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不妊治療#10 長い道のり、移植2回目

あけましておめでとうございます。
本年もマイペース更新になりますが、どうぞよろしくお願い致します。
不妊治療をがんばっている全ての人に、明るい未来がやってきますように。

前回の続き、判定(陰性)までを記します。


採卵3回目の培養結果

まずは結果から。

採卵6個
→成熟卵6個
→受精確認4個
→初期胚凍結1個
→胚盤胞凍結1個(4BB6日目)

初めての胚盤胞!
グレードは医師からは普通と言われましたが、調べるとあまり良くなさそう……でも、ちゃんと育ったという事実に少しホッとしました。

初期胚が2つ揃ったので、移植に進みます。
この頃から膣剤の流通が安定してきたようで、ホルモン周期で行うことに。

長い道のり

月経が来てすぐ移植周期に入れるはずだったのですが、血液検査で引っかかってしまいました。
P値(炎症マーカー?)が1.0以下にならないと移植に進めないそうで、結果は1.3。採卵後は数値が下がらない場合も少なからずあるらしく、これは仕方がない事だそう。
今周期は見送りになりました…ちょっと拍子抜け。
プラノバール10日間服用で子宮を休めます。

服用終了後、数日で月経が来て再来院。エストラーナテープ開始。
前回、軽ーく被れが出たのは記憶していたのですが、今回は開始してすぐ赤くなり発疹まで出てしまいました。
その次の診察で、保湿剤でも貰おうとテープ被れを伝えたところ
「テープは投与期間が長いので中止にしましょう」との提案。
テープ→内服のジュリナ9錠/日に変更(有効成分は一緒で剤形変更)
この時点であまり内膜が厚くなっていなかった為、多めの用量です。

しかしこれが微妙だったようで、
1週間後(移植3日前)、内膜育っておらず今周期も見送りに。
投与経路が変わった事で血中濃度がうまく上がらなかったのかな…次回は始めから内服でスタートすれば大丈夫だそう。
またまたプラノバール10日間服用でリセットです。
この薬、メンタルも体調も不安定になるので苦手です…
うーん、なかなか進まない。メンタル保つのが大変…;

移植2回目〜判定結果

約2カ月間、足踏み状態が続き、ようやく本番です。
ジュリナ3錠×3回/日をDay3からスタート。移植5日前の時点で内膜はギリギリ7cm超で条件クリア!
3日前からウトロゲスタン1錠×3回/日(膣剤)スタート。
膣剤は初めてですが、7時・15時・23時と投与タイミングも決まっていて地味に大変でした。

その後もスムーズに進み、初期胚2個を無事に移植完了。
今回は流れも把握しているので、あまり緊張せずに挑めました。
準備で消毒するのがちょっと痛い程度。器具で子宮口?を少し開いている?感じがして、出産のときはこれが赤ちゃんの頭が通るくらい開くのかな…と想像してみるのですが、うーん想像つかないくらい痛そうだ。
モニターを凝視していると、今回は受精卵がカテーテルから子宮に着地するところが見えました!
ちょっと嬉しい。

感染予防のバナン2錠×3日分を貰って終了。
ジュリナ・ウトロゲスタンは妊娠判定日まで継続です。

判定、陰性

15日目が判定日でした。hcg0、今回も掠りもせず。

膣剤のせいか体調の変化があったので、これは…!と期待したのですが、フライング検査でも真っ白。
覚悟していても、やっぱり落ち込みますね。
次は残っている胚盤胞移植に進むと思っていたら、胚盤胞であっても再度採卵して2個移植を勧めたいとのこと。
4回目の採卵に進みます。

また採卵か………と溜息をつきたくなったのが正直なところ。

余談:初期胚の数字の見方

移植前に胚培養士さんとお話する機会があり、以前から気になっていた初期胚のグレードについてお聞き出来ました。
初期胚(分割胚)は「Day3,8f15」のような記載になっています。

・fの前の数字は分割数
 →採卵の時間にもよるが、3日目で7~10分割する
・fの後の数字はフラグメントの割合
 →あくまで見えている範囲での割合。当クリニックでは20未満で凍結対象(少ない方が良い)

ざっくり言うと、分割が進んでいてフラグメントが少ないほど良い、という事のようです。

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