【連載】直撃・青木真也!〈27〉「証言!『DREAM』⑧」「“バカサバイバー”にとって、UWFのムーブとは?」
2016年、著書『空気を読んではいけない』(幻冬舎)を上梓した“バカサバイバー”青木真也。するとAmazonの売り上げランキングでもまさかの上位に食い込み、発売からわずかの期間で一気に2万部の増刷に至ったという。出版不況、格闘技は売れないと言われる中、なぜそんな奇跡のようなことが起こったのか。
さらに昨年末、青木真也はBASEにてオンラインショップ「青木真也商店」を開店させた(『技術DVD 青木真也 足関節の精髄』も大好評発売中!)。これで昨年末に開設したオンラインサロン(現在移行中)に続き、ネット上での新規事業がスタートしたことになる。
そんな“バカサバイバー”が、いつだったか、かつて自身が主戦場としていた『DREAM』について振り返りたいと提案してきた。『DREAM』といえば、2008年3月から2012年大晦日まで開催された総合格闘技のイベントだが、ここに関わった関係者やファイターを含めた流れが現在にも息づいている。そう考得るとこれを再考することで、今後の格闘技界の行く末が見えてくると考えるのは、実はかなりの確率で的を射ている気がする。
ということで、早速、“バカサバイバー”と接触を図り、『DREAM』をひとつずつ検証して行くことに。
果たして『DREAM』という夢の舞台から、改めて“夢”は導き出されるのか?
そして、“バカサバイバー”は本当に空気を読んでいないのか――。(聞き手◉“Show”大谷泰顕)
◉『DREAM7』(2009年3月8日、さいたまスーパーアリーナ)試合結果
試合結果
第1試合 フェザー級グランプリ 1回戦 1R10分、2R5分
○ ビビアーノ・フェルナンデス vs. 大塚隆史 ×
2R終了 判定3-0
※フェルナンデスがグランプリ2回戦進出。
第2試合 フェザー級グランプリ 1回戦 1R10分、2R5分
○ ジョー・ウォーレン vs. チェイス・ビービ ×
1R終了時 TKO(ドクターストップ:額カット)
※ウォーレンがグランプリ2回戦進出。
第3試合 フェザー級グランプリ 1回戦 1R10分、2R5分
○ エイブル・カラム vs. 西浦"ウィッキー"聡生 ×
2R終了 判定3-0
※カラムがグランプリ2回戦進出。
第4試合 ライト級ワンマッチ 1R10分、2R5分
○ 石田光洋 vs. 中村大介 ×
2R終了 判定3-0
第5試合 ウェルター級ワンマッチ 74kg契約 1R10分、2R5分
○ 青木真也 vs. デイビッド・ガードナー ×
1R 5:58 チョークスリーパー
第6試合 ライト級ワンマッチ 1R10分、2R5分
○ 川尻達也 vs. ロス・エバネス ×
1R 4:05 チョークスリーパー
第7試合 フェザー級グランプリ 1回戦 1R10分、2R5分
○ 前田吉朗 vs. ミカ・ミラー ×
2R終了 判定3-0
※前田がグランプリ2回戦進出。
第8試合 フェザー級グランプリ 1回戦 1R10分、2R5分
○ 高谷裕之 vs. キム・ジョンウォン ×
2R 0:40 TKO(レフェリーストップ:右ストレート→パウンド)
※高谷がグランプリ2回戦進出。
第9試合 フェザー級グランプリ 1回戦 1R10分、2R5分
○ 今成正和 vs. 山本篤 ×
2R終了 判定2-1
※今成がグランプリ2回戦進出。
以下、今回の記事の一部を紹介
▪︎ウェルター級GP盛り上げ係
▪︎「まったく覚えていない(笑)」
▪︎かわいそうだった石田光洋
▪︎“バカサバイバー”にとって、UWFのムーブとは?
▪︎「10・9」をどう観たのか
▪︎乗れないポイントは○○○○○○?
(⬆︎幻冬舎刊・青木真也著『空気を読んではいけない』)
〈前回までの内容はこちら⬇︎〉
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