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【連載】平成版『喫茶店トーク!』〈第19回〉withターザン山本!「カミさんとは何か?」〈阿修羅原の愛妻との思い出〉

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マット界の問題点を語り尽くす衝撃の鬼っ子(?)対談!

〔関連項目〕

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【連載】平成版『喫茶店トーク!』〈第19回〉withターザン山本!「カミさんとは何か?」〈阿修羅原の愛妻との思い出〉

 今回の平成版『喫茶店トーク!』は、元『週刊プロレス』編集長のターザン山本! 氏を迎え、「カミさんとは何か?」を独自の視点で突き止めます(もちろん、今回もターザンの自画自賛&内輪ネタ満載)。今回は、意外にも仲が良かったという阿修羅原の愛妻との思い出! いったい何があったのか!? 果たして、古き良き時代の風景がここに!?(聞き手◉“Show”大谷泰顕

(⬆︎「カミさんとは何か?」を語るターザン山本! 氏と『週プロ』編集長最後の号となった20年前の743号/96年7月23日号の表紙。ターザンカフェも絶好調!)

▪︎親しかった阿修羅原の奥さん


――山本さんは、おそらくそれなりにプロレスラーの奥さんとの接点があったとは思うんですけど、馬場元子さん以外で、最も内助の功を感じたのは誰ですか?

山本 僕ね、プロレスラーの奥さんと親しくなりやすいんですよ。

――あ、そうだったんですね! 

山本 一番親しかったのは、実は阿修羅原の奥さんなんだよね。

――あらー、それはまた意外な方の名前が出てきましたね。

山本 阿修羅原の奥さんがいて、阿修羅原の奥さんとアニマル浜口の奥さんの初枝さんが親しかったんですよ。

――あ、あの初枝さんですね!

山本 阿修羅原とアニマル浜口は国際プロレスでしょ?

――そうですね。

山本 ところが、阿修羅原は家庭を顧(かえり)みない男だったんだよね。

――あ、そういう方だったんですか!

山本 ええカッコをするというか、女にモテるからね。

――モテたでしょうね。

(⬆︎天龍源一郎とともに、阿修羅原が表紙になった『週刊プロレス』216号/1987年8月11日号より)


山本 だから家に寄り付かないわけよ。帰らないわけ。

――昭和のプロレスラーですからね。

山本 そう。彼なりのダンディズムがあるから、カッコつけるわけですよ。

――はいはいはい。

山本 でも、家庭に関してはまったく顧みない。まあ、ラグビー時代からああいうスターだったからね。モテ流じゃない、女性に。

――ええ。

山本 だから奥さんは困るわけだよね、経済的に。

――そうなりますね。

山本 でね、なんか知らないけど、一時期、阿修羅原の奥さんが俺に電話してくるわけよ。

――あ、山本さんに。

山本 うん。電話をしてきて何を話すのかというと、まあ、言ってみれば愚痴みたいなもんだよな。

――旦那に対する?

山本 そう。要するに、「ウチの旦那はね……」という感じですよ。

――世間話を含めて、ですね。

山本 うん。要は、原家の事情を俺に話すわけ。それを聞かされるんだよな、俺は(苦笑)。

――原家の事情を(笑)。

山本 それでさあ、原さんには娘さんと息子さんがいたんだよ。

――あ、お子さんが。

山本 それで奥さんは年上だったんだよ。

――年上女房だったんだ。

山本 よくある話だよな。年上で気が強いという。

以下、その内容の一部を紹介
▪︎原点・3畳半のアパート
▪︎阿修羅原邸に行く
▪︎数奇な運命

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