ねぐ背

エンタメ&アート業界の限界社畜 1992年に生まれし31歳 直さず振り返らず書く練習

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マガジン

  • うつ病療養記録

  • 書けない人がなんとか書こうとする日記

    子どもの頃から文章を書くのが好きで、書くことを仕事にできたらなあと思いながらも、いいものを書かなきゃいけない強迫観念にとらわれて結局一度も完結させたことのないアラサーの社畜が何も考えずに立ち止まらずに散文を書く場所

  • ブラック社畜時代

    休職する前の投稿

最近の記事

【うつ病療養記録22】復職9ヶ月目

前回から3ヶ月も経ってしまいました、久しぶりの更新です。 4月から前にいたことのある部署に異動して、また結婚を機に新居に引っ越したりなどして、生活に慣れるまでにしばらくかかっていました。 月イチだったカウンセラーさんとのカウンセリングも2ヶ月に1回、3ヶ月に1回……と頻度が減ってきました。 カウンセラーさんからは「順調ですね」と言ってもらい、私が「順調といいますか、まあ、困っていることはないですね」と言うと「それが順調ってことなんですよ」と。 自分がうまくいってることを認

    • 【うつ病療養記録21】復職6ヶ月目

      症状軽快から数ヶ月。 ここまで来ると症状が出ていたことを思い出せないくらいになっています。 仕事は相変わらずの閑職ぶりで、帰宅後の夕飯作りのほうが生活のメインなんじゃないかと思うほど。 月半ばに異動の内示が出ました。 発症の原因だった現職場からようやく異動できることに! 異動先はありがたくも前に働いていたことのある部署です。少し忙しいけれど人間関係もよく、やりがいのある部署。 私生活では結婚にともなう引越しが来月あるため、その準備をしたり 仕事面では引き継ぎ資料を(後任の

      • 【うつ病療養記録20】復職5ヶ月目

        今月は特に大きな変化もなく淡々と日々を過ごしていたように思います。 寝不足で会社の机に突っ伏してしまうような日はあったけれど、メンタル面での不調はありませんでした。 引き続き仕事量をだいぶ減らしてもらっています。 先月までは受動的にやってくる仕事をこなすことに終始していたけれど、それすらもやり切ってしまい仕事がなくなり。 今は自分で仕事(というか自己研鑽のための研究みたいなこと)を見つけて進めるようになりました。 休職し始めたあの日から丸1年が経ちました。 今は昔よりも楽

        • 【うつ病療養記録19】復職4ヶ月目(再復職)

          1月4日から仕事に復帰しました。 初日はなぜだか猛烈に拒絶反応が出て、席に座っているだけで涙がぽろぽろ出てしょうがなかったのですが 翌日からは何事もなく。 なんだったんだろうか。 仕事量は復帰前に比べて大分減らしてもらいました。出勤して2,3通メール返信したらその日やること全部終わっちゃうレベル。 ひたすら座ったり掃除したりちょっと寝たりして日々を過ごします。 今までなら「物足りない!」とイライラしていたかもしれませんが、焦って調子を崩してしまった手前、これくらいでちょうど

        【うつ病療養記録22】復職9ヶ月目

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        • うつ病療養記録
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        記事

          【うつ病療養記録18】復職3ヶ月目(再休職)

          12月は丸1ヶ月休んでいました。 65%くらいの調子をずるずる引きずって、年末は70%くらい。 本当は12月中旬に早々に復帰しようとしていたんだけれど、ちょうど会社の繁忙期に重なりそうだったのでやめておいた。 ここで焦って復帰しなかったのは成長だと思う。 1日でも早く復帰する=会社への貢献だと思っていた時期が自分にもあった。 だけど、乱高下を繰り返すよりも、時間がかかってもいいから安定した状態を続けたほうがずっといい。 休む・休まないのハンドリングは他人に委ねることができな

          【うつ病療養記録18】復職3ヶ月目(再休職)

          【うつ病療養記録17】復職2ヶ月目(再発)

          今月は5日間しか出勤できなかった。 いや、5日も行けたというべきか。 とにかく仕事に行こうとすると涙が止まらなくなったり、胸が痛くなったりして全然だめだった。 仕事内容は決してハードなものではなかった。 蛍光灯がぎらぎらの、あの閉鎖的な事務所を思い浮かべただけで身体が動かなくなる。 病院に行って泣きながら事情を話して、トリンテリックスという薬を新しく処方してもらった。 飲み始めはブーストがかかって無駄にハイになり、数日働けてしまったのだけれど、次第に身体が薬に慣れてくるのか

          【うつ病療養記録17】復職2ヶ月目(再発)

          【うつ病療養記録16】復職1ヶ月目

          1ヶ月のリハビリ出勤を経て、フルタイムでの勤務が始まった。 <1日目~15日目> 驚くほどやることがない。 仕事は自分で見つけるものだとはよく言うが、そうはいっても無から無は生まれない。 突発的にちょっとした雑用仕事が生まれたりすることもある。 しかし激務時代の名残で、爆速で仕事をこなしていくスキルが身についてしまっていて、仕事が生まれたそばから10分やそこらで片付いてしまう。 コピペせずにいちいち手打ちしてみるとか、ショートカットキーを使わないとか、あえてメールの文面を丁

          【うつ病療養記録16】復職1ヶ月目

          【うつ病療養記録15】リハビリ勤務編

          前半2週間は半日勤務、後半2週間は6時間勤務という1ヶ月でした。 <1日目~7日目> 思ったより疲れは出ない。他者と話したときのそわそわ感もなく、リラックスして話せている。 7ヶ月も職場を離れていたので、過去のメールや社内ルールの改定を追うだけでほぼ一週間が終わってしまった。 身体はきつくない。 それよりも頭の中が暇すぎる。 仕事がすかすかで手持ち無沙汰感の方がつらい。 意思を持って自分の裁量で仕事を進めること、没頭することがどんなに生活を充実させていたかを知る(程度の差こ

          【うつ病療養記録15】リハビリ勤務編

          【うつ病療養記録14】復職準備編(5週目)

          【29日目】 8:30起床。 遠出の疲れを引きずってか身体が重くだるい感じがある。 旅行帰りで冷蔵庫に何もなく、半年以上ぶりにUber Eatsを頼む。 頼んだドーナツの油がきつくて胃もたれする。 午後はずっと腹痛や気持ち悪さと戦う。そうこうしているうちに寝てしまう。 腹痛によりお風呂入れず。 0:00に起きて恋人と電話して3:00頃眠る。 【30日目】 9:00起床。 37度あるかないかぐらいの微熱と、腹部の筋肉痛のような感じが気になる。 頼まれていたライティングの仕事の

          【うつ病療養記録14】復職準備編(5週目)

          【うつ病療養記録13】復職準備編(4週目)

          【22日目】 8:30起床。 朝から胸のモヤモヤがある。 午前中はごみをまとめたりnoteの記事を書いたりして過ごす。 昼食後、16時くらいまで昼寝。 いっぱい寝たら調子が良くなる。 やはり寝れば万事解決するらしい。 夕食後もまた眠る。そのまま寝落ち。 【23日目】 6:30起床。 入り損ねた風呂に入る。 10時から1時間ほど昼寝。 図書館に行ってライティングの仕事を進める。 午後、主治医、上司、私で三者面談。 ・仕事を与えなさすぎるのもよくない ・7,8割を心がけて勤務す

          【うつ病療養記録13】復職準備編(4週目)

          言葉をシンプルにしていこう

          思考が複雑すぎることが悩みでした。 言い換えれば、いちいち考えすぎてしまうということが。 メール一本返すにしたってそうです。 打ち合わせの日程を調整するときに、相手から 「○月○日はどうでしょう?」と来た時の私のリアルな返信はこうです。 ○○さま お世話になっております。 ご連絡ありがとうございます。 それでは○月○日で宜しくお願いいたします。 時間は○時頃、場所は弊社会議室でいかがでしょうか? ご都合がつかなければこちらから御社にお伺いするのでもかまいません。 お時間も○

          言葉をシンプルにしていこう

          【うつ病療養記録12】復職準備編(3週目)

          【15日目】 7:30起床。 11時、電車で中心部へ。 職場のお姉さんとランチをして買い物にでかける。 少しの寝不足と、生理の貧血と低気圧で足元がふわふわする。 16時ごろ帰宅、そのあと1時間ほど昼寝。 23:00就寝。 【16日目】 7:00起床。 休職初期から書いていた小説が完結する。 ライティングの仕事を少し進める。 雨だからか胸のあたりがそわそわする。 ソファに寝転がって読書。 14時ごろ近所のカフェに行ってまた読書。 昼寝をしたらそわそわがすこしマシになる。 キャ

          【うつ病療養記録12】復職準備編(3週目)

          【うつ病療養記録11】復職準備編(2週目)

          【8日目】 7:30起床。 電車で中心部の図書館へ。 自習席を90分予約していたので12時までそこで作業する。 カフェで14時までお昼&読書 本屋に寄ってから40分ほど歩いて帰宅。 夕食前に映画を見る。芦田愛菜主演の『星の子』。 夕食後に2時間ほど寝てしまう。 0:00就寝。 【9日目】 7:30起床。目の奥が眠い。 朝の支度をしてもやっぱり眠くて二度寝。 14時ごろ目が覚める。 生理が近いせいかもしれない。 漫画を読んだりしながら家で過ごす。 夕食後も寝てしまう。 恋人と

          【うつ病療養記録11】復職準備編(2週目)

          【うつ病療養記録10】復職準備編(1週目)

          主治医のすすめで復職準備をはじめることにした。 生活リズムを出勤時に合わせて、過ごす内容も仕事に寄せていく。 幸いにも友人づてでライターの仕事を期間限定でもらえたので、ライティング仕事がいわゆるリハビリ作業みたいなものに該当すると思う。 ○休職初期 約3ヶ月間/とにかく眠る。生きてるだけで精一杯 ○休職中期 約2ヶ月間/多少の不調はあるが余暇を楽しめる ○休職後期 約1か月間/暇で暇で困る ○復職準備 約1ヶ月間 ←今ここ ○リハビリ出勤 約1ヶ月間/実際に時短で職場に出勤

          【うつ病療養記録10】復職準備編(1週目)

          【うつ病療養記録9】休職151日目~180日目

          これは私が手書きでつけていた記録を打ち出して、少しの加筆を加えながら当時を振り返るものです。 こちらにバックナンバーをまとめています。 復職の話が出始める 体調が安定してきたので、そろそろリハビリ出勤の日取りを調整してみないかと主治医から提案がある。 わたし自身の心の準備と、職場との調整期間なども踏まえて、リハビリ出勤の開始時期を2ヶ月先に設定。 休職し始めた当初、カウンセラーの先生に 「復職できる気がしない、想像しただけで無理だと感じる」 と相談したとき、 「そのうち

          【うつ病療養記録9】休職151日目~180日目

          中学時代のトラウマを克服した話

          うつ病を発症する前、このような記事を書いていました。 補足しつつ概略をあらわすと以下の通りです。 幼稚園からの幼馴染の子。ずっと親友で、中学も同じ部活。 中学に入ってから、とつぜん激昂したり不機嫌になって八つ当たりしてくることが増えた。かと思えば上機嫌になったり弱気な姿を見せたり。私は彼女の感情の乱高下にいつもびくびくしていた。 ある放課後、彼女は私に部活の練習場所を尋ねた。私は自信がなかったので曖昧に答えた。結果、私の言っていたことは間違っていたらしい。 後日、彼女

          中学時代のトラウマを克服した話