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2023年6月3週末目のアニメ映画興行動向レポート&『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』の労働環境について告発者が現れている件

7月の動員数ランキングをまとめ終えたので遡るように6月分もおさえていきます。


2023年6月16日〜6月18日の週末動員数ランキング

1位 リトル・マーメイド
2位 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース ★
3位 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
4位 ザ・フラッシュ
5位 憧れを超えた侍たち 世界一への記録
6位 怪物
7位 ワイルド・スピード / ファイヤーブースト
8位 忌怪島 / きかいじま
5位 憧れを超えた侍たち 世界一への記録
9位 劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiD
10位 名探偵コナン 黒鉄の魚影

http://www.kogyotsushin.com/archives/weekend/202306/18000000.php

今週も首位は『リトル・マーメイド』
残念ながらそこに及ばなかったのが、『スパイダーバース』シリーズ最新作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

スタートは2億円にあと一歩届かない1億8000万円ほどの数字で第2位にランクインしました。

3位には8週目を迎えた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
国内興行収入は大台の120億円を突破しました。

9位には前回と同様に『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiD』がランクイン。7週連続入場者プレゼント。この週末は、種村有菜先生撮り下ろしビジュアルカードのグループBが貰えましたよ。

こちらも興行収入は10億円と言う作品スケールにしては十分大きなラインを突破しました。すごいです。

10位で10週目を迎えた『名探偵コナン黒鉄の魚影』が踏ん張っております。
頑張れ哀ちゃん!

ジャンプ映画ながら、Netfkixでの同時配信を実施した『ブラッククローバー』は残念ながら圏外スタート。ジャンプ映画であれば簡単にランクインできるわけでもない……というのがわかります。

以上、そんな感ジ。

先週のレポートは以下の通り。

この週末からは『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』『劇場版Collar×Malice deep cover 後編』『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY』が上映スタートです。

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しっかりヒットしている『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』ですが、海の向こうではその労働環境に関して問題にもなっている件について。


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【購読者向】しっかり海外でもヒット!『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

日本でもまぁ上々な『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』ですが、やはりというか、手堅くというか、アメリカでもしっかり大ヒット。『スーパーマリオブラザーズ』に次ぐ、今年二番目のアニメーション映画の成績を残しています。

スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース
制作年:2023年 / 制作国:アメリカ
140分 / ソニー・ピクチャーズ・アニメーション制作
監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン

https://eiga.com/movie/96269/

8月末時点では、興行収入は3.8億ドル。世界興行収入は6.8億ドルにも及ぶ大ヒット作品となっています。これはすでに前作『スパイダーマン:スパイダーバース』の世界興収の3.8億ドルを軽々と超えた数字となっています。

作品の評価も高く、今年の賞レースの有力作筆頭!
……という感じなのですが、一方でネガティブなニュースも報じられていることはご存知でしょうか。

■制作スタッフが匿名での過酷な労働環境を告発!?

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