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心理的リアクタンスを考える素人

昨日チコちゃんを見ていたら

勉強しなきゃダメだとわかっているのに、勉強をしなさいと言われるとやる気が出ない。
なんでですか?

あまり記憶にないけどこんな感じの質問のハガキに答えて
「心理的リアクタンス」という状況に陥っているからと回答していた。

心理学には詳しくないので調べたところ

心理的リアクタンス、、、自由を制限されるほど、その自由を取り戻そうとする心理現象のこと。

・勉強しようと思った時に、勉強しなさいと言われると、自由を制限されて反発が起こり、したくない気持ちになる。

・絵を描くのは楽しいのに、描けと言われるとやる気がしない。

・元々好きなのに、流行り始めると興味がなくなる。

・周りが就活し始めると自分はしたくなくなる。

調べたところこんな感じなのだそう。違っていたらごめんなさい。

なんだか。すごく自分の行動原理に当てはまる気がした。

今まで、あまのじゃくなだけだと思っていたが、心理的リアクタンスという方面から考えることもできそうだ。

・人から言われること。
とくに、「〜しなさい」「〜しなければいけない」

・周囲の空気感、暗黙のルール
〜に属さないといけない。普通は〜するものだ。〜するのが当たり前。

・自分ルール、自分が勝手に察すること。自責。自分で心理的リアクタンスをしている場合。
「〜すべき」というマイルール。
人はこうして欲しそうだ。→自由を制限される。
自分はこう見られている→その範囲から出られない不自由。
自分に対して、「仕事をしろ!」

どうしたら良いの

人からの心理的リアクタンスの場合、ネット情報での受け手の対処法は、

・心理的リアクタンスが起きていると認識する。→相手の言い方は置いておいて、その裏の意図を汲み取る。

らしい。

言う側は、

・質問、提案。で相手の自由を制限しない言い方をする。
・相手の自由を尊重する。
・無理矢理説得はしない。

要するに相手をコントロールしようとせず、相手に決めさせる。自由を侵害しない。感じなんだろう。

自分問題

私個人の問題は、自分自身で心理的リアクタンス(他にこんな現象の呼び名はあるのか知らないけど)を起こしている。

特に頭と心が、親と子のようになって、頭は、
「仕事しなさい」「将来どうなるかわかるの?」「お金を稼がないと生きていけないよ?」「いつまでサボってるの?」と責めるような嫌な言い方をする。

この感情はどこから来ているのか。
人のせいにしたいわけではないが、たぶん、生まれたての人間にそんな知識はない。生まれたての時、したいことをすること以外できない。

親の言葉、学校の先生、周りの友人、兄弟姉妹、ニュースや社会の空気感、、、、多分いろんな影響で知らず知らずにこんな言葉が頭に刷り込まれている。
そうして1人きりでもまるで誰かに言われるように自分自身を叱ってコントロールしようとしている。

そうして自由を制限された心=子は心理的リアクタンスを発動して、仕事もしたくない。金稼ぐのめんどくせえー。好きなこともやりたくねえ〜。と反抗期のようになっている。

反抗期は、たぶん自分の自由を獲得しようとコントロールされることから抜け出そうというエネルギーなのではないか。

チコちゃんの子どものお悩みは、まったくもって大人の私にも当てはまる。大人になっても、心の中にはコントロールされるのから自由になろうとする子どものようなエネルギーがある。

さてどう仲良くなるのか

心の自由を確保しよう。

頭は支配者ではない。心が動いてくれなければ身体も動いてくれないから叱っても仕方がない。

頭=親は支配者ではなく、相手をコントロールして自分の思い通りに動かすロボットのパイロットではない。
子=心は親と同じように人格ある生命体なので、その子に決めさせて、同等の立場で相談に乗る。

カウンセラーなどが、提案や命令を避けて、相手の話をよく聞いて相手に自立心や、自分で解決を見出させるように、

親=頭は子=心の衝動的な感情をカウンセリングして、その子が自分でどうしたいのかを導いたり、言葉にならない感情を明確にしてあげたりする手助けをするのではないだろうか。

そういう意味で、
・自分を好きになること=自分を責めないで、自分と仲良くなる。[親=頭と子=心)の和解]

・自己肯定感を高めること=他人軸から自分軸になる。自分を愛する。好きになる。

ことは、自分の中での心理的リアクタンスを解決に導く方法なのではないか。

やはり最後にはいつもそこに到着するのだった。

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