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レガシー神で使ったカスクラについて

皆さん初めまして。ネグセんといいます。
今回はレガシー神で使ったカスケードクラッシュについての感想になります。なぜレガシー神にカスクラを持っていったのか、参考元のリストに対しての変更点や使用後のカード評価について記載したいと思います。
今回も有料部分に有名なアーキタイプへのサイドチェンジガイドを記載しますが、大体のことはリストの解説内に書いていますので購入しなくても大丈夫な設計となっております。

アーキタイプ選択理由について

現在のレガシー環境は以下を想定していました。
・トップメタにURデルバーが君臨。時点でイニシアチブが存在し、上記二つのデッキが他のデッキを完全に食い荒らしている。
・上記二つ以外はキルターンの早いコンボデッキが多数存在し、速度を求められるため墓地利用するものが大半である。
以上を考慮してデッキ選択をするにあたり、以下の条件を設定しました。
・URデルバーと墓地コンボを睨める忍耐を採用出来る。
・イニシアティブを奪えるクロックが作れる。
・最低限の妨害としてWillは欲しい。
・その他のデッキへの対策は割けないため、ゲームレンジが短い方がいい。
これら4点を満たす夢のようなデッキはないかと晴れる屋デッキリストを漁っていたところ、知り合いがレガシーチャレンジで入賞したカスクラが目に留まりました。

直前のEWEでもTop64にカスクラが入賞していることもあり、現在のメタゲームに合致しているデッキではないかと思いデッキ選択の4項目に当てはめてみました。
・URデルバーと墓地コンボを睨める忍耐を採用出来る。
→デッキがRUGなので忍耐をとっても問題なし。
・イニシアチブを奪えるクロックが作れる。
→4/4トランプルがイニシアチブの生物に対してすべて超えられる。
・最低限の妨害としてWillは欲しい。
→青いため採用可。
・その他のデッキへの対策は割けないため、ゲームレンジが短い方がいい。
→サイが通れば大体2パン。
結果思いのほか悪くないデッキなのではないかと思い、いままで散々こすっていた不快ミッドレンジ※1とはおらばしました。

※1不快ミッドレンジ
レガシーのBUGジャンク。船殻破り、敵対工作員、疫病を仕組むものをメインに大量搭載し、集合した中隊で盤面に送り込む激ヤバデッキ。イニシアチブに全く勝てなかったので解体された。

使用リストの解説

当日のリストはこちらになります。

元のリストからの変更点について記載していきます。

・忍耐4枚
デルバーと墓地利用を睨めるカードなので4枚。イニシアチブに対しても大半のクロックをブロックで一方的に打ち取れるため腐りきらないだろうという判断。実際は3マナでのキャストが重くそういうシーンはなかった。大体がサイによる暴力で平和的に解決。

・ガイド8枚
一時的なマナ加速ではあるものの、1ターン目、0ターン目に仕掛けることを視野に入れたこのデッキならいくらあっても困らないだろうということで8枚。代わりに土地が20枚になったためキープ基準が厳しくなったがメインでは速度を最優先にするので使用感は良かった。

・虹色の眺望不採用
土地の総数が減ったことにより基本土地1枚+デュアルランド1枚+ガイドで呪文を唱えることが多くなるだろうということでデュアルランドを持ってこれないフェッチを解雇。もう少し土地が多い構成であれば欲しかっただろうが1枚も持っていなかったため耐え。

・避け難い裏切り2枚
グリセルをパクるためのカード。イニシアチブに対しても相手のデッキからイニシアチブ持ちを貰えるためサイド後は足音3枚、裏切り2枚のガチャ構成になったが強かった。サイ1枚で解決することもあまりなかったため、奪ったイニシアチブで3マナ目を確保しつつ続唱を投げ続ける展開が多かったため5枚体制は結果的に良かった。エルフのビヒモスもパクったし、グリカセルブランドとカトリーヌ※2も踏んだため良しとする。

・精神壊しの罠2枚
ANTやリアニメイトへの1枚カウンターとして採用。なけなしのブルーカウントでもある。デルバー相手にもサイドイン出来る予定であり、相手の2回目のアクションにカウンターなり続唱なりを合わせて相手の打ち消しを誘うと打ち消しが3回目の呪文になるため打てる算段ではあった。実際はデルバーとリアニを踏まなかったので何でもよかったのではないかと思われる。

・船殻破り不採用
ブルーカウントとしての採用で相手のグリセルに対しての回答になるカード。青ければ何でもいいのであればFoNの増量や精神壊しの罠でええやんとなり解雇。グリセルが入っているなら避け難い裏切りを入れた方が通った時に確実に勝てるし盤面に出てきたグリセルはヤバいため考慮することをやめた。

・兄弟仲の終焉2枚
8Cast対策として採用。なぜかいると思っていたがイニシアチブに食われていた。エルフ相手にサイドインしたが3マナはこのデッキでは重すぎるため激情でよかったし、チャリ0を割るのに3マナソーサリーでは返しにチャリ0を置かれるため根本的解決にならなかった。二度と採用されないだろう。除去と打ち消しは0マナが板。

元のリストからの大きな変更点はこんな感じです。暴力をふるえれば何でもよかったのですが細部の調整がいい感じになったのと、くそほど運がよかったため10位でリストが載りました。自己顕示欲のために記事を書いてます。

※2グリカセルブランドとカトリーヌ
白黒のイニシアチブとリアニメイトの複合デッキ。晴れる屋のデッキ名にこう書いてあるため記載。いざとなったらグリセル様が何でも解決してくれるため滅茶苦茶強かった。自分もグリセル様にお世話になりました。

最後に

よくわからないけどデッキはトップメタに額面上有利なので滅茶苦茶な自信があったのですが、心がついていかなかったため日和って2敗しました。快くカードを貸してくれた友人、相談に乗ってくれた友人に申し訳が立ちませんが自分を踏み台に優勝してほしいです。この記事を読んでいただいた皆様もカスクラでなくても構わないのでより良いMTGライフを過ごせることを祈っております。

EX.サイドチェンジガイド

今回はURデルバー、4C コン、イニシアチブ、ショーテルについてレガシー神で使用したデッキリストでのサイドのInOutを記載します。
それぞれの違いについてですが、早いフェアデッキ、遅いフェアデッキ、サイと裏切りをどちらも入れる相手、サイを抜いて裏切りを入れる相手となっております。

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