奇面組の仲間たち
「ハイスクール奇面組」がすきでした。
唯ちゃんの夢(妄想)オチに衝撃を受けた方も多いことでしょう。
当時は漫画もアニメも大流行でしたね。
塗り絵も買っていざ塗り始めてはみたものの、基本的にはハイスクールなので制服だし、独特なヘアカラーのキャラも少なかったので、黒ばっかし。
あんまり面白くないなぁと思いつつ、親に悪いので全部塗りました。
唯ちゃんと千絵ちゃんは塗るの楽しかったな。
さて、その大流行にのった小学1年生の私たち。
仲良しチームで奇面組のあだ名をつけあうわけです。
中心人物は「リーダー」(喧嘩が強かった)
その相方は「ごうくん」(幼馴染でした)
のんびりしている「じんくん」(でも超絶に足が速い)
ナヨっとしている「だいくん」(お金持ちでした)
ちょっとやらしい「きよしくん」(単純に顔が似ていた)
あれ?私、入ってない。
そうです。
当時からあまり「中心」「真ん中」にいられなかった私です。
いいなぁ、と思いつつ、その集団と一緒に遊んでいました。
で、私。
「かいくん」
腕組ですね。
確かにそこそこ運動はできましたが「かいくん」。腕組ですよ。
他にもロイド(苗字が安藤だったから)だの、
ドン(ライバル関係のクラスにいたから)だの、
結局卒業するまで、なんならその後も、そのあだ名で呼び合うのでした。
もちろん私、「かいくん」ですから主要メンバーではなく、
少しずつ少しずつ距離が広がり、成人を迎えてからは疎遠に。
今ではたまに年賀状を送りあう数名がいるだけになりました。
なんとも寂しいことですが、まぁ、私「かいくん」ですからいいでしょう。
根にもっているわけではありませんよ!ちょうどいいポジションです。
でも、そのときのキャラ設定がその後の人生に多少なりとも影響してるのも事実です。他のみなさんは今、どんな人生を送っているのでしょうね。
同窓会でもあったら、会ってみたいものです。
腕組
音瑚ひらり
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