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ニューエントリー(フォルメロベイビーズ)

緊急保護です。

メスの外猫を避妊手術するために捕獲器を貸し出していた人からの連絡で、捕獲する猫を探していたら、草むらの中に生まれたばかりの子猫を発見し保護したそう。

おそらく捕獲予定だった猫が産んだ子猫らしいのですが、姿が見当たらないとの事。

本来は母猫が戻ってくる可能性が高いので、子猫には触れず(未知の匂いがつくと飼育放棄をする可能性があるため)母猫が帰ってくるのを待つのが正しいのだけれど、それを知らずにすぐに保護してしまったらしい。

捕獲器に警戒した母猫は結局戻って来ず、どうやって哺乳をしていいかわからないとヘルプの連絡が入りました。

キャリーに湯たんぽと毛布を入れて、一応ミルクも用意して出発。待っていたのは、レッドの男の子とキャリコの女の子。臍の緒の状態からして、24時間以内に生まれた可能性が高く、保温はされていたものの、お腹ペコペコ状態。幸い元気で力強く泣き叫んでいたのでダッシュへ家へ連れ帰りました。

臍の緒は綺麗に処理されていたけど、
状態からして24時間以内に生まれたらしい

どれだけお腹を空かせていたのか、果たして初乳が飲めたのかはわかりませんが、健康状態をチェックした後、哺乳器からミルクを飲んでくれました。メコニウム(胎便:体内にいる時に飲み込んだものの便)も出たので腸も作動し、ひとまずは安心です。

よっぽどお腹が空いていたのかすぐに吸い付いてくれました


保育器に入れて温度と湿度を設定し毛布を入れて快適空間を用意したら、2匹で寄り添ってすやすや眠っていました。

男の子116g、女の子106g、悪くない体重です


保護中2匹の男の子達が4週目に入って保育器からサークルに移動して少し楽になるか時対していた途端、これから又24時間体制で3時間おきの哺乳が始まります。

生後1日にしてはかなりの量を飲んでくれました

元気に育ってくれますように!



アップデート:クラウドファンディングは7月27日、多くの方のご支援で目標金額以上に達しました。
これで、新たに保育器を買い足す事ができます。
嬉しいです。

1匹でも多くの子猫の保護ができるよう、孤児の子猫を育てるのに必要な保育器購入の為のクラウドファンディング「保護子猫の命を繋ぐプロジェクト」を実施中です。
生まれてきたこねこちゃん達の命を繋ぐ為、ご支援お願いします。


猫ちゃんに少しだけ愛の手を!サポートは全て、遺棄、飼育放棄された孤児の乳飲み子の命を繋げる為、TNR、外猫の治療などのボランティア活動に使わせていただきます。