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みんなのカオ

 はじめまして、nekoですよろしくおねがいします。これは出版編集Aの授業のためのnoteです。使った写真は、ぱくたそのフリー素材写真です。※nekoを見る時は涼しくして、健康に気をつけて身体を良くしてから見てください


 みんなのnoteのクリエイターページにあるカオ、すなわち「アイコン」「ヘッダー画像」「プロフィール文」。私は、これにそれぞれの個性が出ているな、と感じました。

 クリエイターページの「アイコン」や「ヘッダー画像」を写真にしている人もいれば、イラストにしている人もいます。そして、下記の夜野カエルさんのように「プロフィール文」の一文で、自分がどんな人間かをわかりやすく表示している人もいます。

 かといって、どれが悪いだとか、そういう話ではありません。どれも個性があり、素敵で、みんなのカオが見えるのです。


 金子みすゞの詩の中に、「私と小鳥と鈴と」というものがあります。

    『私が両手をひろげても、
     お空はちっとも飛べないが
     飛べる小鳥は私のやうに、
     地面を速くは走れない。
     私がからだをゆすっても、
     きれいな音は出ないけど、
     あの鳴る鈴は私のやうに
     たくさんな唄は知らないよ。
     鈴と、小鳥と、それから私、
     みんなちがって、みんないい。』

 解釈はさまざまです。どんな解釈があっても良いと思います。

 

 「私と小鳥と鈴と」というタイトルから一変して、最後には「鈴と、小鳥と、それから私」というように「私」を後ろに持ってきています。

 言葉通りに、違うから認め合う、という意味ではないと思うのです。これは、鈴や小鳥の素晴らしさを認めたうえで、自分の良さも大切だと考えた時にはじめて、「みんなちがって、みんないい」という言葉が生まれてくるという意味ではないでしょうか。そこに優劣はありません。私と小鳥と鈴、それぞれに良さがあります。だから、それでいいのです。

 どんな人間も普通に生きていれば、個性が生まれます。しかし、個性的かどうかを気にする必要はありません。当たり前にみんな違うのです。そのうえで、それぞれに良さがあるのだから、それを活かすのが良いと思います。

    「みんなちがって、みんないい。」

 そんな、みんなの記事をはやく読みたいな、と思います。

     以上、nekoでした。