ジーナ式スケジュールがうまくいかない理由(生後2-4週間の例)
ジーナ式スケジュールを使っている方は多いと思います。私も生後12週くらいまで使っていました。ですが、全然スケジュール通りに行かない!と毎日試行錯誤していた中出会ったのがMoms on Callという別の本なのですが、今回はMoms on Callのお話ではなく、ジーナ式を上手くいかせるための方法と問題点をお話しします。
↓ジーナ式とはこちらの本に書いてあるメソッドです↓
①時間割りの様に何時になったらこれをしなきゃいけないと思っている
これに関しては、本がかなり時間割のように細かく書いているので読み手がそう理解してしまうのは仕方がないと思います。私もそう思っていました。
ですが、起床時間とお風呂以外は「何時に何をする」ではなくて間隔が重要です。
です。赤ちゃん向けスケジュールはどのメソッドもこの感覚を基に時間を決めています。そしてこの感覚というのは成長と共に変わってきます。大きくなっていくと、長い間起きてられるようになってきます。そして一回の食事量も増えるので、次の食事までの間隔を伸ばすことができます。
メソッドによってこの起きてから寝るまでの時間(覚醒時間)の設定が違います。なぜなら赤ちゃん一人一人によって違うからです。CISA認定小児スリープコンサルタントでは0-3ヶ月の赤ちゃんの覚醒時間目安は1.5時間となっています。0から3は幅広すぎて0ヶ月の赤ちゃんの参考にならん(笑)と私は思います。
そしてジーナはこの覚醒時間の設定が長めです。0-2週で90分、2-4週で90-120分。4-6週で120分です。
うちの子は正常範囲内ですが小さめの子で、6週で起きてられる時間が60分程でした。スケジュール通り起こしておくのが大変で、いつもぐずってました。今考えると完全な「寝ぐずり」です。本人のキャパを超えてまで無理に起こしておく必要はありません。ベストなタイミングで寝かせてあげましょう。
参考にジーナ式とMOCのスケジュールを貼っておきます。
つまり、まずは自分の子の今のベストな覚醒時間を知る必要があります。そしてジーナの時間割に沿って全てを行うのではなくて、朝の起床時間・お風呂の時間・1日の合計の睡眠時間といった要点は守りながら、自分の子の覚醒時間を見ながら昼寝と起床を繰り返す必要があります。
食事の感覚に関しては、ちゃんと量が飲めていればそんなに個人でバラつきはなく2.5-3時間辺りでおさまってくると思います。(キッチリ3時間時計と睨めっこして待たない。お腹すいているなら15分程度ずれてても気にしない!うちは月齢が上がってきたら20分くらいフライイングなんて良くありました。)
②そんなに長く昼寝しない。30分で起きてしまう。
当たり前みたいにお昼は最大2時間ですみたいなノリで書いてありますが、むしろどうやったら連続で2時間寝れるんですか?と聞きたかった。
赤ちゃんの睡眠サイクルは大人の90分程度と違って、まだまだ短いです。CISA認定小児スリープコンサルタントによると生後3ヶ月ごろまでは30分となっています。
私のピヨログを見ると、朝寝も昼寝も2,3回に分かれている日が多く20分とか15分のもありました(良くちゃんと記録してたなと思います)。
「ジーナだとまだ昼寝だから寝かせておかなきゃ!」と思って寝かしつけするんですが、上手く行かないのは当たり前くらいに思うといいと思います。
30分で起きてしまったとき、MOCメソッドでは、
3ヶ月未満だったらおくるみをまきなおす、ポジションをかえる、お腹手をあててゆらす、シー(Shhh)と言う、などやっているうちに次のミルクの15分くらい前になるので、ベッドからだして暗い部屋で一緒にいる、と具体的に指示があります。30-45分睡眠サイクルのあと10-20分ぐずるとそのあとまた次の睡眠サイクルに入るとのことです。
まとめ
解決のためのステップ
自分の赤ちゃんが起きていられる時間、食べないでいられる時間、お昼寝し続けられる時間を把握する
上記の時間の間隔ごとに次のお昼寝や食事を設定する
但し、朝の起床時間・お風呂の時間・1日の合計睡眠時間は自分がフォローしているメソッドのものを遵守。
お昼寝の上限に関してはCISAでは設定していません。MOCでは2.5時間、ジーナではやんわり2時間で起こしましょうと書いてあります。科学的根拠がないのと医師ではないのではっきりとお勧めはできませんが、どのメソッドをフォローするかで決めて貰えばともいます。私は2時間で起こしていました。(9ヶ月の今もお昼寝は2時間で、夕寝は0.5時間で起こしています。)
思い返すとずっと寝かしつけしてたなぁという感じですが、MOCにメソッドを変えて(メソッドというより覚醒時間を短く設定したおかげ)で13週で朝まで寝てくれるようになりました。赤ちゃんの間隔を理解して、寝室の環境、ルーティン、体内時計(後日これらも書いていきます)を整えていけばきっと夜の睡眠が伸びて起床が朝に近づいていきますので希望を持って頑張りすぎずにやっていきましょう!^^
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