なぜ自分に自信が持てないのか

 こんにちは。#躁鬱人日記のネキです。
 久しぶりの投稿ですが、継続が途切れたらまたそこから始めるだけです。
 今日は表題どおり「なぜ自分に自信が持てないのか」について書きます。

 僕はこの問いに長い間苦しめられてきました。人は信じることによってでしか行動することはできません。食べることもできません。なのに、自分を信じられなかったら一体どうやって行動しているのでしょうか。
 それは何かに選択を任せているのではないか。日々の家事など選択せずともやるべきことはありますが、仕事や遊びは自分で決めているようで決めてもらっていると思うからです。
 ほとんどの人たちは自分で決めるよりも人に決めてもらった方が楽なんです。なぜなら考えなくてもいいから。マニュアル任せになるのもそのためでしょう。デートはこうしろとか、モテるためのテクニックとかまでありますよね。

 では、僕たちは何を信じているのでしょうか?
 それは今まで受け継がれてきた「確からしきもの」を信じていると思うのです。
「確からしきもの」とは、ここでは一昔前の価値観とします。つまり、経済が順調に成長していって、雇用は守られ賃金も退職金も保障されて、災害も滅多になく、戦争は起こらない。だから大企業に入り、マイホームを建て、子供を偏差値の高い学校に入れ、不要不急のものを消費し、政治に無関心でも幸福だ。というものです。

 これは今、2023年にもまだ引き継がれている価値観だと思います。でもこれからも持続可能なのでしょうか?
 現状は細かく書きませんが、冷静に考えれば厳しいとわかりますよね。今まで社会から提示され、信じてきた幸福のモデルが揺らいできて、本当にそれは「確かなもの」なのか、という疑問が生じてきた。そして、自分で決めているようで決めてもらっていた、つまり自分が信じていたはずの幸福のモデルが崩れてきたことに気づいたのです。

 実は、自分に自信があったのではなく、自分が社会に与えられたモデルに合致したことに自信があったということです。つまり、ある基準に近づければ近づけるほど自信が持てた。だから、そのモデル(基準)=「確からしきもの」が確かではないとわかった今日、自分に自信が持てない人が増えたのだと思うのです。
 これまでは幸福になるためのマニュアルがあった。でももうそのマニュアルは役に立たない。だからどうしていいかわからないんです。自信が持てないんです。


 では、どうしたら自信が持てるようになるのでしょう?


 そもそも自分にとっての幸福とは何でしょうね。どういう状況になったら幸福なんでしょう。何をしている時が幸福でしょう。
 人は幸福になるために生きているはずです。たまに破滅的な人もいますが、不幸になりたいわけではないはずです。
 人の不幸の上に、自分の幸福を築いてはいけませんが、嘲笑されようと、それぞれの自分にとっての幸福を掴んでいきましょう。

 逆説的ですが、自分で考えて作ったオリジナルの幸福のモデルに近づいていくほどに自信が持てるようになるのかもしれませんね。変化の激しい時代なので、常に修正していく必要もあるでしょうが。
 いきなり高みを目指さずに、無理のない階段を設けて、少しずつ近づいていければ良いですね。

 僕はまず自分がどうなったら幸福か考えてみます。キーワードは「持続可能な幸福」かな。
 少し前からTwitterでお悩みDM受けつけてるので、一緒に自分にとっての幸福モデルを考えるのも楽しいかもしれませんね。

 みなさん、良き人生を。
 それではまた。

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