六日程度でどれほどの手品を仕込んだか。見せてもらおうではないか」
乾史は無言。
ただその瞳のみが黄金に輝き、いかなる言葉よりも戦意を物語る。
踏み込む両者。
そのわずかな気流の乱れが風を呼び込み、衝突して渦となる。
再戦の火蓋は切って落とされた。
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