長文すぎて読む気なくすやつ

48系からスタートしてももクロ、スパガ、女子流、ぱすぽ☆等々大手事務所のアイドルを数年間フラフラしていた僕が、初めて今のようなライブアイドルのヲタクになったのは2012年春にBiSに通い出した時に遡る。
それからの10年間、僕が『推しメン』だと胸を張って言えるほど全力で熱意を傾けて応援できたのは現在進行形の推しメン含めて5人だけだと思っている。差し障りがあるので具体名は書きませんが…
プロフィール欄に名前を載せたことがあるのも実はその5人だけだったりする。思いの外そういうところは身持ちが固い男なのだねーじゅさんは(こいつは何を言ってるのかな)

好きなアイドルさんは他にも当然いるし、自分なりに真面目に応援していたつもりだし、それなりにお金も落とすし(やめなさい)、幸せになって欲しいとずっと願ってるけど、推しというよりは熱心な『ファン』、もしくは『保護者目線()』だという方が正しいんだと思う。特典会時の相手の反応を見ても僕に『推されている』とは感じてなかったんじゃないかな…
「ねーじゅはアイドルに対して塩対応すぎる」という意味不明な日本語をアイドルからもヲタクからも言われたことがあるけど、今改めて考えるとそういうドライさが滲み出ていたんだろう。申し訳ない…

ヲタクは趣味であって義務じゃないことは百も承知だけど、アイドルの推しを名乗る以上は多少の責任が生じてしまうと個人的には思っている。
悲しいことだが、『アイドルは好きだけど嫌いなヲタクがいるから行かない』という例を僕はこれまで多数見てきた。Twitter上に気持ち悪い、嫌いなタイプのヲタクがいるような現場に行きたくないと思う人だってもちろんいるだろう。
特に僕みたいな現場でもTwitterでも騒がしい人間は、言動に細心の注意を払わなければ推しメンに多大な迷惑をかけてしまうことを常に念頭に置いておかなければならないのである!(お前迷惑かけまくってるだろうが)

だから、そういった責任やら何やらいろんなものを踏まえた上でも応援したい・行末を見届けたいと思った相手だけを僕は『推しメン』と呼んできたつもりだ。要は多少迷惑をかけるだろうけどそれ相応のメリットも生み出す(かもしれない)からちょっとだけ我慢してくれよな相棒!的なやつである。推される子が心底かわいそうだ。

そんな僕であるが、実は自分の『推しメン』がステージにいる状態でのグループの解散ライブ・活動休止ライブというものを一度も見たことがない。それはグループが終わる前に推しメンが必ず先にグループを離脱してきたからである。今のところ確率4/4、100%だ。まあ、偶ドロ咲ちゃんの場合は2&に専念するための卒業だから毛色が他と全く違うけれど。

なんなら突然脱退するもんだからそのうち2人はラストライブすら行けていなかったりする。こういうところに日頃の行いの悪さが出るのだ。反省しろ。
ただ、後悔とか未練があるかと言われると、案外なかったりする。それは、推せるうちに限界まで全力で推していた自負があるからだ。
駄好乙に関しては特にそうだ。約4年半、僕にとっては過去最長に推したアイドルになった。文字通り身を削って推しきったと思う(たまに本当に皮膚とか肉が削れてました…)
本人がどう思っているかはわからないけど、僕は自分の持てる全ての愛情を彼女に注いだつもりだし、それに対して何ら見返りを求めていなかったのに、十分すぎるほどにいろんなものを返してくれたし、凄い景色をたくさん見せてもらった。
感謝の気持ちこそあれ思い残すことなんてあるわけないのである。むしろこれ以上僕がヲタクとしてできることなんて何もないことがわかっていたので、もはや残されてるのは『結婚』しかないと思って求婚し続けていたのだ!参ったか!(バカなのかな…)

ともあれ『鶯籠の駄好乙』のヲタクとしての僕はこれにて終了となる。今まで僕と駄好乙のコントを楽しんでくれた皆さんありがとうございました(?)
本人はこの表現をされると嫌がるけど、彼女は掛け値なしの天才だから、これ!という道を決めて進みさえすれば必ず最終的に大成功できると僕は確信している。何分頭がおかしいので凄いまわり道とかしそうな予感はするが…
その先でもしまた交わることがあるのならば、僕はこれまでと変わらず応援するし、まあきっとこれからも長い付き合いになるのだろう。
まずは長いことお疲れ様でした!

というわけで、現在進行形の僕のアイドルの推しメンは1人になってしまった。この人を最後まで見届けたら僕は今度こそきっぱりアイドルヲタクを辞めると決めている。最後ということは、僕がまだ経験できていないこと・見ることができてない景色、そういったもの全てを担うことになるのである。要は僕を成仏させる役割だ(勝手にいらんプレッシャーをかけるな)
その日が来るまで、これからまた身を削ってヲタクに勤しもうと思う…

そして最後に僕が今回何を言いたかったかというと(結論までが長すぎるだろ)、

1.後悔のないように推せるうちに自分の120%の力で推すこと
2.推しには愛情だけ注ぐこと

この2つが何回もヲタクとして失敗と転生を繰り返してきた僕からのちょっとだけ役に立つかもしれないアドバイスだ(イケボ)

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