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【デッキ記録】ネイティオバレットデッキ(ステラミラクル環境)

今回は「ネイティオバレットデッキ」を紹介します。このデッキはネイティオをシステムポケモンとして、相手に合わせて様々なポケモンで戦っていくデッキです。

何がメインアタッカーかと聞かれると困る


キーカードについての考察

ネイティオ

強み
特性により手札からベンチのポケモンに超エネルギーを加速できます。ポケモンのタイプに制限はありません。
さらに、特性により山札からカードを2枚引くことができます。
逃げエネが1と低く、縛られにくいです。
HP100あるのでかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんを耐えることができます。

弱み
手札に超エネルギーがないと特性を発動できません。
また、特性でバトル場のポケモンにエネルギーを加速することはできません。
進化前のネイティはHPが50しかなく、サマヨールのカーストボムで倒される数値です。

考察
ネイティオを2体立てることができれば、手貼りと合わせて3枚のエネルギーを1ターンで加速することができます。これだけの加速力があれば、手札から出したたねポケモンを即座に育てることができます。
また、バトル場のポケモンの逃げエネを0にしておくことで、育てたポケモンを即座にバトル場に送り出すことができます。
手札に超エネルギーを持っておく必要があるため、手札に超エネルギーを持ってくるカードがあると相性が良いです。

バッフロン(ロストヘッド)

逃げエネ2というのがネックですが、3エネで使える技ロストヘッドは50ダメージを与えながら相手のバトルポケモンのエネルギーを1枚ロストゾーンに置くことができます。現環境ではエネルギーに余裕のないデッキが多いので、2,3枚ロストできれば相手の行動を大きく制限することができるでしょう。
あと、4エネで120ダメージを与えることもできます。
HPが130と高いところも嬉しいところです。
カーリーウォールとゴージャスマントで実質HP290になります。

バッフロン(カーリーウォール)

自分の場にバッフロンを2体用意することで、特性により、無色タイプのたねポケモンが受けるワザのダメージを「-60」することができます。これにより、ロストヘッドのバッフロンのHPが実質190になります。また、ガチグマアカツキexのHPが実質320になります。

ガチグマアカツキex

逃げエネ3、かつ、ワザを連続で使えないのがというのがネックですが、終盤はエネ0~1枚で240打点を出すことができます。ネイティオでエネルギー加速をすることで、中盤から技を出すことができます。
カーリーウォールと勇気のおまもりで実質HP370になります。

ミミッキュ

現環境に刺さりやすいカード。ダメカンを7個乗せることができるので、進化前のたねポケモンならワンパンできる火力がでます。ワンパンできない相手に対して、いったんHPを減らしておくのにも使えます。

ラブトロス

3エネで200打点を目指せるアタッカー。自分の場に、相手の場のポケモンと同じタイプのポケモンがいるなら200打点を出せます。超タイプ以外には、無色タイプか、マナフィの水タイプで条件を満たしに行くことになります。
HPは120と低めです。

スイレンのお世話

トラッシュからルールを持たないポケモンと基本エネルギーを合計3枚まで手札に戻すことができます。ポケモンを使いまわしながら、アカシックセンスのためのエネルギーも同時に回収し、エネルギーを付け直すことができます

ボタン

カーリーウォール、勇気のおまもりやゴージャスマントで耐久力を高めたポケモンで相手の攻撃を耐え、そのダメージをなかったことにできます。さらに、ネイティオのアカシックセンスによりエネルギーをすぐに付け直すことができます。
また、ワザが使えなくなったガチグマアカツキexを手札に戻して出し直すことで再度ワザが使えるようにすることもできます。
バッフロンやガチグマアカツキexのような逃げにくいポケモンでスタートしてしまった場合に、ボタンで回収することも可能です。
ほかには、負け筋を消すためにロトムVを回収する動きもできます。

その他採用カード

マナフィ

ネイティオによるエネルギー加速がとても重要なので、ベンチのネイティ、ネイティオなどを守る必要があります。

シャリタツ

スイレンのお世話やボタンを必要なタイミングで引いていることがとても重要なので、そのサポートをします。緊急ボードはなるべくシャリタツにつけたいです。

緊急ボード

ネイティオはベンチのポケモンにしかエネルギー加速できないにもかかわらず、逃げ0のポケモンを採用していないので、緊急ボードを2枚入れています。

勇気のおまもり、ゴージャスマント

バッフロン、ガチグマアカツキex、ミミッキュなどの耐久を高めるのに役立ちます。たまにラブトロスにもつけます。

大地の器

アカシックセンスのためには手札に基本超エネルギーが必要なので、このカードは必須です。

採用検討カード

改造ハンマーあたりとの入れ替えになりそうです。

スタジアム

災いの雪山やジャミングタワーなど、相性の悪いスタジアムが存在するので、スタジアムを上書きできるようにあと1枚くらいスタジアムを入れたいです。

ゼロの大空洞+テラスタルポケモン

ベンチの枠がカツカツなデッキなので、ゼロの大空洞と組み合わせることも検討しましたが、さすがにデッキの枠がなさそうです。

ハイパーボール、スーパーエネルギー回収

能動的に不要なカードをトラッシュして残りの山を強くできるカードが少ないので、このあたりのカードも検討したいです。

ヒーローマント、アンフェアスタンプ、プライムキャッチャー

わざましんエボリューションを2枚採用にしてエーススペック枠をハイパーアロマ以外にするのもありかもしれません。

カビゴン(へいきなしぼう)

ラブトロスでタイプを揃えられない場合でも180打点を出すことができるので採用を検討してもよさそうです。ラブトロスと違いカーリーウォールの恩恵も受けることができ、その場合は実質HP210にもなります。
一方で、寝たままターンが戻ってきた場合やカビゴンでスタートしてしまった場合に、ボタンを消費して回収しなければならないのがネックです。ラブトロスなら逃げエネ1ですみます。

プレイスタイル

序盤: まずは最速で2体以上のネイティオを立てることが重要です。ポフィンの対象はネイティが最優先ですが、状況によってはシャリタツやミミッキュ、マナフィを優先した方が良い局面もあります。
ベンチの枠がカツカツなデッキなので、中盤終盤で何を出すかをイメージしながらベンチにポケモンを出していきます。
序盤の動きがスムーズにいけそうなら、ロトムVは出さずに展開していきます。反対に、手札がいまいちなら、ロトムVで展開の遅れを防ぎます。

中盤: 相手に応じて呼び出すポケモンを選択しながら戦っていきます。手札にサポートをため込みすぎると相手のナンジャモに弱くなるので、手札もなるべくコントロールするよう意識します。

理想盤面の例。1枠は自由枠で、ネイティオ3体目を立てたりマナフィ置いたり。


ガチグマアカツキexで耐久しながら殴る例。ボタンでの回収が前提。

終盤: 基本的には、ガチグマアカツキexもうまく使いながらサイドを取り切ります。相手のエネを枯らしきっていて、相手のかがやくリザードンやガチグマアカツキexで負けがありそうな状況なら、LOを狙いに行くこともあります。


デッキの強みと弱み

強み

  • エネがカツカツのデッキが多く、エネのロストが刺さりやすい環境です。

  • ミミッキュが刺さりやすい環境です。

  • 珍しいデッキタイプなので、相手がプレミしてくれる可能性があります。

  • 手札からポケモンを出してすぐに育てることができるので、相手の読みを外すことができます。

弱み

  • 2体以上同時に倒せるポケモンがいません。

  • サイドレースを先行した場合、呼び出し札が少ないです。

  • ネイティオを2体以上立てないとメインシステムがワークせず、序盤の安定性に欠けます。

  • ジャミングタワー、ロストシティが刺さります。

  • 後半のナンジャモに弱いです。


以上がネイティオバレットデッキの紹介です。ジムバトルにほぼ同じ構築で3回出場して、2回が2勝2敗、1回が2勝1敗でした。面白いデッキだと思いましたら、遊んでみていただければ幸いです。
また、疑問点や改善点などありましたらぜひコメントで教えていただけますと幸いです。

最後に

盤面の画像作成には下記を使わせていただきました。

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