2023年2月1週末目のアニメ映画興行動向レポート&今アニメ映画界で興収“100億円の壁”が下がってきているかもしれない件
凄まじい早さで駆け抜けていく2月に追いつけ!
1月最後のアニメ映画興行ウォッチングをしたばかりですが、慌てて2月最初のアニメ映画興行ウォッチングをして、週末に喰らいつきます。
2023年2月3日〜2月5日の週末動員数ランキング
ワールドツアー上映を実施する『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ 』が11億にも及ぶロケットスタート。“劇場版”ではないのですが、日本ですら400館以上の規模での上映となっており、そのスケールに見合った大成功を収めています。
前作の『無限列車編』や、『ONE PIECE』や『スラダン』みたいな何十億を初週末で稼ぐ……みたいなことはないのかぁ、と残念な気持ちにもなりましたが、そもそもあれらのスコアが異常なのですよね。
TVアニメ放送回という特殊な上映形態の本作が、ここからどこまで数字を伸ばしていけるのか楽しみです。
3位には『THE FIRST SLAM DANK』。
2月からは、新たにポストカードの配布がスタートしています。
そして、そして、週明けにはついに大台の100億円を突破しました。
おめでとうございます。
5位に『すずめの戸締まり』。
こちらは累計動員数が1000万人を突破です。
興行収入は134億円に到達し、こちらもまだまだ数字を伸ばしています。
10位に『金の国水の国』がランクイン。
もっとお客さんが入って欲しいです。
そして7週目にしてついに『かがみの孤城』が圏外へ。
興行自体はまだ続いています。
以上、そんな感ジ。
先週のランキングは以下の通り。
今週末の新作アニメ映画の投入はなし。
『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督の新作『バビロン』の上映がスタートします。
以下、購読者枠では、
ついに『THE FIRST SLAM DUNK』が突破した、日本の興行収入100億円の壁に変化が生まれている?という最近のアニメ映画の変化に関するお話。
ここからはマガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」の購読者(月480円)、もしくは単品(198円)でこの記事をご購入いただいた方向けの内容です。
マガジン購読で月20記事〜の更新が読み放題になります。
過去記事はアーカイブのマガジンを購入しても読むことができます。
“100億の壁”とは?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?