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宇宙最速 【DOC】アンリミAF考察

既存デッキの短所である受動的なプレイが大幅に改善され、再びtierGODへと返り咲いたアンリミAFネメシス 。(未来予知)

そんなtierGODのアンリミAFネメシスを考察していく。

最近では、超越ウィッチやロキサスエルフなど盤面にフォロワーを置かないデッキの台頭により、若干ではあるが立ち位置が良くなかった。

ユアンの追加も大きいが、それ以上にイザベルの影響が大きかったといえる。

対超越では序盤の横並べ、次のターンにシオンで一気に畳み掛けるアグロプランが有効であったが、それが阻止されるとレディアントやユアンで攻めなければならなかった。

しかし、盤面には当て先が無くどうすることもできない。

そこに一筋の希望が舞い込んできた。

アーティファクトインパルスジェネシスアーティファクトである。


構築

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環境前なので構築欄には載せていないが、DOCで追加されるアーティファクトインパルス3枚ジェネシスアーティファクト2枚が採用されている。

構築についてはまだ開発段階なので枚数に関して微調整が入るが、採用カードについてはほぼ固定。

個人的にはアーティファクトコールが再評価されたくらい。とにかく枠がないのが残念。

既存のデッキと異なる点が幾つも見られるが順を追って解説していく。

まず、このデッキの最終目標はアーティファクト6種破壊を最速で達成すること。

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6種破壊達成でアーティファクトインパルスをプレイすると相手リーダーに6点与えることができる。

また、ジェネシスアーティファクトのファンファーレ効果でキャノンアーティファクト2枚入手出来るのも非常に強力。

何故、アーティファクトインパルスに拘るのかというと盤面に当て先を作らない対面に有効であるから。

また、自身の盤面にフォロワーを置かず(実際はエンシェントが出るが体力1の為実質0とする)に能動的に攻めることができるから。

そこで6種破壊達成する為のアーティファクト生成カードが必要になってくる。

今までのアーティファクトだとオートメーションのアナライズ、エンシェント、ミスティック、レディアントの4種類。

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アーティファクトの同調のトレース、スピネアクセラレート、ララミア、パラダイムシフトの3種類。

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現実的にはアナライズ、エンシェント、スピネのアーティファクト、ララミア、ミスティック、トレース、レディアントの7種類が限界である。

更に3コスト以下に絞ると6種類。そうなると、アーティファクトの同調でトレースをチョイスする必要がある。

また、オートメーションでミスティックをチョイスすることを考えると、AF6種種類破壊達成の難易度は高いといえる。

そこでこのデッキの鍵となるのが新しく追加されたジェネシスアーティファクトである。

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自身がアーティファクトである為、スピネのアーティファクトを自分のターン中に破壊すれば確定でジェネシスアーティファクトをサーチすることができ、進化でガードアーティファクトとディフェンスアーティファクトを出し一気にAF3種類を稼ぐことができる。

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残りはアナライズ、エンシェント、スピネのアーティファクトでAF6種類破壊が達成する。

先ほど載せた構築を見た通り、オートメーションが1枚までに減らしてある。

これは、メカニカルガンナー等のAFサーチが採用されていないのと、オートメーションに依存せずにAF6種類破壊ができるからである。

アナライズはアーティファクトの同調、エンシェントはアーティファクトインパルスで代用できるので、そもそもオートメーションを必要としないデッキなのである。

ユアンの登場によりレディアントOTK依存しなくなった前期からオートメーション不要論は少しだけ提唱していたが、DOCではまさしくそう。

アーティファクトを埋める行為を最小限に留め、手札事故を無くし再現性を求めた結果である。

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特に注目すべきカードとしてミリアムを紹介したい。

このデッキの唯一の弱点として、ミラーマッチに於けるジェネシスアーティファクト進化時の総スタッツである。

進化時には 4/7 1/3 3/1 合計で体力11と無限の当て先となり、返しのターンに相手の6種破壊達成しつつアーティファクトインパルスでゲーム終了になる可能性が高い。

そこでミリアムで4/7を破壊し当て先を消すことで、それをケア出来るということ。

また、パラダイムシフトを加えAF6種破壊と相性も良く、カードアーティファクトとデュフェンスアーティファクトが破壊されれば5コストまで下げることができる。

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キャノンアーティファクトについて。

このカードはナーフ候補筆頭である。

間違いなくローテーションでも猛威を奮うであろう。

具体的にどの位壊れているのかというと、加速装置を設置しアーティファクトで盤面を処理しながら盤面に2つアーティファクトがある状態でキャノンアーティファクトを2枚プレイすると、ファンファーレ効果「自分の場のアーティファクトカードの数と同じだけリーダーに与える」で3点+4点+本体疾走2点×2の11点。レディアントと比較してコストが低いので相手の虚数を破壊しながらシオンを複数枚プレイし、アーティファクトインパルスも合わせてプレイできると考えると如何に壊れているかがわかる。

レディアントは過去の遺物となってしまったのだ。


プレイング

対面は主に超越とAFミラーマッチ想定で考察する。

初めに話した通り、今までは盤面にフォロワーを置かない空中戦を得意とするデッキに対して相性が良くなかった。

序盤の解放2枚でアグロを仕掛けて早期決着を狙う事も稀に存在するが、プレイングに依存しないので除外して考える。

まず、大まかに序盤は自分のやりたい事(AF6種破壊)を目指してプレイし、中盤以降は相手の出方によってプランを組み立てていく。

今までの構築と同様、スピネアクセラレートやアーティファクトの同調でアナライズをプレイしていく。その際、自分のターンにスピネのアーティファクトを破壊してジェネシスアーティファクトを1枚確保したい。

余裕が有れば、アーティファクトの同調でトレースもしくはアーティファクトインパルスでエンシェントを出してAF3種類破壊する。

全体面に言えることだが、レディアントOTKをする必要が無くなったのでリーサルターンまでに解放を温存せずに序盤から躊躇わずにプレイできる。

そして、4〜5ターン目にジェネシスアーティファクト進化をする。その際、解放も合わせて使うのがベスト。

例えば、後攻4ターン目に解放量産アナライズ、ジェネシスアーティファクト進化、シオンバフで強力な盤面を作ることができる。対超越に有効である。

ミラーマッチでは余ったコストでミリアムでジェネシスアーティファクトを破壊して虚数設置をしたい。

AF6種類破壊したら、ジェネシスアーティファクトのファンファーレ効果でキャノンアーティファクト2枚を入手しリーサルプランを練る。

例えば、6ターン目AFが6種類破壊済みで加速装置が設置してある状態なら、ジェネシスアーティファクト、1コスアーティファクト、キャノンアーティファクト×2、アクセラレートシオン+進化で17点与えることができる。

序盤に盤面から3点出せば良いと考えれば既存のデッキに比べてハードルが低いことがわかる。しかも、リーサルターンに解放をプレイしなくても良い安心設計となっている。

対面は、当て先のケアとキャノンアーティファクト、アーティファクトインパルスのケアを同時にしなければならない。これが新時代AFネメシスの強さである。


キャノンOTK(インパルスOTK)

時代はレディアントOTKからキャノンOTKへと変化した。

キャノンOTKとは言ってもレディアントOTKの様な単純なものではなくキャノンアーティファクトが絡むOTKといったもの。

複数パターン存在するのでテンプレート化して覚えておいて欲しい。

特に重要なのがAFミラーにおけるキャノンOTKである。

対面が後攻4ターン目にジェネシスアーティファクトを進化置きした場合、返しの先攻5ターン目にキャノンOTKをする例を紹介する。

まず序盤にスピネのアーティファクトをプレイして、何らかの方法で自壊してジェネシスアーティファクトをサーチする。その後、スキャンでスピネのアーティファクトを回収してOTKの準備をしておく。

手札には加速、解放、ジェネシスアーティファクト、スピネのアーティファクト、ミリアムを持っているとする。

対面が後攻4ターン目にジェネシスアーティファクトを進化。

先攻5ターン目、加速解放スピネのアーティファクトからジェネシスアーティファクトを進化。この時点で自分の盤面にはアーティファクトが4つと加速装置がある。

スピネのアーティファクトはまだ盤面には触らず、アクセラレートミリアムでジェネシスアーティファクトを自壊。その後、スピネのアーティファクトとディフェンスアーティファクトを1/3に当てて、ガードアーティファクトを相手の3/1に当てる。

現在PPの残りは3、パラダイムシフトのコストは4、AF破壊種類は4、相手の盤面は4/7のジェネシスアーティファクトのみ。

この間に解放効果で4ドロー+スピネのアーティファクトのラスワ効果で2枚目のジェネシスアーティファクトを引いた状態である。

そこで4ドローの間にアーティファクトの同調とスキャンを引いたとする。

アーティファクトの同調でアナライズをチョイスし、4/7に当ててパラダイムのコストを3に下げる。この時PPの残りは3、AF破壊種類は5。

パラダイムシフトでブリッツアーティファクトをチョイスし4/5に当てて、残りPP1でAF6種類破壊達成。

スキャンで0コストアーティファクト2枚を回収。ここのアーティファクトの種類はどれでも良い。ここでは、アナライズとガードアーティファクトを回収したとする。

回収した0コスト2枚を4/5に当ててお互いの盤面を空にする。この時の残りPPは4、手札にはジェネシスアーティファクト、アーティファクトインパルス、シオンがあるとする。

ジェネシスアーティファクトをプレイして、キャノンアーティファクト2枚を回収し、アーティファクトインパルスをプレイ。残りPPは1、相手リーダーの体力は12。そして、キャノンアーティファクト2枚をプレイしてアクセラレートシオンでファンファーレ効果3点+4点と疾走4点×2で15点リーサルとなる。

加速解放→ジェネシスアーティファクト→アーティファクトインパルス→キャノン×2→アクセラレートシオンで21点(6PP)

これに、加速先置きや量産があると5ターン目に当て先がなくてもキャノンOTKができる。(量産ではなく当て先が1つでも可能)

おまけで別のOTKパターンも紹介する。

解放→ユアン進化→アーティファクトインパルス×2→ユアンで20点(6PP)



最後に

アーティファクトインパルス、ジェネシスアーティファクト、ローテーション専用に見せかけたカードだと思った方も多いでしょう。

この記事を読んで熱い手のひら返ししてくれたら嬉しいです。

今後アンリミAFの記事も増えると思いますが、環境前に書けてしまったからね。つまりそういうこと(笑)

記事を書いた本人はアンリミはやらずにRAGEに向けてローテAF開発に勤しみたいと思います。


それでは。

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