形に残そう〜記憶の写真を撮ってみよう3
<適正露出を決める>
「シャッタースピード」「絞り」「ISO(感度)」は、相関関係にあります。
同じ光の量を必要とすると、シャッタースピードを速くすれば、絞りを開放にして光の量を多くするか、ISO(感度)を上げることになります。焦点のあう深さ(被写界深度)は変えなくないなっら、ISO感度を上げる選択になります。
シャッタースピードを速くする光の量がへり、遅くすると取り込まれる光の量が増えます。絞りは、数字の少ない開放にすると焦点の合って見える深さ(距離)の被写界深度は浅くなり光の量は増えます。数字を多くして絞ると被写界深度は深くなりますが、光の量が減ります。ISO感度を低くすると取り込まれる光の量が減りますが粒子が綺麗、ISO感度を高くすると光の量は増えますがザラザラに。
このことを考えて、被写体と撮影環境に応じて、「シャッタースピード」「絞り」「ISO」決めます。決めるのに参考になるのが、カメラ内に表示される露出計のメモリです。これは、写真の「明るさ」です。プラスに動かすと明るくなり、マイナスに動くと暗くなります。プラスマイナス0は、カメラが算出している適正露出で、貴方にとっては同じではありません。
プラスマイナス0がカメラ内適正露出だとすれエバ、プラスへは露出オーバー、マイナスへはあ露出アンダーとなります。貴方の撮りたいイメージ合わせて決めましょう。
<WB(ホワイトバランス)>
バランスについて純白の被写体をどう写すか、という点に代表させてホワイトバランスと言う。とされています。光には色温度があり、温度が低い時は暗いオレンジ色であり、温度が高くなるにつれて黄色みを帯びた白になり、さらに高くなると青みがかった白に近くなり、色温度と呼びます。
朝日や夕日の色温度はおおむね 2000 K であり、普通の太陽光線は 5000 - 6000 K である。澄み切った高原の空の正午の太陽の光はおおよそ 6500 K といわれます。見えたままをそのままに撮りたい場合は、参考にしてください。
一方で、実際は曇りの光で撮ってるけどもっと温かみのあるように撮りたい場合は、このWBを変更することで意図した写真を撮れます。
一番大切なのは、
「貴方が撮りたい写真は、どんな情景なの?」「撮影の意図を反映する」
ことです。
では、撮影してみましょう!