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エムホールデムはそもそもポーカーなのか?

よく皆さんのまわりにプレイマネーはポーカーじゃねぇ絵合わせゲームだ!と言っている人は非常に多いんじゃないかなと思います。確かに今のエムホランカーたちは重度のタフコーラーや重度のオーバーブラファーから巻き上げることに特化している人たちばかりです。エムホールデムが上手いからといってポーカーが上手いと言うわけではないのが現状です。さらにランカーの過半数がvpip40%を超えています。その内訳はLJからA7oをopenするという類いのルースさではなくUTGからJ4sをリンプコールというようないわゆるセットマインばかりしている感じです。ここまでくるとエムホは絵合わせゲームなんじゃねえかと疑ってしまうほどです。しかし本当にポーカーじゃないと言いきって良いのでしょうか?

GTOをどうとらえるか

 皆さんGTOを一語で言うとなんだと思いますか?ポーカー用語を使わずに説明会してみて下さい。「ポーカーの正解」「役立たず」…うーんちょっと違うなぁ 「ナッシュ均衡解」ポーカー用語使っちゃだめだよ「ナッシュ均衡っていう用語はそもそもポーカーに限らぬはなしであっt…………」うるさい。黙りなさい。…取り乱しました。GTOはポーカーにおいて搾取されない方法です。ポーカーにおいての正解はチップを最大限奪うことです。あ、楽しむことでしたね。すみません。でも今回はチップを奪うことが正解と仮定して話させてください。その正解となるアクションはもちろんGTOの示すアクションではないこともあります。いわゆる「エクスプロイト」ってやつをしなければならないんです。ポーカーというゲームは利益を最大化させるためにお互いをエクスプロイトし合うゲームなんです。なのでそれがトリトンのスーパーハイステークスのフィーチャーテーブルであったとしても、200nl flushであったとしても、50nl rcであったとしても、もちろんエムホールデムであってもそこでお互いにエクスプロイトをしあっていることに間違いはありません。ただ、レートが上がるとGTO解にアクションの正解が近づいているだけの話なんです。(もちろん例外もある)

なぜエムホはポーカーでないと錯覚するのか

オンラインポーカーだと一定量稼げるようになればレートを上げます。しかしエムホはエキスパが一番高いレートです。そこで戦うことを極めている人たちの戦略がGTOとかなり乖離しているため滑稽に見えてしまうのにそれが正解なのがとても違和感があるのでポーカーと認識しづらいのでしょう。実際ベガスの2-5のプロでむちゃくちゃなプレイをして何十年も食べている人もいます。それとレジェンドAは同じことなんです。

最後に

ポーカーはレート単体での最適解を求めようとする人なんて誰もいません。しかしエムホールデムプレイヤーは日々それを考え、実践しています。そこにエムホールデムの面白さがあるのではないかなと思います。いまだにエムホには答えがでていなくて色々な戦略が存在します。もしかしたらvpip90%超えが正解なのかもしれません(これでレジェンドとっている人がいる)その可能性を誰も否定できません。これからはエムホールデムの色々な戦略を紹介していこうと思いますのでフォローしていただければ執筆の励みになります。(深夜に書いているので文章がおかしかったり表現が適切でない箇所もあるかもしれません。ご了承下さい)





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