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【デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆】で角銅博之さんが降板していることは覚えておきたい

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『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』にアガらない

ついに明日から『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』の公開がスタートです。直撃世代なので感慨深いです。

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デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆
2020年公開/東映アニメーション・ゆめ太カンパニー製作/製作国:日本
監督:田口智久

というのはお世辞みたいなもので、個人的には最近のデジモンシリーズに対して、懐かしさとか、思い入れみたいなものは薄れてきており、昨今のデジモンは当時とは別物と感じているのが正直なところ。

というのも、2年前まで劇場で展開していた、成長した選ばれし子供たちを描く6部作の『tri』シリーズがあまり納得のいく仕上がりではなかったのです。

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デジモンアドベンチャーtri 第6章「ぼくらの未来」
2018年公開/東映アニメーション製作/製作国:日本
監督: 元永慶太郎 脚本: 柿原優子

結末に到るまでのエピソードもキャラクターの言動も、元来のシリーズを踏まえると違和感を感じたり、ストーリーの結末についても個人的にはあまりよく思っておらず、決して満足とはいえない出来でした。(頑張って作ってくれたみなさまや、このシリーズが好きな人、ごめんなさい。)

そんな『tri』シリーズを経て、最新そして完結編を思わせる『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』が公開されるわけですが、公開前からすでに多数の不安の声が上がっている状況です。

中でも、個人的に結構驚きのニュースが結構前にありまして、それが角銅博之(かくどうひろゆき)さんの作品降板です。

初代シリーズディレクター・角銅博之さんの降板発表

『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』のタイトルが出る以前の、続編企画が動いていると発表があってから結構間もないぐらいの2018年5月に、角銅博之さんが自身のTwitterとブログで、本作における脚本の監修降板を発表しました。

角銅博之さんとは、端的に言うとシリーズの原点であるTVアニメ『デジモンアドベンチャー』そしてその続編である『デジモンアドベンチャー02』のシリーズディレクターを務めた方。

シリーズの根幹を担うような存在であり、以降のデジモンのTVアニメシリーズでも演出や絵コンテなどで参加されるなど、デジモンとの付き合いが非常に長い御方です。そんな角銅さんが、直々に脚本監修の降板を発表すると言うことで、その事態にまず驚かされます。

そもそも改めてクレジットを観ると、私が違和感を感じた『tri』シリーズも角銅さんのクレジットはなし。『tri』シリーズに感じた違和感の要因は角銅さんの不在が影響しているのかもしれないです。

『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』の脚本家・大和屋暁さんとは

じゃあ、肝心のその『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』の脚本を担当するのは誰なのか。
今回、脚本を担当するのは『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』で脚本を務めた大和屋 暁(やまとやぎょう※本名はあかつき)さんです。ちなみに大和屋暁さんのお父様は映画・ドラマ・アニメの脚本家で大和屋 竺(やまとやあつし)さんです。

競馬好きの方らしく、『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』の敵キャラクターとして登場するエオスモンと、同名の馬を持っているとのこと。新手のステマみたいで公私混同甚だしくない?って思っちゃうのは私だけでしょうか。

とはいえ、大和屋さんも実はこれまでのデジモンのTVアニメシリーズでも、初代からデジモンシリーズに脚本として、たまに携わってきた人物。シリーズ当初の内容も把握しているはずの人物として信じたいところですので、角銅さんの離脱から脚本への信頼を薄めるのも、早計と言えるかもしれないです。

大和屋さん自身も競馬サイトで『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』のPRをしてくれています。一応試写での評判は良いとは書いていらっしゃいますが、まあ、悪いとも書けないし、やっぱり本編観てみないと分からないですからね……。

ちなみに余談ですが、『金色のガッシュベル!』で迷キャラクターソング「チチをもげ」の作詞を担当しているのも大和屋さんです。
すごい。(そこ)

果たして往年のファンは何を思うのか

そんな感じで、事情を知っているファンほど不安を感じざるを得ない状況の中、とうとう迎えるの『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』公開。

ファンの不安を他所に、公式は往年のシリーズファンに訴求するPVを公開したりと、温度感のギャップは拭えません。

明日の公開を経てSNSから聞こえてくるのは、熱烈なファンの歓声か、はたまた悲鳴か、それとも怒号か。観に行く予定がないという人も、ちょっと気にしてみると面白いかもしれません。

私はといえば

松岡茉優さんが観にこいって言ってるので、行かない以外ない。
松岡茉優さんが来いって言うんだ。
行くんだよ。

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