見出し画像

不妊治療#12 移植3回目、小さな一歩

胚盤胞が2つ揃ったので3回目の移植に進みます。
先に書きますと、結果は化学妊娠。これを気に、再度の転院を検討することになります。


移植から判定まで

そんなに昔の話ではないのですが、化学妊娠がショックだったこともあり、記録を取りそびれています……
曖昧な点もありますが、ご了承ください。

以前テープ被れがあったことから、移植周期の薬は
・エストラジオール(ジュリナのジェネリック)
・エストラーナジェル
・ルテウム膣剤

膣剤は前回までウトロゲスタンでした。
1日3回投与が地味に辛く、1回もしくは2回の製剤もあると知り、K先生に相談してみました。
お勧めは1日2回投与のルテウムとの事。
血中濃度推移も確認して、納得のいくものだったそうです。

1日2回だと、ギリギリですが自宅で投与が出来ます。仕事中、気にしなくていいのはかなり楽ですね。

移植数日前の内診で、内膜7mm以上が確認できたので、予定通りに移植へ。
今回はカテーテルから卵が着地するところは見えませんでした。

BT10が判定日となります。
前日に一度だけフライング検査をしようと決めていて、早期診断薬を買っておきました。通常の診断薬と違い、こちらは薬剤師の説明を受けないと買えません。

フライング検査の結果……うっっっすらと線が。
夫と「な、なんとも微妙だね…」と苦笑い。

翌日、クリニックで血液検査にて判定。
hcg26でした。
「着床はしています。本当は3桁欲しいところですが…でもこの位の数値で妊娠に至る人もいますので」
と、説明を受け、翌週に通院予約。

hcgは2日で倍になるそうで、50を超える計算になる日に妊娠検査薬(通常の方)を使いましたが、真っ白。

翌週、胎嚢確認の日。
小さい丸が見えるが、胎嚢ならあるはずの白いリングが見えないので水溜まりかも…と説明され血液検査へ。
hcg0.9。
残念ながら化学妊娠だったようです。

化学妊娠という結果

初めての着床でした。
不妊治療においては、一歩進んだところでリセットされてしまうのだから、厳密には進んでないんですが
それでも、小さな一歩だと思っています。
卵が良くないのか、内膜が良くないのか、わからない状態から
少なくとも着床できる内膜環境であることは確認できた(今回作られた内膜はということですが)ことで、1つ荷物を下ろせたような気持ちになりました。

覚悟はしていましたが、診察室で化学流産を告げられたときは、やはりかなりショックで。
先生の前で泣いては迷惑になると思い、早々に診察室を後にし、クリニックのトイレでひとしきり泣きました。

K先生からは、プラノバールで子宮を休める提案がありましたが、副作用が辛いことを相談すると
無理して飲むことはないので、薬なしで次の周期を待ちましょうと言ってもらいました。

辛いけれど、落ち込むのは1日だけ。
翌日には、今後どうして行くか前向きに考え始めます。

不妊鍼灸に通い始める

採卵4回目の前に、ふと思い立って鍼灸院を探し始めました。
他の方のnoteを読んでいて、不妊鍼灸に興味をもち、そういえば知人も通ってたな…と思い出したのです。
運良く自宅から通いやすい場所に見つかり、さっそく予約して伺うと、これが結構よかったので週1回通うことに。
・痛くなく、いい感じに身体が温まる
・女性の鍼灸師でリラックスできる
・近隣エリアの情報に触れられる
この3つ目が、地元から離れた場所に住まいを構えた身としてはとても心強く感じました。

また、次の転院先はこちらの鍼灸師さんに教えてもらったクリニックになります。
再度の転院を決意するまでの経緯は、また次の投稿で書こうと思います。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?