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ダウンスイングへの心構え【byウサギ】
はじめに
僕はこの1年間で25NL zoom(25NLz)を約20万ハンドプレイしました。
その成績は+5.6bb/100hです。
間違いなく勝ち組だといえる成績だと思います。当然グラフはきれいな右肩上がり…と思いきや、そうならないのがポーカーの分散です。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/11187363/picture_pc_ed284f9d5a7173b45441f619dc3a3cbf.jpeg)
このグラフを見るとスタートは好調です。
4万ハンドをすぎたあたりでやや停滞しています。
6万ハンドあたりでやや持ち直したかに見えるも、そこからなんと11万ハンド地点までマイナスが続きます。約2ヶ月で2500bbを失いました。
分散の大きさを自覚していなかったら、ここで心が折れてしまってプレイをやめてしまったり、ステークスを下げたり、自分のプレイスタイルも変えてしまったかもしれません。
でも、僕はこんなことはよくあることだと思って同じようにプレイを続け、その結果として後半はひたすらに勝ちセッションが続きました。
長期間のダウンスイングは、ポーカーをプレイしている人ならだれでも遭遇することがあります。長期で成績を残しているプレイヤーでも、短期的には必ずダウンスイングがあります。
今回と同じ大きさの5万ハンドにも及ぶダウンスイングを、ステークスを上げた直後に経験したら、自分は実力不足なんだと思ってしまうプレイヤーが多いでしょう。
しかし5万ハンドは実力を判断するにはまだ十分に長期ではありません。人間の感覚以上に分散の影響は大きいです。十分に戦えている実感があるのであれば、苦手意識を持たず、挑み続ける価値があると思います。
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