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「ちゃんと泣ける子に育てよう」を読んで

やっぱり、予想通り、キツイ本でした。
でも何だろうなあ、今の我が家の状況は、まだまだ「良い子を求める危機」が完全に去ったわけではないから、その面での親としての反省もチクチク感じましたけど、どっちかっていうと、子供としての自分がチクチクを感じましたね。

親の親の世代って、私たちの世代からは考えられないような、過酷な体験をしているし、親の世代も、まだまだ「心のケア」とか「個人の尊重」とかそういう概念が無い時代を必死に生きてきた。
で、親は一生けん命だったと思うけど、やっぱり私は「泣けない子」だった。泣くのは、本当に心が壊れそうなときに、サインとして出る涙くらい。

まあでもね。大人になったら、泣けるようになりました。
「年取って、涙もろくなったな」と思ってたけど、「大人になって、自分で自分の安全を確保できるようになったから、安心して泣けるようになった」っていうのもあるのかな。

ああ。
うちの子たちも、そうだな、一番上の子は、この本でいう、「生きる力が強い子」「迷惑をかける力がある子」だから、良い?として、真ん中、一番下の子も、やっぱ気をつけてあげないとな。
そのために、親の私たちも、自分の感情に素直に向き合う習慣を維持していこう。それで、それを子供におぶさるんじゃなくて、大人だから、大人の手段で解消していこう。

夫にも、読んでもらいたいな…。

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