韓国とローステークスのライブキャッシュ【byウサギ】
はじめに
こんにちはウサギです。2014年、2015年、2018年、2019年にそれぞれ韓国のウォーカーヒルでライブキャッシュを打ってきました。その中で僕が感じたこと、攻略要素として重要なポイントを記事にまとめてみたいと思います。
最初にハンドをひとつ載せます。皆さんはこのプレイについてどう思いますか?
詳しくはこの記事の後半部分で書きますが、僕は実はちょっと後悔しているハンドです。
第一章 2014年11月 初めてのライブで困惑
僕が初めてカジノでライブキャッシュをプレイしたときのことです。まだLillianはポーカーを始めておらず、僕は1人で韓国に3泊4日の旅行に行きました。出国前には日本でPokerStarsの9maxリングゲームをプレイし、レンジ表も暗記するなど準備を重ねました。(いま思えば完全に無駄な努力でした)
当時のウォーカーヒルで立っていたのは$1-2のテーブルだけでした。バイイン金額の上限がなく、500bb以上をテーブルに載せているプレイヤーも多くいました。僕はそれまでずっとオンラインでポーカーをやってきたので、非常に困惑したのを覚えています。このような状況では準備してきたレンジ表も、そのまま適用するのは得策ではありません。
初めてのライブキャッシュに少しずつ適応していき、なんとか50bb程度の勝ちで帰国することができました。
第二章 2015年6月、10月 気合太郎たちの戦い
2015年に再び韓国を訪れると雰囲気がずいぶん変わっていて、単純にギャンブルしたくて座っているようなプレイヤーが目立ちました。具体的には$1-2なのに1,000万ウォン(5,000bb)をテーブルに置いていたり、毎回50bbのブラインドベットをしたり、アクションが来るたびに絶対ベットしたり、もはや漢気勝負というか別のゲームの雰囲気でした。
自分がハンドに参加していないときに横から見ていると盛り上がっていて楽しかったですが、こちらがまともにプレイしていても猛烈な分散を覚悟する必要があり、実際マネープレッシャーに押しつぶされて散ってしまう日本人の若者も何人か見ました。僕は500bbバイインで打っていましたが、のらりくらりとプレイして、わずかな金額ながら今回も勝ちで終わりました。
第三章 2018年10月 中国4兄弟との死闘
今回訪れたタイミングはちょうど中国の連休である国慶節の間であり、観光客が多くにぎわっていました。テーブルも$1-2だけではなく$2-5以上も数卓立っていました。$1-2はバイイン額の上限が500bbまでになっていましたが、$2-5はバイイン額に上限なしでした。気合太郎たちはテーブルの上に大量のチップを積み上げるのが大好きで、当然ながら$2-5をプレイしていました。
僕も$2-5をプレイしましたが、連日のように中国人4人のグループと同卓することになりました。彼らはゲームの途中でいきなり休憩を取ってバカラをプレイしに行ったり、テーブルでもずっと中国語で会話してディーラーに注意されたり、ちょっと行儀が悪い感じでしたが、大量のスタックを積んで気合の入ったプレイをしていました。彼らとの戦いは、まさに死闘でした。
最終的に僕はこの旅行で勝利をおさめることができましたが、かなり幸運だったと思います。
第四章 2019年11月 雰囲気の変化
直近で韓国に行ったのは2019年11月です。ステークスやバイインにかなり大きな変更があり、雰囲気もまた変わっていました。
・$1-2がなくなり$1-3になり、バイイン制限が$500になった。
・僕の滞在中は週末の夜も$2-5以上のテーブルは立っていなかった。
巨大なスタックを積んでプレイすることができなくなり、ブラインドベットでお金をまき散らす派手なプレイヤーもいなくなりました。(ウォーカーヒルでもやっとポーカーが始まったなと思いました。笑)
僕は50時間プレイして+900bbでした。相手がルースパッシブなので、僕にとっては一番プレイしやすかったように感じます。
さて、ここからは現在の韓国の状況を含め大半のローステークスのライブキャッシュに共通している特徴を踏まえて、最大限にエクスプロイトを意識したプレイについてポイントをまとめたいと思います。
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