Electric Lotusについて

蓮は泥の中から綺麗な花を咲かせるところから、神聖な花として宗教的な意味合いを持っているとのこと。それが電気仕掛けだったら、胡散臭いことこの上ない。Electric Lotusが素晴らしいものと喧伝する人は信用できない。あなたはどうなのだろう?それがElectric Lotusだと知っているのだろうか、それとも知らずそれを喧伝してるのだろうか?Electric Lotusになりたいのだろうか?

そのような意味合いのアルバムタイトルにしたのは「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」という小説が原作になったブレードランナーに思いを寄せて、でした。

みんなが生き易くなるには報われる、とか悪いことは罰せられるとか、社会正義が公正に実現する状況が必要。けれど現実は悪いことに目を瞑って空騒ぎを強いられていて、サーカスの綱渡りのような、ちょっとバランスを崩せば真っ逆さま、な状況が続いている、と感じてます。ずっと前から、だとしても未だにそうなのは、自分たちの子供がそんな社会に出て行ったら辛いだろうから変えないと、と思う大人が少なかったんでしょう。

そんな大人世代を子供世代はどう思うのだろうか。滅びてほしい、と思いますよね。

変えるチャンスはいくらでもあったけれど変わらまいまま今に至る。丁寧に生きる人が増えたらどんな社会になるだろうか。その社会に暮らす人たちはどんな食とか服とかを好み、音楽はどんなのを好むのだろうか。みたいなことを時々考えます。

ほんとに素晴らしい音楽をつくる人が目の前にいるのに素直な感動スイッチを見失ってる方多いのでは?と、素晴らしいアーティストに多く巡り合ってきた自分は思うのです。

と、前置きになってしまったので内容は次回においときます。ブレードランナーのレプリカントは、メモリを大事にしてて「自分がなくなったら思い出も消える」と切ないセリフ

を残しつつ自分を殺しにきたハリソンフォードが演じるブレードランナーを遂には助けたのでした。その間ずっと雨が降っていたのが印象的でした。

ともあれ、誰かの心に、ちょっと残る音楽をつくれたらと思いつつこの仕事を続けてるのでした。

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