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男性脳と女性脳。

今日は脳科学のことを少し書きたいと思います。
みなさんは生物学的に人間に男性と女性がいるのはご存じだと思います。
でもその脳にタイプがあるのはご存じでしょうか。

基本的に男性は男性脳が優位、同じように女性は女性脳が優位なのですが、なかには男性で女性脳が優位、女性でも男性脳が優位な方がいらっしゃいます。
私はおそらく男性脳がそこそこ優位です。
バリバリの女性脳の友人とはなかなか話が合いません。
まぁ、そう感じる、というだけの感覚でしかないのですが。

女性は共感の生き物です。
友人が「●●●なことがあってね。」と話し始めれば「うわー、それは大変だったね。私もさー。」と続きます。
まさに昔からある井戸端会議の始まりです。

対して男性には共感という2文字はありません。
妻が「今日、こんなことがあってね。」とご近所さんとあったちょっとした出来事の愚痴が始まれば最後まで聞かずにアドバイスを始めます。
「じゃ、会っても話さなければいいじゃない。」とか「それは貴女が○○したほうがいいよ。」「そういうときはさー、○○したらいいんだよ。」とか。

実はこれ、妻からしたら全く求めてない事なんですよね。
妻がどうしてご主人に話したかというと、「私のことを分かってほしい」なんです。
こういうことがあったから私はこんな気持ちになった。
こんな気持ちになってる私を労ってほしい、大事にしてほしい。
そんな感じ。

たとえば、男性はドライブでどこかへ出かけた時、目的地しか見えていません。
対して女性はその途中も楽しみの一部です。
おしゃれなカフェを見かけたら入ってカフェオレを飲みたいと思うし、そのために目的地へ到着する時間が少しくらい遅れても気にならない。
だっておしゃれにカフェオレ飲めたから。

でも男性はいかに目的地へ早く着くかしか考えていない。
隣の女性が「あ、あのカフェかわいい~」と言ってもほぼ耳に入っていません。
だって早く着きたいんだもん。
運転は好きだけど寄り道は嫌い、みたいな感じですかね。
そして、コーヒーなら着いてから(一仕事終えてから)ゆっくり飲めばいい、みたいな。

「私があのお店かわいいって言ってるのにスルーされた」と感じた女性は不機嫌になるかもしれません。
しかし男性にとってその不機嫌の理由はさっぱりわからない。
はい、こうやって男女のすれ違いが始まります。

この場合、男性は「目的地に着くのは少し遅くなるけどちょっと休憩していこうか」と女性に言ってあげると喜ぶと思います。
そして、女性は「あのカフェかわいいからちょっと寄っていかない?」と自分ではありえないくらい具体的に男性に伝えるといいです。
そこまでダイレクトに伝えられたのにスルーする男性はなかなかいないでしょうから。
どうしても早く着かなければならない場合は理由をきちんと教えてくれるでしょう。
そこでようやく意思疎通ができます。

要するに男性は「察すること」が全くできません。
目の前にあること、それだけです。
「大丈夫」といった彼女や妻の言葉をそのまま受け取り、実は微熱があって辛いこと、辛くても自分がやらなきゃいけないと思っている家事や子供のことが心配で寝ていられないと思ってることなど、そういったことを汲み取るというか、感じる事が出来ないんですね。

だから女性にとってはかなり面倒なことだとは思いますが、全部言葉で伝える努力が必要。
そうしないといつか自分が爆発する羽目になります。
爆発までしなくても「どうして私ばかりがこれしなきゃいけないんだろう?
」「なんでいつもこうなるんだろう?」とモヤモヤが続きます。

男性と女性は基本的に違う生物と思った方がうまくいくことが多いです。
私たちは大丈夫よねーと思っている、今ラブラブな彼氏彼女さん、「恋」が「愛」に変わる時にきっとわかりますよ。

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