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【STAND BY MEドラえもん2】は中国に歴史を刻めるか

『STAND BY ME ドラえもん2』の公開されることが発表されました。
公開は2020年8月7日です。

原作感動エピソードの詰め合わせ映画だった『1』は、まるで感涙用ドラッグ。
今回の『2』は、『1』で収録できてなかった感動エピソードのひとつ、のび太のおばあちゃんのエピソードをぶち込んでくるようで、新作もその劇薬っぷりは良くも悪くも期待できそうです。(原作を台無しにしそうなオリジナル要素を予感をさせるところも、なかなか怖い。)

そんな『STAND BY ME ドラえもん2』
日本人としては中国での活躍に期待したいところでもあります。

いまやアメリカを脅かすほどの存在となった中国映画市場。来年はついにアメリカを越える市場規模になるなんて予想も立っているほどだったりします。
そんな、中国映画市場で活躍している“邦画”となるとやはりアニメ映画だったりします。

中国における歴代邦画興行収入ベスト5は以下こんな感じ。(2019年12月現在)

1位 君の名は。 5.7億元
2位 STAND BY ME どらえもん 5.2億元
3位 千と千尋の神隠し 4.75億元
4位 天気の子 2.81億元
5位 名探偵コナン紺青の拳 2.28億元

いずれもアニメ映画がランクインしている状況です。
なかでも『君の名は。』『STAND BY MEドラえもん』は大台の5億元を超える成績でして、日本円にして70億元規模の成績。中国の映画市場でいえばその年の年間興行収入成績のベスト20位に入るか入らないかといったぐらいの数字で結構健闘しています。

中でもIP作品としてドラえもんの人気は強大です。『STAND BY MEドラえもん』に限らず、ドラえもんの2Dアニメ版も、公開される度に1億元~2億元の興行収入をコンスタントに獲得できており、映画の公開年に歯抜けの年が存在するコナンといった作品に対して、ドラえもんは中国で唯一毎年映画が公開される日本のアニメ映画作品となっています。

そんな状況下で満を持して公開される『STAND BY MEドラえもん』は高い興行成績を得られるのは確実。もしかすると、再び邦画の中国興行成績の歴史を塗り替える記録を残してくれるんじゃないかと、期待できます。

全然経済が良くなったように思えない日本に、うまいこと中国マネーが転がって来て欲しいよネ。
日本を助けてドラえもーん。

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