タイプあれこれ:草ポケモン編
草ポケモンデッキを組む際、最低限留意しておく必要があることをまとめておきます。
※気がついたことがあれば追記していきます。
・デッキの傾向について
草ポケモンは種類が豊富であるため、構築次第では対戦相手に戦略が読まれにくいです。また、優秀なたねポケモンや補助役も多く、メガニウムやストライクの速効、ワタッコやスピアー・わるマタ・わるゴル等の低コスト、フシギバナを使った高火力耐久、エリカのウツボットやトランセル、ナツメのモルフォン等優秀な補助も揃っています。
共通することは2進化ポケモンが多いため、盤面を揃えるのが大変であること、進化ラインを増やすため、エネルギーが少なめであるため、耐久型のエネ破壊等に弱いことがあげられます。
炎ポケモンに極端に弱かったり、特殊能力持ちが多いため、ベトベトンやピチュー1枚で壊滅する危険も高いです
・有利な相手について
一部の水・格闘に有利です。
オーダイル・ドンファン・ギャラドス等にかなり強く、闘抵抗持ちのカードも多いため、弱点をつけなくても格闘に有利なカードが多いです。
・不利な相手について
超・炎ポケモンが全体的に弱点となっております。
また、鋼ポケモンも抵抗持ちの関係上、苦手です。
スイカさんのブログで「先手炎20ダメージ」を警戒する記述がよくありますが、おそらくこの記述はヒトカゲ・ヒノアラシ(ひをふく表)によるリザバクのことを指します。カツウィン・おたけびエンテイ・エネエネウィンディ等は1ターン目から20ダメージを飛ばしてくことはほぼなく、タケシのロコンは20ダメージより「みつめる」が主軸傾向、イントロブーバー・ポニータ(拡張)・カツラのヒトカゲ(ファイヤーテール)等は採用率が低いです。
毒を飛ばすズバットのナツメのケーシィエネループワンパンや炎側もヒトカゲスタートあわあわorスターブーメランワンパン等も普通にありえるため、HP40に過敏になるより、ワンパンを防ぐためにたねポケモンの数を見直したほうがよいです。
ベロリンガ・ラッキーを筆頭に高耐久時間稼ぎやヤンヤンマ・グライガー等にげ0低燃費カードもあるため、HP40でも役割があるなら採用したほうが戦略の幅が広がります。
最近はリザバクの遭遇率も下がっているので「リザバク・カツウィンやエンテイファイヤー相手でも倒せる」方針にしましょう。
■リザバク・カツウィンやエンテイファイヤー相手でも倒せるには?
まず大前提ですがリザバク・カツウィンやエンテイファイヤーは草に限らずどのデッキでもだいたいワンパンされるのでキツイです。
なので、戦略なしで安易にグリーンシールドを貼ってもどうせワンパンされる可能性が高いです。つまりワンパンされてもワンパン仕返す立て直し速度を考えたほうがいいです。
例えばメガバナでも「フシギバナかメガニウムがワンパンされてももう1体常に生きている状況を作る」「リムーブやレインボーエネルギーとバリヤードを入れる」「R団のストライクやベイビィ、混乱要員を入れる」と対策は様々です。
また、グリーンシールドはズバット等の超弱点も消せる点や、レインボーエネルギーもフシギバナは動かせること等も考慮していくと、幅広く対策は生まれると思います。
鋼ポケモンについてもハガネール・レアコイル等耐久デッキが多いですが、その分決定打が少ないため、抵抗力低下ジムやリムーブ・毒混乱等、戦える要素は多いと思います。
・その他、デッキ作りの注意すべき点
1.進化ラインを詰めすぎない。
草ポケモンデッキは事故が多いです。
わるラフやプテラで立てることもできなかったり、ベトベトンで進化させる意味がなくなることもあります。そのため、事故時でも戦えるたねポケモンを必ず入れましょう。
2.構築時、エネルギーを少なくしすぎない。
オーキド等で想定以上にトラッシュすることが多いです。エネ8枚以下のデッキはリカバリーできずに大敗することが多々あります。また、メガニウム・フシギバナ等のデッキもまきベト+リムーブやカスミのゴルダック等、思わぬ動きでエネルギー切れになることがあります。
エネルギーを削る前に、進化ラインを見直して「理想の盤面作り」のハードルを下げたほうがよいです。
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