ベローチェのレモンティー
朝ピアノを弾きに行くか迷ってベローチェに行った。初めて「レモン」アイスティーを注文したらレモンの輪切りがアイスティーに浮かんでいて夏らしい見た目だった。
「君たちはどう生きるか」2度目の鑑賞をした。1度目は目をかっぴらいて見たはずだが忘れている展開がたくさんあった。積み木を渡された眞人が「できない。そこには悪意がある」などと言うところが良いと思う。そしてどのシーンでもジブリの過去作のどこかのシーンを思い出した。
観終わってまたベローチェへ行った。さっきとは違う店舗。そしてまたレモンアイスティーを注文した。やはりレモンの輪切りが浮かんでいた。氷のタイプが朝に行ったベローチェとは異なりジャリジャリの細かいやつだった。ゴロゴロした氷の方が好きだ。寝ずに「メリディアン」を読み進めた。図書館で借りた本には返却期限があってのんびりしてられない緊張感がある。
草月ホールへ安部勇磨のソロライブを見に行った。草月ホール、たしかエレ片のライブで来たことある気がしたが、会場に入って壁に丸いぶよぶよがあるのを見てやっぱり来たことあると確信した。
安部勇磨さんはマグカップを持ち時々すすりながらと歌っていた。あまりあったかそうな飲み物を飲みながらライブすることないよな、と思ったけどその感じがよく似合っていた。照明も最低限な間接照明という感じで、まるで家でゆったり過ごしながら歌ってる人を見てるみたい。ライブが終わりアンコールを待つ人の拍手が止まなかったが、Yuma Abeが出てきて、これ以上できる曲がひとつも無い、ごめん!と去っていった。さっきの曲もう一回でも良かったのだが、予定調和のアンコールが用意されていないことを新鮮に思った。ずいぶんスッキリ早く終わったと思ってホールを出た時に時計を見たらきっかり1時間経っていた。そういえば最後まで集中して音楽を聴けたライブは珍しかった。
帰りがけに阿佐ヶ谷駅で降りてみた。明日から3年ぶりの七夕まつりが始まる、まつりの始まる直前の商店街を見たいと思った。
駅前からパール商店街までこれでもかとヒラヒラとした七夕かざりが施してある。商店街の中は名物のはりこが個性豊かに吊るしてあった。なんだか3年前よりも賑やかになっているのではないか?
風がそよそよ吹いていたこともあり、商店街中がシャワシャワと音を立てていて、いつもしているイヤホンを取ってそのシャワシャワに耳を傾けて歩いた。
何度も聞いてる中川家のポッドキャスト。
幸福を感じる瞬間が変わってきたというはなし。
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