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読むアニアーカイブ【2023年1月】

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読むとアニメ映画知識が結構増えるラブレターの2023年1月分まとめ。購読を希望しない人向けの買い切り用です。
『読むと “アニメ映画” 知識が結構増えるラブレター』2023年1月分の買い切り用のアーカイブマガ…
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#映画レビュー

【映画レビュー】サッカーで戦う原始人を描いた優良作!『アーリーマンダグと仲間のキックオフ!』の感想

まさかの日本公開されて嬉しかった作品の感想です。 『アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!』のざっくりとした感想『アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!』を観てきました。 「ウォレスとグルミット」や「ひつじのショーン」などを生んできたアードマンスタジオ最新作。原始人の時代を舞台にしたサッカー物という異色の物語となった作品です。監督はアードマンの長編作品でお馴染みのニック・パーク監督です。 本作を観てきた感想をざっくり一言でいうと まあまあ という身もふたもない小学生

【映画レビュー】なんだか『黒鉄の魚影』が不安になってくる『名探偵コナン灰原哀物語〜黒鉄のミステリートレイン〜』の感想

色々、感想を書いていない作品もありますが、せっかく観てきたばかりのこの映画の感想を書きますよ。 『名探偵コナン灰原哀物語〜黒鉄のミステリートレイン〜』のざっくりとした感想『名探偵コナン灰原哀物語〜黒鉄のミステリートレイン〜』を観てきました。2023年1本目の劇場鑑賞です。 名探偵コナンのテレビシリーズ特別総集編上映が帰ってきた! 今春上映予定の『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の予習も含めて、今回ピックアップされる灰原哀と黒の組織との因縁のエピソードである「漆黒の特急(ミステリ

【映画レビュー】2022年も中国アニメ映画はハンパなかった!『新封神演義・楊戩』の感想

年末に観てきた映画のレビューを今しちゃうぞ! 『新封神演義・楊戩』のざっくりとした感想『新封神演義・楊戩』を観てきました。 電影祭のプログラムの一作としての上映作です。 中国でも2022年に公開された中国映画。封神演義の登場人物としても知られる楊戩を主人公とした作品で、本作の制作は『白蛇:縁起』や『ナタ転生』で知られる追光動画が務めます。中でも『ナタ転生』とは同じ新神榜シリーズとして、同ユニバースを形成している作品となっています。 監督も『白蛇:縁起』、『ナタ転生』に続い

【映画レビュー】ゲームという設定が活きるボス戦に拍手!『ソードアート・オンラインプログレッシブ冥き夕闇のスケルツォ』の感想

公開は10月なのですが、公開終了のタイミングギリギリで滑り込んできました。 『ソードアート・オンラインプログレッシブ冥き夕闇のスケルツォ』のざっくりとした感想『ソードアート・オンラインプログレッシブ冥き夕闇のスケルツォ』を観てきました。 2021年10月に上映された『劇場版ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』の続編であり、かつてTVアニメシリーズで描かれた『ソードアート・オンライン』の物語を新たなエッセンスを加えながら語り直すシリーズの第二弾。

【映画レビュー】今回はちゃんと新作!『妖怪ウォッチ♪ジバニャンvsコマさんもんげー大決戦だニャン』の感想

『妖怪ウォッチ♪ジバニャンvsコマさんもんげー大決戦だニャン』のざっくりとした感想『妖怪ウォッチ♪ジバニャンvsコマさんもんげー大決戦だニャン』を観てきました。 現在放送中のTVアニメ『妖怪ウォッチ♪』の特別編を制作! 妖怪ウォッチ界のツートップであるジバニャンとコマさんが、大好物をかけて激突する45分の中編。イオンシネマを中心に劇場公開される“新作”で、1000円で観ることができます。 来場者特典には妖怪メダルも付いてきます。子どもしか貰えませんが。 本作を観てきた感

【映画レビュー】ゾロリとミュージカルの相性はいかに!?『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』の感想

12月の公開作ですが、出遅れて観てきました。 『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』のざっくりとした感想『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』を年明けに観てきました。すでに一日一回上映になってたので、慌てましたよ。 放送局を移りながらも放送が続く、今や長寿アニメーションといってもいい「かいけつゾロリ」シリーズの新作アニメーション映画が登場。山寺さんのゾロリでは今回がなんと6作目です。 歌手を夢見るヒポポと出会い、ゾロリが彼女を売り出すために奔走すると

【映画レビュー】中国の検閲を受けていない中国話が聞けるドキュメンタリーアニメーション『銀色の鳥と虹色の魚』の感想

今更、映画レビューシリーズ。 2022年のひろしまアニメーションシーズンや新千歳空港国際アニメーションシーズンで上映された作品です。 『銀色の鳥と虹色の魚』のざっくりとした感想『銀色の鳥と虹色の魚』を観てきました。 アヌシー2022のコントルシャン部門やひろしまアニメーションシーズン、新千歳国際アニメーション映画祭などの映画祭にノミネートを果たした映画。中国出身のアニメーション作家、レイレイ氏が自身の家族と中国という国の過去を、粘土で作ったような抽象的な人物や、古い写真を

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【映画レビュー】TVシリーズ未見で挑む!『劇場総集編SSSS.GRIDMAN』の感想

今回からカバー画像で、星評価を表示し始めたので、どんな感じのレビューになるかを想像いただけたらと思います。 『劇場総集編SSSS.GRIDMAN』のざっくりとした感想『劇場総集編SSSS.GRIDMAN』を観てきました。 円谷プロダクションがかつて制作した特撮ヒーロー「電光超人グリッドマン」を原作に、2018年にTRIGGERが新たなアニメーションシリーズ「SSSS.GRIDMAN」を制作。今作はそれの総集編映画となっており、TVアニメ版で助監督を務めた金子祥之さんが今作