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お金とは何か?本質を考えると色々なことが見えてくる

おはようございます!
厨二病の経営者:ねこみかんです!

精神年齢中2ですが10年くらい経営できているので会社なんてそんなモノです。

さて今回のnoteはそもそものお金について、こいつは一体何なのか?
と言うところを書いてみたいと思います!

思想的なところから、お金の価値や役割、機能面についてザクっとまとめたので目次から見たいところに飛んでみてください。

お金とは人生において選択肢を増やせる道具


思想的なところでお金とは何か?と問われたらタイトル通り▲こんな感じで捉えてると答えますかね。

やはり現代の人間が普通に生活していくうえで、あらゆるところで「お金」と言うものが必要になりますからね!そして、このお金が無いと「選べない」と言う状態が多く発生してしまうのです。

駅近・スーパー近の便利なところに住もうとすると、駅まで遠いところよりも多くのお金が必要だったり、長距離を移動する時に早い飛行機を選択するには遅い夜行バスとかよりも多くのお金が必要だったりしますよね。

駅から遠い方が静かで良いって人もいるし、のんびり移動したいんだよって人もいるとは思いますが、選択肢を自由に選べる上であえて選ぶのと、それを選ぶしかないという状態は全然違うって話です。

こんな感じで、お金があるとより自由にさまざまな選択ができるようになるので、お金とは選択肢を増やせる道具とみているわけです。

普段の買い物とかなら別に選択肢増やさんでも、そんなに影響ないと思いますが、これが教育だったり進路・将来の夢とかの選択肢が狭まっちゃったりするのが、世知辛いですが事実だったりもするので...

道具といえど、人生に大きな影響を与えるものであると思います。
だから多くの人が「お金」について悩んでしまうわけでもありますよね。

道具は使わないと意味がない。お金そのものには価値がない。


上に書いたようにお金は選択肢を増やせる便利な道具です。便利すぎるくらいなので、ついつい無くなることへの不安から貯め込んだりしてしまうのですが、道具は使ってこそその役割を果たすものです。

諭吉さんも、これ自体に価値はなく、複雑な印刷がされている紙ですからね。原材料的な価値としてはお札1つで20円程度と言われていますし、使うことで初めてその10000円という価格が設定されているものと交換できるわけです。

諭吉さんをたくさん集めると不安がなくなり・幸せになると思ってしまいがちですが、そういうわけではないようです。昔の雑誌にあった怪しい広告のような札束のお風呂。全くやりたくないといえば嘘になりますが幸せとは程遠いですよね...

(すごくどうでもいい話ですが「札束風呂」ってwikiにあるんですね)

ただただ集めるだけでなく、それをうまく使わなければならず、さらに普通の人は無限にお金を集められるわけではないので【使いどころ】はよく考えなければなりません。

人間「慣れ」るので、もっと良いものを・もっといい暮らしを・もっと美味いものをってな感じで欲望は無限に広がっていくのですが、お金は基本有限ですからね。この欲望に任せて使いまくってしまえば一瞬でお金はなくなってしまいます。

ですので、ボクの他のnoteでも言ってることですが、お金を何に使ったら幸せになれそうか・自分は人生で何をしたくてそれにはどれくらいお金がかかりそうか。

みたいなところはしっかりと考えておきましょう。
そのある種の目標的なところに使うことで、より有意義にお金を使えるはずです。

とはいえ、貯金が趣味とかを否定しているわけではないですよ。ボクも割と500円玉貯金とかやってた派なので笑

ただ、お金そのものに価値はほとんどないので不安や優越感?みたいなものに任せて際限なく貯金するのではなく、自分自身どのくらい貯金すれば満足なのか?なんのために貯金しているのか?みたいなところを言葉や数値に置き換えておくと良いですね!

使わないと全体が不幸になるのではという説も

お金は社会を流れる血液みたいな役割もになっているので、みんながみんな使わずに貯め込んでしまうと、流れが悪くなりその機能を十分に果たせなくなってしまいます。

誰かの支出が誰かの収入

これは経済の原理原則的なところだと思います。
お金のこととなると「稼ぐ」と「貯める」に注力しがちですが「使う」を疎かせずしっかりと賢く使うことも大事です!

▼この辺の話をまとめている動画として、みておくと面白いかも▼


また、ノーベル経済学賞を受賞しているポール・クルーグマンの本に出てきた子守のクーポン券の話も面白いです。

本と該当箇所を探すのが面倒なので、ネットの記事からざっくり引用です

経済を子守りしてみると。

子供を持つ夫婦が何人か(例では150組)にお互いに子守をしあおうと合意しあう。それぞれの夫婦が公平に負担をするような仕組みとしてこの協同組合は1時間子守をしてもらえるクーポンを発行した。

長期的には、それぞれの夫婦は他人にしてもらった子守りと同じ時間の子守りを自分でもすることになるだろう。参加者が信用できる限り。

ところがふたを開けてみると、ちょっとした問題があることがわかった。
あまり外出する機会のない時期には、どの夫婦もたぶんクーポンを少しためておこうとする。

みんながクーポンを使うことを渋ったおかけで、流通しているクーポンの数がかなり下がっちゃったわけだ。結果として、多くの夫婦は子守りをして手持ちクーポンを増やしたいなと思い、外出して手持ちクーポンを減らすのは気が進まない、ということになった。

でも、だれかがクーポンを受け取るには、だれかが外出するしかない。みんなが外出しなくなると、クーポンを稼ぐのはむずかしくなる。

これに気がついて、カップルたちはよほど特別な機会でもない限り外出してクーポンを使うのをいやがるようになって、おかげで子守り機会はさらに減った。

 一言で、この協同組合は不況に陥ったわけ。

この話のクーポンとお金は同じようなもので、だから不況を脱するにはお金の供給量を増やせ的な話だった気がしますが、こんな感じでみんなが貯め込み始めると、ますますみんな使わなくなり不況に陥っちゃうよ。

と言うところは、誰かの支出が誰かの収益って話の説明としてわかりやすいかと思います。


お金は信用で成り立っている不思議なもの


上のトピックの話にも関連するところですが、お金というものはみんなが「諭吉には10000円という価値がある」と信じている(信用している)から10000円として使えると言う、なんとも不思議なものでもあります。

お金の成り立ちに関してもサクッと触れておくと、そもそもは物々交換時代にまで遡り...

農作物とお肉やお魚などを交換すると、腐ったりするし、一体どれくらいの量同士を交換すれば対等・公平なのか?みたいなところが分かりにくい。

そこで、腐ったりしないで価値が変わりにくいものとして、中国とかで貝殻が使われるようになり...(お金の漢字には貝が付くと言われていますね!)

そこから金(ゴールド)がその役割を果たすようになり、今の最終進化としてお札やデータがお金として機能するようになりました。

このように昔はゴールドみたいに、何かしら価値を担保している「もの」がバックにあったのですが、今はそこを中央銀行とかが流通量を調整したりして、このお札にはこの価値があるよと信じさせることで成り立っている感じですね。

誰でもコピーできちゃうと一瞬で価値がなくなってしましますし、諭吉さんに1円の価値しかないと皆んなが同時に考えればコーヒー買うのに100万円払わなければならいという、ジンバブエドルみたいなことも起こり得るわけです。

また、お金には価値の評価(ものさし)的な役割もあります。
いわゆるブランドものなんかは、なんでこれが10万するねん?みたいなものが平気で売れたりしますし、絵画とかも訳分からないものが数億円とかになったりしますよね...

こんな感じである人にとっては100円くらいの価値・ある人には1億みたいなそれぞれの価値を測る側面もあるって感じですね!

お金の3つの機能


お金って不思議〜って感じでふわっと終わっちゃいそうなので、最後にちょっとまとめると、色々な側面がお金にはあり、政府系のサイト「知るぽると」では

貨幣には3つの機能(価値尺度、交換・流通手段、価値貯蔵手段)がある。

と説明していますね!

価値を測るものさしのような役割や、お買い物など使うことで色々なものと交換できたり、腐らないので貯めておいて将来使ったりができるという、機能が備わってます。

そしてお金はいわば信用の表れで、諭吉さんとかのお金という物質そのものに価値はなく、ツールとして上手く使うことでその真価を発揮します。

この辺を理解したうえで、お金という魔力に惑わされず、ツールとして上手く使えるようになっていければ、お金でめちゃめちゃ困るような事態に陥る可能性をグッと減らせますね。

今回綺麗にまとまったのか謎ですが...
お金の勉強の第一歩として、そもそもお金とは何かというお話でした!

ではまた次回。


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