Panasonic Panthersがくれたもの
『スポーツがくれたもの』
私の場合は、
夢
が答えとなる。
私の人生を振り返ってみると
『好きだから、コレがしたい』
『こんな事を成し遂げたいから、コレがしたい』
という明確にやりたいと言えるものがなかった。
学生時代は
ただ、ただ、上位校の合格を目指す
というためだけに勉強をしていたし、
就職活動では
大学の専攻を考えると馴染みのある職種
何となく楽しいことをやっていそうな会社
という感覚で内定をもらった会社に就職した。
そこに 『夢』 はなかった。
社会人になって、仕事をこなすだけの日々に転機が訪れたのは
Panasonic Panthers との出会いだった。
Panasonic Panthers は
V.LEAGUE DIVISION 1 に所属するバレーボールチームで
リーグ優勝7回、多くの全日本代表選手を擁するスターチームだ。
シーズン中はバレー中心の生活になると言っても過言ではないくらい、
バレーボールというスポーツに魅了されていった。
バレーに触れたこともない私が、なぜ、こんなにも魅了されるのか。
この問いに対する解は明快である。
相手をリードする場面でも、劣勢の場面でも、
選手たちが心の底からバレーを楽しんでいる
それが観ている側に伝わってくるからだ。
では、私の場合はどうだろう。
楽しいと思いながら今の仕事に取り組めているだろうか。
私が仕事をする姿は周りから見て楽しそうだろうか。
今の仕事の楽しさを伝えられるだろうか。
残念ながら、答えは『否』である。
そもそも夢があった訳でも、
やりたくて選んだ仕事という訳でもないのだから当然だ。
では、今の収入や安定を捨ててでもやりたいこと=夢は何か。
この問いに対する私の答えは
スポーツを通して、夢や元気を“与える”側になりたい
これが私の答えだった。
スポーツがくれた私の初めての夢だ。
この挑戦には、たくさんの努力と運が必要になるだろう。
険しい道で、後ろ向きな気持ちになってしまう時もあるかもしれない。
そんな時、Panthersの選手たちが教えてくれたことを思い出したい。
どんな時も心の底から楽しむことが大事
だということを。
初めてできた夢に挑戦する決意表明として、この投稿をしようと思う。
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