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元社畜のおじさんが2軒目の家をしかも一条工務店の注文住宅で建てた話1/2

今日も梅雨空ですね首都圏、Uber配達員としては稼ぐチャンスなので頑張ります。九州に比べればお湿り程度ではありますが、元東北で津波は来なかったけどそれなりに被災した民として被災地にお見舞い申し上げます。

さて奥さんがおじさんに一条工務店で家を建てたいと言い始めた話です、いやそりゃ住む家あるのに何で今更?というメンションしたわけですよおじさん。それに対して奥さんはおじさんに、以下のようにプレゼンしました。

モノが増えて手狭になって来た
もともと中古住宅なのでこれから傷んでくる
この地域はガラが悪いので教育上良くない 
県庁所在地ではあるけどここはムラ社会で居心地が悪い
一条工務店で注文住宅を建てるのが夢だった
とにかく一度ショールームに行きましょう
私はバリバリ働いて出世するからダブルローンでも問題ない
とにかく一条工務店で家を建てたい住みたい暮らしたい

そして極めつけが

もうひとり子供が欲しいけどこの家には次の子供のための部屋がない

衝撃だった、あなたもうひとりほしかったのか?キャリアに邁進する姿からはそう想像もつかなかったけど、考えてみれば某歌手が炎上した子宮があれする年ももう間近。安心して産むのは今がリミットかも。それにしてもそうかそんな選択もあったのか、上の子は小学校高学年で俺は既に40歳を過ぎてて次の子とか想像の埒外だった。そうかこれからまた子育てか、なんか楽しくなって来た。

なんの事もなく反対派のおじさんは、コロッと賛成派に回ってしまった。

そうと決まれば話は早く、その次の休日に合わせて最寄りの営業所に家族で行ってみた。出迎えた数人の営業マンの中で真ん中にいた彼が名刺を渡してきた、なんちゃらアドバイザーとか書いてた気がする。後でわかる事だがその会社では常に営業成績トップの者が、飛び込みの客に最初に対応する決まりなのだそうだ。他の2位以下は資料を用意したりお茶くみをしたり、何ならお子様のお相手をしたりするのだ。合理的だが厳しい世界やね、おじさんには無理だわ。

幸運な事に市内の反対側のまぁまぁ上品な地区にある分譲地の売れ残りを、売りたい不動産屋に営業が交渉して激安で提示してきた。これもまた渡りに船と乗っかって手付け金を払って、後はらいかろーりんぐすとーん。とんとん拍子で話は進み、数え切れないほどの書類に署名してハンコを押した。もちろん実印も押しまくった、これが実印の正しい使い方だぞ親父。と内心では思ったが既に老いぼれてガンを患う親父にそんな事とても言うわけもなく。団信の為の健康診断に向けてエクササイズに精を出し、何度も何度も図面を挟んで営業や現場監督と打ち合わせやら契約やらのあれこれに奔走した。

その間同時進行で実家を処分し親をガラの良くない地域の元我が家に入れて、墓を県庁所在地の市内に移動した。が、それはそれで長くなるのでまた別のお話。

そして初めて営業所に顔を出して大体丁度1年後に、一条工務店のi-smart2の第2の我が家が完成した。

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