【風の谷のナウシカ】でナウシカが蘇生するシーンを描いた人と、スーパーマリオを描いている人は一緒って話。
トリビアみたいなタイトルの記事ですが、
まずは、第43回日本アカデミー賞優秀賞が発表されたのでその話を。
(関係あるから最後まで見て)
今年の優秀アニメーション作品賞はこちらの5作品でした!
■空の青さを知る人よ
■天気の子
■名探偵コナン 紺青の拳
■ルパン三世 THE FIRST
■ONE PIECE STAMPEDE
3月6日にこの中から最優秀アニメーション作品賞が選ばれます。
やっぱ『天気の子』ですかね。
いつもの流れ的に。
で、
今年の日本アカデミー賞では、アニメ映画好きとしては、それとは別に押さえておきたいポイントがもう一個あったりします。
それは、第43回日本アカデミー賞優秀賞の協会特別賞(映画製作の現場を支える種々の職能に従事する人たちの栄誉を讃える賞)に、小田部羊一(こたべよういち)さんが選出されていることです。
え・ねじむら89
小田部羊一さんといえば、高畑勲監督や宮崎駿監督と共に、東映動画にて日本のアニメーションの黎明期に活躍した御方です。
2019年はドラマ『なつぞら』でアニメーション時代考証を担当しており、広瀬すず演じるドラマの主人公、奥原なつのモデルとなった奥山玲子さんの旦那さんでもある人物だったりします。
小田部羊一さんの代表作というと様々な作品があるのですが、例に挙げてピンとくる方の多い作品が、なんといっても『風の谷のナウシカ』です。
風の谷のナウシカ
1984年公開/トップクラフト製作/製作国:日本
監督:宮崎駿
小田部さんが、宮崎駿監督に原画を頼まれ、物語のどういったパートなのかも教えられずに描いたシーンが、まさかのナウシカが王蟲によって蘇生される超重要なシーン。小田部さんはあとから試写で観て、まさかそんな重役を任されていたと知らず驚いたという話はあまりにも有名です。
それほど、アニメ史において重要な御方であり、今回の協会特別賞が授与されるのも納得の人物であることは、多くの人に知ってほしいなぁと思う次第です。
そんなところでタイトルの件。
【風の谷のナウシカ】でナウシカが蘇生するシーンを描いた人と、スーパーマリオを描いている人は一緒って話。
小田部羊一さんって、このアニメーター時代の後、なんと任天堂に入社することになるのです。
その任天堂でする仕事というのが、まさにスーパーマリオだったりするのです。
というわけで以下、購読者枠で、もうちょっと詳しく小田部さんがめちゃ任天堂で活躍してた話とか、ポケモンのアニメ化に関わっていた話とか、クッパの元ネタが実はアニメ映画だとかそういう話。
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