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遠くから見守ってくれているあの人に。今だからこそ贈りたい「母の日ギフト」5選

また緊急事態宣言が出てしまいましたね。ちょうど昨年と同じ4月。控えるGW。繰り返してしまうと余計にゴールが遠くに感じてしまいます。僕が今いる大阪はコロナ最前線を走っており、その影響で今年もGW付近での帰省は叶いませんでした。

去年断念してしまい「今年こそは・・・」とリベンジを予定していた方も少なくないのでしょうか。勿論去年よりコロナへの理解や対策は進み、万全の対策で決行される方もいる一方で、リスクを考慮して延期という方もいると思います。

…と、あたかも自分は頻繁に帰省している様な口ぶりですが、実は学生時代も九州の実家に帰るのは年に1~2回程度で、特別多かった訳ではありません。でも、去年一年で帰省に対しての考え方っは一変しました。僕が帰省しないからと言って家族がリスクに晒されない訳ではありません。帰省出来ない代わりにオンラインで一緒にご飯を食べたり話したりする中で心理的な距離はこれまで以上に縮まるけれど、実際に会える機会は少ないというある種の生き地獄を味わっている様な気分になることもありました。そういう方は僕以外にもいるのではないでしょうか。

そんなわけで今回の緊急事態宣言は余計に堪えました。でもだからこそ、母の日・父の日という機会を生かして、会えない代わりに贈り物で気持ちを伝えたいなと心の底から思います。「元気に暮らしているかな」「長引く自粛生活に飽き飽きしてないかな」「日々に楽しみを見いだせているかな」等、様々な不安や期待、願いが渦巻く中、今年だからこそ、いや今だからこそ贈りたいなと思うギフトを5つ選んでみました。母の日にぴったりかという観点に加えて、環境や社会に配慮されて作られているか、そこにメッセージが込められているか(あるいは込めやすいか)という3点を意識してセレクト。僕と同じような状況にある方にとって少しでもヒントになればと思います。

①"お母さんの色"を贈ろう(口紅)

これは完全にプロモーションに負けました。可愛すぎるジュノンボーイで一躍有名になったモデルの井手上漠さんが、ウルフルズの「かわいいひと」を歌いながら、お母様にぴったりな色の口紅を何十種類もの中から選んでいます。その画がもう素敵です。口紅という発想が個人的には新鮮だったのと、こんな時だからこそ少しでもおしゃれをして気分を上げてほしい、おしゃれを通して新しい自分を見つけて欲しいという気持ちを伝えられそうだなと思いました。時間をかけて選ぶという過程も含めて喜んでもらえそうですよね。


②今日くらいはゆったりバスタイムを(入浴剤)

お母さんって基本的に忙しいですよね。家事もして人によっては仕事もして、どちらかといえば家族ファーストになってしまって自分のための時間が持てていない、という方も少なくないのではないでしょうか。おうち時間をより充実したものするためにも、たまにはゆっくり何も考えずお風呂タイムを楽しんでほしいなと思います。

そんなお母さんにはネハントウキョウさんのバスソルトを。今回初めて知ったブランドなのですが、なんと創業420年。徳島の自社工場でつくられたオーガニックバスソルトで、地球にもお肌にも優しそうです。ギフトセットは今治タオル付なので、長く使えるアイテムが入ってるのも嬉しいです。


③キッチンで別気分(エプロン)

おうち時間で料理をする機会が増えた、という方は非常に多いと思います。けど一年間毎日同じキッチンに立って同じ時間に作るのに飽きてきた…という方もいるのではないでしょうか(それは極端な例だけど)。

そんなお母さんにはミナペルホネンのエプロンがおススメです。ミナと言えば丸い刺繍柄が象徴的ですが、このエプロンはシンプルなチェック柄。ただしよく見ると不揃いな形をしています。実はこのチェック、四角を一つひとつ描き連ねた集積で作っているそう。シンプルな様に見えてとっても手が込んでいて、ぬくもりを感じるデザインですね。エプロンで気分を変えて、今まで作ったことのない料理に挑戦したりするのも楽しそうです。


④五感を使う、いつもと一味違うリラックス(お香)

おうち時間で個人的にもよく使うようになったのがお香です。馴染みが無くハードルが高そう…というイメージの方もいるとは思いますが、意外と簡単。中にはマッチタイプでこすって火をつけるだけでそれがお香になるという商品もあったりします。

家の中にいると視覚や触覚、聴覚などは使うことがあっても、嗅覚を使うのは料理や食事の時くらいではないでしょうか。そんな時に、より五感を使ってリラックス出来るアイテムがお香だと思います。寝る前に焚いてゆっくりすれば、寝つきも良くなります。他の家族と住まれている方はみんなで楽しむことができるのもいいですよね。

出来る限り国内ブランドを取り上げる予定だったのですが、「Addition Studio」というオーストラリア発ブランドのお香があまりにスタイリッシュで一目ぼれしてしまったのでこちらを紹介させて下さい。見た目だけでなく、製法にも拘っていて、オーガニック原料のユーカリやアカシアなどを使用しています。オーストラリアを象徴する様な香りが多いみたいなので、おうちにいながら異国感を感じられるのはワクワクしますね。売り上げの1%は環境保護団体「1% for the Planet」に寄付しているのも推せます。

お香やエッセンシャルオイルだけでなく、アロマポットやダンベルなどのおしゃんな日用雑貨もあるので良ければ眺めてみてください。

⑤なんだかんだ言って(お花)

最後はなんだかんだ言って、やっぱりお花かなと。「今年だからこそ送りたいものって何だろう?」と考えたとき、一周回って出てきたのがお花でした。色んな色や形からお母さんにぴったりのものを選べる、五感を使ってリラックスできる、家にいながら自然を感じられる、家族みんなで楽しめる…全部かないます。今まで選ばれ続けてきた理由を感じますね。調べてみると、お花にも有機製法や減農薬で育てられた「オーガニックフラワー」というのもあるそう。素敵なお花屋さんが多く選べなかったので、気になる方はぜひ見てみてくださいね。食べられるハーブブーケとかもあったりと種類も豊富でした。


いつもは恥ずかくて言えないこと

さて、永田的ギフト5選いかがでしたでしょうか。時代柄おうちで楽しめるものばかりになってしまいましたが、色々調べていたらお食事券や旅行券、体験ギフトなども沢山ありました。仮に今すぐ行けなかったとしても、敢えて未来への楽しみをプレゼントするのもいいですよね。

上でも何度か書いていますが、こうして選んだり考えたりしている時間も一つの贈り物ですし気持ちを伝える手段だと思います。が、せっかく贈るなら、いつもは言えないことを言葉にして一緒に添えてみるのはいかがでしょうか。便箋一枚でも、ポストカード一枚でも、メモ書き一枚でも、きっと気持ちは更に伝わるはず。

日本郵便さんのCMが素敵だったのでシェアさせてください。お母さまへの手紙を書いてる途中ハマ・オカモトさんが「大体は関係のないことを書いてしまう」と仰っていて、分かるなぁ~~~と僕はなりました。どうでもいい天気のこととか最近買ったものの話とかしちゃう。でも誤解を恐れずに言えば、所詮そんなもんだと思うのです。たとえ100%表現出来なかったとしても、書こうという姿勢が嬉しいだろうし、内容や文字、余白…そのすべての要素からきっと想いは伝わっているんだろうなぁと感じます。

最後に自戒を込めて言いますが、伝えられるときに伝えるのが一番いいと思います。せっかくの機会を生かしながら、また一歩ずつお互いが歩み寄って、今を一緒に楽しめるといいなと思います。一緒に普段言えないありがとうを、物と言葉で贈ってみませんか。

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