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君が「捕まりたくない」って言ったから「居場所」を作りたいと思ったんだ。

NFTで「こども食堂支援」はじめました


NFTアートを作っているねこまんまといいます。
2023年11月からNFTのチカラをつかって
「こども食堂の支援」を始めました。
みなさんのご協力もあって
プロジェクトスタートから2週間が経ち
お迎え数は31件、フォロワー230人を突破しました。

ありがとうございます・・・!

ここまでの経緯とプロジェクトへの思いなどを
残していきたいとおもいます。


初心者ねこまんま、NFTはじめました


2023年11月11日 箸の日に
「nekomanma ねこまんま」というNFTプロジェクトを開始しました。

ねこまんまnekomanma

nekomanma ねこまんまは
販売収益の一部を地域のこども食堂への支援や、親子の居場所づくりに役立てるために開始したプロジェクトです。
なんだか堅苦しいことを言っていますが、難しいことは考えず、
「なにこれかわいい!」と思ったそこのあなた、
ぜひ一度覗いてみてください。

おいしい!うれしい!を広めたい!
nekomanma ねこまんま
販売価格:1000円
HEXA🔗https://nft.hexanft.com/users/sq1E1CZpKC1sqT

HEXAさんで販売しているねこまんまは
第4弾まで発売後2日程で完売。
mooonさんで配布を行なった
第1回フリーミントは50部が1時間以内に終了。

ほんとうに優しいお声がけやご協力に感謝しています。
思わぬ反響に大変驚いています。


第4弾・フリーミントの際の宣伝バナー

心掛けたこと、キャラクターコンセプトなどは
後ほどまとめていきたいと思いますので
よかったらnoteをフォローしてお待ちくださいね。

コミュニティスペース(居場所)とねこまんま

現在ねこまんまは、本業の合間を縫って
一度閉店したコミュニティスペース(居場所)の
立て直しをお手伝いしています。

コミュニティスペース(居場所)とはなにか。
これは一例ですが、

・なんとなくフラッといける憩いの場
・放課後は子どもたちの遊び場になる場所
・学校や会社になかなかいけない方の居場所
・発達障がい児を持つ親たちの交流場所
・LGBTQIA+の方のための相談場所
・育児の休憩場所(育児・産後うつの相談)
・ごはんを作って食べる会をする場所
・創作活動の展示を行える場所

などなど・・・
「なんとなく自分の居場所がないな」
と漠然とした不安を抱えて過ごすことが多い現代で、商店街とか学校の近くにある
「なんとなーくほっといてくれて、だけどそばで見守っていてくれる場所」がコミュニティスペース(居場所)だと考えます。
昔の駄菓子屋さんとか、児童館みたいなところもそうですね。

カフェに小上がりの座敷がついてて、子どもたちが自由に遊べて・・・
食器の上げ下げを小学生の子どもたちが自然と手伝ってたり・・・
疲れたなっていうときにスタッフさんが相談に乗ってくれたり・・・
しんどいときのお昼寝スペースがあったり・・・

なんとなくみんなで集まっちゃう場所。
そんなところを、想像してもらえるとわかりやすいかと思います。

ねこまんまはオンライン秘書や事務、デザイナーをやりつつ
セミプロで歌もうたう「何でも屋の2児の母であり妻」なので
複数のコミュニティスペースで
歌わせていただいたり、お仕事させていただいたり、
繊細な性格で学校に行き渋る娘についての相談にも乗っていただいたりと
馴染み深い場所でもありました。

「なにかできることありませんか?!」と叫んだ夜

コミュニティスペースの多くはジャンル的に
地域住人の心を支えるための「福祉」にあたるかと思います。

福祉は経営が本当に難しいな・・・とみていて思います
あくまで個人的に携わった中に関してですが
小さな地域に根ざしたコミュニティスペースほど
利用者は主に、お年寄りや子ども、
なかには日常や生活面でお困りごとのある方もいらっしゃいます。

コミュニティスペースは、
団体や行政、企業、CSR活動、国の支援などによって
運営されています。
(NPO の収入源は主に会費、寄付金、助成金・補助金、受託事業収入、事業収入などで成り立っています)

スタッフの中には無償ボランティアの方も多くいらっしゃいます。
(有償で働かれている方も、もちろんいらっしゃいます!)

つまり、赤字経営になりがちで、
「運営による自立した運転資金獲得が難しく、
 各種支援がなくなった場合、利用者の居場所はなくなるケースもある」
ということ。

コロナ渦による閉館、不況や資金繰りの問題で
1軒また1軒とすがたを消し、
利用者さんたちは居場所がなくなることで
抱える問題の状況が複雑・深刻化することもありました。

有償で働かれている方も多くいらっしゃいますが
こういったコミュニティスペースや相談できる場所は
無償ボランティアで運営されていることもあるのが現状です。

例に挙げると「いのちの電話」の相談員さんも無償ボランティアですよね。

無償ボランティアは社会的に意義のある素晴らしい活動ですが
世のため人のためと言って、金銭的に無理をしたり、
中には責任者さんが生活費を削って運営していた
コミュニティスペースもありました。

当然うまくいかず、資金がショートします。

・・・これ、本当にこのままでいいのかしら?
働いてる方も利用されている方も、
みんなハッピーなんだろうか?

利用していたコミュニティスペースが経営難で閉店すると
お知らせメールが来た夜、

「「「なにかできることありませんか?!」」」

責任者さんに返信し、いまに至ります。

まずは再建のために協力を募るためのプレゼン資料の作成、
ホームページ、コーポレートの見直し、
クリエイティブから仕組み作りのアドバイスまで。
無理をしない運営体制を整えるために、わからないことが多いけど、
いろいろやってます。

・・・もちろん、ボランティア(無償)で。
やってみて思います。
正直、このままでは、ずっとは続かない・・・!
私は様々な仕事を抱えるフリーランスで2児の母であり妻。時は金なり!
「これ以上やったら倒れてしまうよ」と、
友人や家族に心配され、お医者様にも言われる生活・・・。

なんとかしなくては・・・涙

そんな時にNFTの仕組みに出会いました。

ねこまんま、動きます!


君が「捕まりたくない」って言ったから「居場所」を作りたいと思ったんだ

コミュニティに携わる日々の中、
ニュースでは漫画家の東村アキコ先生がNFTで作品を販売しているという
個展の取材が流れていました。

https://bijutsutecho.com/magazine/series/s54/25812

すごい仕組みだなあ、と絵空事のように思っていたのですが・・・


平日の日中、某飲食店に入ってラーメンを食べていた時のこと。
怖そうな見た目をしているけど
まだ幼い顔をした中学生ぐらいの男の子が
仲間としている会話が聞こえてきました。

「捕まりたくない・・・」
「捕まったらそのあとの人生終わりじゃん」
「○○に○○したから、もう終わりかも」


とてもじゃないけどここには書けない
犯罪に携わってしまったのであろうワードが
次から次へと、こどもの口から出ていることの悲しさ。

親御さんは?ご親族は?役所や児相の方は?
学校の先生は?ご近所の方は?
関わった大人たちは何をこの子にさせたの?
周りの大人は、こうなるまで一体なにをしていたの?

せめて隣で身近な大人や、違う視点で見られる友達が
そのラーメンと餃子をいっしょに食べていてくれたら
その子はこの状況にならなかったんじゃないの・・・?


悔しくて悲しくて、ぐるぐると思考を巡らせ、
「こども食堂に永続的に資金を提供できる流れを作れないか」という
一心で、その夜から「ねこまんま」の商品を作成し始めました。

我が家の2人目となる男の子が産まれて
少し経った頃の出来事。
我が子たちと重なってしまった部分もあったかと思います。

「捕まりたくない」と言った子にとっては、
私のこのプロジェクトや考えは
すごく上から目線で、綺麗事な、自己満足な考えかもしれません。

それでも、いつかあの子には
だれかと一緒に「おいしいごはん」を食べる時間を
過ごしてもらいたい。

わすれられない、大きな出来事でした。

「孤食」問題解消へむけて

こども食堂というと
貧困問題や児童虐待等で食べるのに困っている子どもたちへむけた
支援をおこなっている場所というイメージが強くあるかと思うのですが、
それだけではなく、
地域の「居場所」づくりを行なっている場所でもあります。

NPO法人 全国こども食堂支援センターむすびえ様がおこなった
困りごとアンケートもぜひ併せてご覧ください。

わたしはこども食堂には
「地域にはこども食堂という居場所がある」ということの広報や周知、
「孤食」問題解消への支援が大きく必要であると考えています。

食事を通したコミュニケーションがなかったり
栄養バランスが崩れがちだったり
小さい子を抱える中で落ち着いて食事が取れず、心を病んだり・・・

これって、
大人もこどももコミュニティスペースで集まって、
温かいごはんを、安く、何も気にせずに、
みんなで「おいしいね」って言いながら食べられれば
悩みごとがあったとしても、
少し笑顔になれるのではないかしら?

食べた後も
洗い物したり、遊んだり、ごろごろしながら
たわいのない会話の中から
小さなSOSに気付けるかもしれない。
適切な支援にもつなげるかもしれない。

こどもたちと、その周りの大人が健康で笑顔でいるために
こども食堂は必要な「居場所」であると、私は考えます。

ねこまんま、これからどうなるの?

ねこまんまの仕組み

以前からこども食堂もやりたいと考えていらっしゃった
責任者さんとも意見が一致し、
コミュニティスペースの再建案にこども食堂の設立がふくまれました。

ねこまんまの売上は、

売上の50%をねこまんま制作運営の資金に
40%を再建作業にあたる際の活動費に
10%をこども食堂の食材費寄付に

再建作業にあたる際の経済負担軽減と
食堂で使う食材費のために最低でも10%
そしてねこまんまの活動を全国にスケールするための活動費として使わせていただきます。
(都度見直しも出てくるかと思いますが、基本ベースはこちらで進めます)
 
コミュニティのマイルストーンとしては

・メタバースを利用したオンラインデイサービスの開設
・LINEチャット相談センターを開始
・コミュニティスペースの場所確保
・こども食堂開設
・9月1日問題解消のためのイベント開催

こちらは続報を随時ご報告させていただきます。

ねこまんまとしては

・永続的な支援を続けるために、まずは国内でねこまんまの活動を広げる
・こども食堂という居場所があるということの周知活動
・スケールして全国自治体や道の駅でご当地グルメや農産物の紹介
・地域のこども食堂と自治体・酪農家・農家さんをつなぐ支援
・健康な食、食育についての講習会
・地域とコラボで「ねこの手、貸します」とかもやりたいな
・サブスク支援的な流れもつくれるといいな(理想)
・最終的にはねこまんま基金的なものもつくりたいな(理想)

なにかいいアイデアある方、アドバイスください。
初心者、兼業フリーランスで1人頑張ってます。
NFTのこと、専門用語や仕組み、福祉のこと、
コミュニティスペース運営や食堂運営のこと。
いまだにわからないことだらけ!
手と知識が足りません!涙

一緒に何かしませんか?っていう企業様・自治体様。
大募集中です。お待ちしてます!

活動を初めて数週間。
勉強不足で各所へ配慮が足りない部分もあるかと思います。
これから頑張っていきますのでご容赦いただけますと幸いです。

自分が幸せにできる範囲が半径5m以内でも
その輪が広がれば世界は少し笑顔になるはず。
その気持ちを大切にしながら
ねこまんまを育てていこうと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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