レイバーデイ後の動き
いよいよ9月5日のレイバーデイが明けて、欧米の市場関係者が戻ってきます。
レイバーデイ明けは値動きが変わり方向感が定まってくることが多く、反転することも少なくありません。
是非皆様もご注意ください。
現状の欧米における政府、中央銀行の状況です。
まずは中央銀行のバランスシート。
バランスシートを見るといよいよテーパリング、QTが始まったことがわかります。詳しく見るとユーロ圏ではギリシャ、イタリアがまだQEの状態で、インフレとの対応ができていない状況にあります。この2カ国はインフレ抑制に苦労するかもしれませんね。
次に政府支出です。
欧米とも政府支出を抑えて、インフレ対策を進めています。市場に供給されるマネーを絞り込んでインフレ対策を優先させている状況です。
米国は民間貯蓄も減少しており、低所得者層、中間層でも金利が上がっている住宅ローンを抱えた層は経済状況としては厳しいと想像できます。(住宅ローンに関しては別記事を書こうかと思っています)
以上の状況での利上げと中期継続がFRBから明言されていますので、今年来年は厳しい年になると考えています。
油断大敵で相場に臨みましょう‼️
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