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靴の片付けの感想から、書き出すことの効果まで。

今、とある片付けサービスに参加?利用?しています。
LINEでスタッフの方とやり取りして、基本的に自力で家の片付けを進めていく、というサービスです。2週目に入って、「なるほど、こういうことか…?」と、このサービスの真髄が分かり始めた気がしているので、記録しておきます。

1週目は冷蔵庫の片付けから始まり、2週目が、「靴の片付け」。
片付けの手順は共通していて、まずは「書き出す」ところから。
冷蔵庫のときは、「冷蔵庫に関して不満に思っていることや、こうだったらいいなと思っていることを全部書き出す」。
靴の場合は、「自分が靴に関して大事にしている価値観を、価値観リストをみてチェックを付けて、それを眺めて、『ひとまとめでいうなら、私は靴に対してこういうことを大事にしている』というのを、書き出す」。

私は、おしゃれさんではないので、靴含めファッションにそこまでこだわりがないのと、足の幅やサイズに適合する靴が少ないので、「足に合って、痛くない」というのが一番靴に対して求める事項です。「この靴、足に合ってる!」と感激したら、同じ型で色違いでそろえる、という行動をします。
ひとまとめの価値観で言うと、「足に合う靴を色違いで数足持ちたい。そこまでデザインに違和感がなくて、そこまで高くなければなお良し。」ってことになりました。

次にやることとしては、「持っている靴を全て書き出しましょう」となります。ほんとに、書き出してみました。
そしたら…。
私、靴にこだわりそんなにないし、あまり持ってないと思ってたのですが、なんと数十足も持ってました!
このギャップがすごい。
なんとなく毎日靴箱を見ているはずなのに、実際に書き出して、数を数えると、ギャップがすごい。

そこから先は、選定作業。といっても、まだ実際に手を動かして靴を捨てる、というわけではありません。
「これから2~3年後までを想定して、自分の価値観に合う靴」に赤丸を付ける。そして、「ここ1年以内に履いた靴」に別な色で印を付ける。両方の印が付いた靴は、残す靴。他の靴は、自分の優先順位や靴箱のスペースに応じて、考える。

ここで、色々悩むことになります。ランニングシューズ…。実際、走れる日は来るのか?軽く10年近く、この靴履いてないけど…。
結婚式用のきゃしゃなパンプス。お呼ばれなんて久しくないから、これも数年履かないまま、ずっとある。それに、履くと足がすぐ痛くなるんだよなあ…。
「使いたくなったときに買い直すのがメンドイだろう」「高かった」これらが、私が捨てられない2大要因のようです。

だいぶ、捨てる方向には傾いていますが、少し熟成させることにして、次は、子供の靴のリストアップに取り掛かっています(今ココ)。

この片付けサービスの特徴の一つが、まずは考えたり、書き出したり、そして、「配置図」を描く所までやって、そこから初めて実際に手を動かして物を移動させたり捨てたり、ということを配置図に従ってやりましょう、という手順を徹底しているところです。
考えるのと手を動かす作業をごっちゃにすると、枝葉のところに熱中してしまったりして大筋を見失ってしまうので、まずは「配置図」まで目に見える形に書き出してから、というのが大事、と言われました。
配置図って何??って感じですが、冷蔵庫の場合は、「冷蔵庫のひらき」みたいな図を描いて、「牛乳」とか「パン」とか、置き場を配置していく感じです。靴箱の場合は、そのまま靴箱を正面から見た絵を描いて、「パンプス」「ブーツ」「子供のスニーカー」とか、配置していくのかな。

なので、子供の靴のリストアップと選定をやってから、自分の靴の最終選定に戻って、そのあと、配置図を描こうかな、と思ってます。

このお片付けを始めて、「片付けが楽しい」という人の気持ちが、ほんのちょっとだけ、ほんのりと、分かってきたような気がします。
あとは、「書き出す」ってことの効果ですね。
前にも似たようなこと書いた気もしますが、「頭の中で思っている」ことと、「実際に手を動かして書き出す」ことって、本当に全然違うんだなと。頭の中で把握しているつもりでいても、実際は全然見えていないんだなと。
それに、書き出しているうちに、自分で解決策を思いついたり、「これは要らないな」と自然に思えたり、してくるんですよね。これもすごいことです。冷蔵庫のときも、「あ、いつも卵のケースが落ちてくるのがストレスなら、もっと低い段に置けばいいじゃないか」とか、「子供にいちいち牛乳とってあげるのがメンドクサイなら、子供が届くところに置こうか」とか、色々アイデアが浮かびました。靴に関しても、「こんなに数があるから、パッと探せないし、入れづらいんだな。やっぱ減らそう」とか、「子供たちに『脱いだ靴を靴箱に戻して』って口酸っぱく言ってるけど、ごちゃごちゃして戻しづらいから実行できないんだな。もっとスッキリさせて、場所も子供が戻しやすいところにしよう。」とか、色々思うところがありました。

ほんとに不思議。
この不思議な、「書き出す」っていう強力な自己解決手段と、「いったん完成形(配置図)を目に見える形で描く」っていう見える化効果と、「考える段階と手を動かす段階を分ける」という手順と、スタッフさんによる伴走。これが、このサービスの真髄なのかな。そう思ってます。

ま…。まだ、冷蔵庫と靴箱という、比較的機能がシンプルな場所の片付けなので、こんな余裕ぶっこいたことを言ってられますけど、恐れているのは、リビングです…。
我が家のリビング。
手ごわいリビング。
これが、なんとかなるのだろうか。わあ~、こわい。
こうご期待です…。



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