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容姿に気を使わない人が嫌いである(髪型編)

「人の印象を1番変えるのは髪型だ」

とある動画のライター兼動画作成者が、ファッション関係の仕事の方から聞いた言葉である。
次いで2番目に化粧、3番目に服装となると続けた。

その発言に対して心理学を学んでいる医師が、

「とある幼児を扱っている施設で、ある先生にとても懐いている子がいた。しかし先生がショートカットにガラリと髪型を変えると、会うなりわんわん泣き出したという話があるんですよ。芸能人も外出する時に変装でよく帽子を被るでしょう。それ程髪型と言うのは人の印象を変えます。」

と返した。

例えば女性でショートカットだと活発でスポーティ、ロングヘアだとフェミニンで女性らしい、と言うイメージがなんとなく湧くだろう。
そういう風に髪型とイメージは紐づけられやすい。

最近偶に見ている動画で、美容師が街中で冴えない風貌の男性に声をかけて、主にヘアスタイルを一新させてカッコよく変身させるという企画がある。

この動画が実に素晴らしい。細かく言えば眉毛や髭、更に服までもスタイリストしてくれるのだが、驚くほどに印象が変わる。
眉毛や髭も見た目的にはかなり重要であるが(化粧で1番大事なのは眉毛であると思う)やはり髪型の印象の変化は凄い。

実際に見た方が凄さを実感できると思うのでリンクを貼っておく。

https://youtu.be/eRTC51c34Mc

西洋の諺に「一日だけ幸せでいたいならば、床屋にいけ。一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え。一ヶ月だけ幸せでいたいなら、結婚をしろ。一年だけ幸せでいたいなら、家を買え。一生幸せでいたいなら、正直でいることだ。」
というものがある。これは一時的な外部要因の効力を説いているものである。
つまり手っ取り早く出来る範囲のもので、幸せでいたければ髪を変えるといい。髪を変えるということはそれ程本人にとってポジティブに感じやすいものである。(失敗して逆に落ち込んだとかそういうものは担当した美容師が悪いので知らん)
女性で「前髪が決まらないと1日凹む」と言っているのをよく見かけるが、それはこれのネガティブ版である。

よく雰囲気系イケメンという言葉を目にする。
これは顔の造形はそうでもないが、何故かイケメンのように見える人を指す。そしてそれは99%の要因が髪型である。
例えば、角刈りの雰囲気イケメンなんていない。よく見かけるスタンダートタイプの雰囲気イケメンはマッシュヘアである。その他にも色々区分はあるが、これらは「顔の造形に関わらず何故か雰囲気が魅力的に見える髪型」であるのだ。

男性にありがちなのが、美容室に行ってオシャレな髪型に変えたはいいが自分でのヘアセットが上手くできず、面倒くさがってそのまま練習もせず折角変えた髪型が生かせていないということだ。
オシャレな髪型とは大概起きてそのまま櫛だけ梳かして完成なんてものは一切ない。これは男女関係なくそうである。他人から見て魅力的に見えるものとは得てして時間や努力がかかっているものだ。

女性の場合はワンレンストレートヘアなどはセットしなくてもいいんじゃないかと思われがちだがそんなことは絶対にない。
綺麗に見えるストレートヘアとはアイロンを必ず使って整えている。
無造作ヘアというものが流行ったがあれは無造作に見えるが無造作ではない。「無造作に見えるようにセットした」ヘアなのだ。
なので間違えても無造作ヘアが流行ってるんだし寝起きボサボサのままでもいいよね!なんてことはしない様にして欲しい。

ネガティブ的な視点からも見てみよう。
学校や職場の規則で過度な染髪はNGというところは非常に多いだろう。
これは何故だと思う、と問うと大概が「不真面目な印象を与えるから」だと答えるだろう。

しかしその人が実際に不真面目であるということはない可能性は十分ある。
髪色は派手だがとても誠実で賢く、人当たりも良い人なんて沢山いるだろう。
だが社会において派手な髪色=不真面目に見えるというイメージが強く根付いているのは事実だ。
実際は違うかもしれないのにも関わらず、髪色一つだけでその人の性格を他者は勝手にイメージしてしまうのだ。

個人的には明るい髪色はNGという規則は古臭い考え方だなぁと思っているが、それ程髪による他者へ与えるイメージは強いものなんだなと改めて認識した。

(これは個人的な補足だが)失恋したから髪をバッサリ切った、というのは昔からよく聞く話である。
映画や漫画等で、とあるキャラが何か自分の中の感情を大きく切り替える時に髪を自ら切るという描写もよくあるだろう。
あれは個人的に髪を切る前と後で別人になろうとしているリセット行為だと考える。
今までの自分と決別したい、そう思った時に無意識的に起こしやすい行動なのだろう。
それ程人の感情と髪というものは深く繋がっているのである。

補足的な眉毛と髭編
そんなに長く書くつもりはないので補足的に。
化粧で1番印象が変わるのはアイメイクだと思われがちだが実は眉毛である。人によってはアイメイクより眉毛を書き忘れた方が恥ずかしいという人もいる(私もそうだ)
何故か今日のメイクいまいち決まってないな…と思ったら大抵は眉毛が原因である。しかし眉毛は上手く書けるようになるのは難しくて、ミリ単位の違いでも大きく印象が変わるものなのでこればかりは練習して技術を修得するしかない。私も苦手なので絶賛勉強中だ。
男性も勿論眉毛は大事だ。自然派眉毛でイケメンもいるはいるが、それは単にイケメンだからである。
眉毛の剃りすぎで失敗した経験のある人は多いだろう。ただ失敗しても現代は男性も化粧する人が増えてきているので、化粧を覚えてしまえばいいのだ。

それと髭。
イケメンだと思うのに何か惜しい感じがするだとか、何か清潔感がない気がする、と感じたら青髭が濃いのが原因のことがある。
こういう人は髭脱毛したら一気に完璧イケメンになる。マジで。
金銭的にそんな余裕ない人や脱毛は痛そうだから怖いと言う人はコンシーラーで隠す等こちらも化粧から入ってみてもいいと思う。
あと女性でたまにうっすら髭生えてる人がいますが、きちんと処理しましょうね。そんな見られてないと思いがちだが案外周りは見ているものなのだ。

ところでモンスターリップがマジで都市伝説レベルに見かけません。
KATEさん再入荷早めにお願いします。何卒。

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