見出し画像

悲しい事があった日に

2022年5月5日
午前中に友人の訃報を聞く。

遂にきてしまった


下の子はまだ小学生にもならない…

遺して逝かねばならなかった彼女の無念さを思って泣けた。


若い頃同じ職場で仲が良かった五人組のラインで

彼女の決して諦めない闘病の様子を知ることができた。

3月、学校の保健室を借りてそこで休みながら

長男の卒業式に出席できたと

東京も今日は寒い、と

今年の夏はプチトマトとキュウリを育ててみたいと


お休み、と。


仲良し五人組ラインのその後には

3つの既読しかつかなくなって

不安になった私達を代表してNちゃんが彼女の新潟のご実家を訪ねてくれた。


入院しているのだと伺うことができた。

心配と祈ることしかできないわたしたち


いつまでも既読がつかないライン


そして彼女のご主人から今朝訃報が届いた。


子供の日に連れて行ってしまったのかい、神様よ!



今日、私は芝居のチケットを予約していた。

13時開演


どうするの?行くの?観るの?観られるの?


行くね、観るね、


開演5分前に駆け込んだ


良い舞台には、力がある

『現実を忘れさせる力がある』なんていう薄っぺらな事ではなく


奇しくも審査員が語った(新潟劇王の決勝戦だった)


『舞台はもともと神に捧げるものである』


の、言葉が刺さった。


今日の新潟は晴れ

神様のところにも、肉体を離れて自由になった友人にも

どこまでも続く空が、綺麗だった。

泣きながら見ても綺麗だった。










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?