隊長

どこの企業にもいるものだが、大した仕事ができないものの在籍年数だけは長いから上の立場にいる、という人間を今の仕事に就いてから過去類を見ないくらい目にしている気がする。今日の現場の隊長も例に漏れずそのタイプの人間。

自分が見てきた限り隊長というものは、

・先方との円滑なやりとり
・多少の手伝い(警備員はしなくて良いものを軽く手伝う)
・適切なポジショニングを見極め隊員を配置
・隊員の様子を見える範囲でいいから確認
・休憩回し
・新人教育

が基本的な行動パターンだと思っている。
ただ今日の隊長は現場を見たくて見たくて仕方がないタイプの人間で、交通誘導を放置して現場の手伝いをしている。保安図があっても丸無視で、2ポジションを1人の人間にやらせて自分はガッツリと現場作業に勤しんでいるのが本当に厄介。そしてその現場に長くいるせいか、作業そのものにも口出しし始める始末。

警備員は警備の仕事をしてナンボであって、現場を手伝うのはお門違いってのは歴が浅いから思ってしまうものなんだろうか。他の警備会社のことを知らないからなんともいえない。とはいえ門外漢なことを一丁前に口出しするのは他の業種でもアレというかダサいと思うんだが……。

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