見出し画像

ココロとからだのコト①

健康について考えるヒマなんてない頃、
都会の方で私は売り子さんをしてました。
電車で1時間くらいの通勤でしたが、
電車も好きだったし一人でプラプラするのも好きでした。
仕事の後は毎日飲み会やらクラブやら、
当時は年相応のやんちゃさがありましたな(遠い目)

その日も終電まで飲んで、
さぁいざお家に帰ろうと電車に乗り込みました。
あれ、なんかおかしい。
落ち着かないソワソワするという感じた事のない違和感が。
ここから全てが変わりました。

どうして私が

当時メンタル系の病については
今ほどオープンな感じはなかったように思っています。
私自身ですらイマイチ分かれずにいました。

病院をハシゴしても異常なし。
でも体調はすこぶる悪い。寝れない、食べれない、動けない。
最後にたどり着いたのが心療内科でした。
パニック障害と診断されましたが、果たしてこれが正解だったのかどうか。

今までできていた事ができなくなる辛さ、
ご飯食べたくない、人に会いたくない、
電車に乗れない、1人で出歩けない。
でも、見た目は何も変わらないんです。傷もなにもない。
家族にすら中々理解してもらえず、少ししんどい時期もありました。

だましだましで仕事も続けていましたが、
いよいよ限界になってきた時。

「体調優先で考えて、仕事は一度辞めてみたらどうか」

総務からやんわりと伝えられました。
遠回しに辞めてくれーって事ですね。
私も随分粘っちゃってたので
色々とご迷惑かけちゃったなぁと反省してます。今なら分かる💦
状況が状況だったので、
失業手当もすぐに貰えるようにしてもらえました。
そしてひっそりと10年近くお世話になった会社を後にしました。

在宅勤務のスタート

電車がダメなら地元でなら働けるのではと何度か挑戦するも、
短期間でないともたない身体になっていました。
数年を経て、一時期はまた都会へ1人で出勤するまでに回復もしましたが、
色々な事が重なり、また出れない時期に突入。

出れないならここでやればいいのでは?と、
家族とも相談して自宅兼で自分ができる仕事を始めました。

打ち合せ等でやむを得ない外出は、大げさだけど決死の覚悟で向かっています。不思議と帰りは楽になっていたりするので、私は予期不安が強いのかも。近い場所であっても移動は特急券を使ったり、出来る範囲で少しでも負担を除けるように試行錯誤しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?