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木地を作る … 原木の購入

木地作りの主な流れは、  
まずは材料となる原木を材木店で買う所から始まります。
ギュイーンという切断の音が響くと、あたりに材木の匂いが広がります。



材木店に行くまで 

木地を作るには材木を買わなければなりませんが、その前に一体何をどれだけ作るかという見通しが必要です。

                材木が割れないようスプリンクラーで水をかける

材木店では巾や厚みなどを決め製材するので、 買ってから何を作るか考えても間に合いません。 ですので、在庫を考慮し 漆器制作の計画を立て、また作業時間を確保できる時期に合わせるため、買い入れまでに半年から1年くらいかかります。

        あちこちで木を切る


製材する

材木店では、頼んでおけば、自分の使いたい木を仕入れてもらうことができます。ただその原木が店に来るまでに、多少の時間がかかります。(自然の物なので、各地の市で集める必要があるので)

                     メモを見ながらカットしてもらう

製材は、 自分の制作予定リストを見ながらその場で調整して、木をカットしてもらいます。バンドのこの高い音が響き、 手際の良い仕事で、みるみるうちに原木はさばかれていきます。


      大きい材は二人がかりで動かす


次の日には材木店のトラックで、工房に運ばれてきます。

                 トラックに積まれた木材

これから工房で木取りの作業です。以上地味で無骨な写真ばかりですが、原木の仕入れから私の漆器作りが始まります。

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