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心に受けた衝撃を癒す

ある出来事から衝撃を受ける。衝撃とは心に受ける衝撃である。
心に受ける衝撃はやはり心臓が受けるのだ。心臓にパンチをくらう。そんな衝撃。心臓と胃のあたりだろうか、そのあたりがどうも居心地が悪い。

いつもは夕暮れ時外に出ると風が心地よく、この風と共に生きていきたいと自然の素晴らしさを感じる。家の中にいるときは感じることが出来ない、自然の息吹とでもいうのか、空の色、空気感、緑生い茂る道の花々、この時期にしか感じることのできない自然を感じることがとても気持ちがいい。
なのに、衝撃を受けたその日は、全くそれらを感じとることができなかった。外にいること自体が苦痛になってきた。いつもは希望を感じる風も何の意味もなさなかった。
早く家に帰りたかった。

そんな感覚の自分に驚いた。ある出来事がそれほどまでに私自身が影響を受けていることにも驚いた。

心が塞いでしまうと自然を感じとることもできなくなってしまうのだ。
煩わしいとも感じてしまうのだ。人の感情、感覚など、少しの影響で変わってしまうことがよくわかった。
その衝撃は恐らく時が解決してくれるのだろう。けれど、恐らく、心には刻まれたまま残るのではないだろうか。
自分の反応に驚きつつ客観的に見てみるとそういうことなのかと思う。

赤ちゃんは泣くことで自分を癒すということを聞いたことがある。大人もきったそうなのだろう。涙を流すことで癒されるなら、人によっては涙が枯れるまで泣くことも必要なのかもしれない。

心身を癒すために。

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