第28話:セックスは朝のほうがいい。
アイアイは会社を辞めたこともあって自由を手に入れたせいか、髪の色も
茶髪からピンクミルクティーってのに変わっていた。
淡いピンクが彼女の白い肌によく似合っていて可愛い。
そして僕たちの愛の営みは金曜日から土曜日に変わった。
土曜日にアイアイは立ち上げれないほど、おまんこしてヘロヘロに
なったのに次の日曜の朝・・・ほんとは普通に起きるんだけど、
その場の雰囲気でふたりの気持ちの流れで朝のおまんこ時間が
始まったりする。
毎週じゃないけどね・・・時々ね。
朝、カーテンの隙間から差し込む日差しで僕は自然に目を覚ます。
この歳になると若い時みたいな爽やかな目覚めは望めない。
アイアイは若いから爽やかに目覚めていて、すぐに僕を起こしに
来る・・・。
「パパさん起きて・・・遅くまで寝てたら1日が早く終わっちゃうよ」
そう言い残してまた台所に消えていく。
僕は、ほんとうは目が覚めてるんだけど眠ったふりをする。
アイアイがまた来るまで、わざと起きない。
「そう・・・起きないつもり?」
そう言うとアイアイは僕の顔じゅうにブチュブチュキスをしてくる。
悪い気持ちはしないけど、さすがに僕もその応酬には閉口する。
だって唾が乾くと臭いんだもん。
「分かった・・・分かったから、起きるから・・・」
でも、やっぱり起きない・・・。
「起きないと朝ごはん冷めちゃうよ・・・」
「そんなのあとでいいの」
朝のエプロン姿のアイアイは僕の性欲を大いに刺激して余りある。
「おいで・・・」
「ダメダメ・・・」
「ダメじゃなくて・・・僕って朝は頭はボーッとしってても体の方は
めちゃ元気なんだ・・・いつでも戦えるよ、宣戦布告だな」
「戦争反対!!」
「な、こと言わないでさ・・・分かった和解しよう」
そう言うと僕はアイアイの腕を捕まえて布団の中にひっぱり込むわけ。
「捕虜確保・・・逃がさないからね・・・」
「卑怯者もの」
「僕は捕虜にだって優しいんだよ」
「ダメだってば・・・」
「ダメじゃなくて・・・僕をその気にさせといて逃げるつもり」
「誰もその気になんかさせてないじゃん・・・勝手に元気になっといて
何言ってるの?」
「いいじゃん・・・自分の気持ちに、ここで僕に抵抗しなきゃ
楽しい時間が過ごせるんだよって言ってやればいいんだよ・・・簡単」
「もう・・・」
そこでアイアイは抵抗しようか、そのまま僕のいいなりになるか少し
迷うんだ。
見つめあうふたり・・・結局どちらからともなくキスをする。
アイアイの体から力が抜けていくのが分かる・・・そうなるともうキスの
応酬。
これから始まることを思うと男も女も快感って誘惑に負けるんだよね。
僕にとって爽やかでもなかった朝が、それで爽やかな朝に変わる。
アイアイは、普段口にしないような、言葉を口にする。
「おまんこして・・・突っ込んで、奥まで・・かき回して」
朝一からめちゃ卑猥な営みがはじまる。
「あ〜ああ。ダメダメ・・・あ、イっちゃう、、、ううイく、イく、ダメ」
アイアイは同じ言葉を繰り返しながら何度もイく。
もう何度イったかもわからなくなって最後は
「パパさん・・・ダメ、私のおまんこ壊れちゃう」
って体をのけぞらせてグラインドを繰り替えし痙攣する・・・ほんとに
ダメなんだろう。
イきすぎでおまんこの感覚が麻痺して感じなくなってるんだ。
終わったあとは一糸まとわぬ姿の天使が疲れ果てて俺の横で眠ってる。
起きてる時だって可愛いのに寝顔なんてまじで天使だ。
髪が淡いピンク色だからか余計そう思う・・・愛しくてたまんない。
せっかくの朝食は、もうとっくに冷めてる。
まあ、冷めたコーヒーはまた温めなおせばいい。
冷めたコーヒーより僕たちの愛を温めるほうが先だ。
セックスは朝のほうがいい。
昨夜あんなに萌えたのにね、君はタフだよね、ことセックスに関しては。
つづく。
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