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ヤジリン 700日目 解説

まずはすぐに確定するところを埋めます。

今回は問題のテーマとして分割充填を使用しました。
分割充填とはマスを区切り、黒マスが入る最大値から逆算する考え方です。
今回使用した4マス、6マス、9マスのものが有名です。
2×2の4マスには黒マスが最大2つ入ります。3つ入れることはできません。
しかし、辺に面した2×2の4マスには黒マスが最大1つ入ります。2つ入れることはできません。


2×3の6マスには黒マスが最大2つ入ります。3つ入れることはできません。


3×3の9マスには黒マスが最大3つ入ります。4つ入れることはできません。

この考え方を利用して解いていきます。
まずは左下を考えます。赤で囲った部分には4↓と3↓により7つの黒マスが入ります。

ここを分割すると、次のようになります。

よって黒マスが1つ確定します。

次のように黒マスを置くと、2枚目のようになり破綻するので白となり、黒マスが1つ確定します。

次のように黒マスを置くと3↓が置けなくなり破綻するので、2枚目のようになります。

nnの手筋を知っている方はこの次の説明は飛ばしていただけます。
下の2×3は次のように分割され、2枚目のようにすると3黒マスin6マスとなってしまうので3枚目のように決まります。

決まるところを埋めます。

次のようにはできないので、偶奇より2枚目、3枚目のように決まります。

赤線で囲った部分の偶奇より、2枚目のようになります。

解いていくと次のようになります。

次のようにすると2枚目のように破綻するので、3枚目のようになります。

ここから本問題の核である右上を解いていきます。
まず、黒マスは次のようになります。

これを分割すると次のようになります。

ヒントマスの存在により分割時の最大黒マス数が以下のように変化することもありますが、今回の問題にはこの形はありません。

この分割を踏まえたうえで決まるところを埋めていくと次のようになります。

次のようにすると右端の3↑が破綻するので、2枚目のようになります。

流れで決まっていきます。

次のようにすると偶奇より破綻するので、4↓が決まります。

最後ですが、次のようにすると破綻するので2枚目のようになります。その後偶奇より3枚目のように決まります。

あとは最後まで流れで解けます。

解答


解いてくださって、ありがとうございます。


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