初対面でやたらと親切な人が苦手な理由
書きたい時に書かねば一生書かない人間だと自覚しているので連投はかなりの頻度ですると思われる。メモ的に活用するつもりだが出来るだけ1テーマを1つの記事として完結させたい。元来小説や漫画等は長いページ数でみっしり詰まっている方が美徳だという考えなので、実はとてもモヤモヤしている。Twitterで極極短文を短時間で連投する人が苦手なのもそれに基づいていると思われる。
本題だが、学校や職場等で初対面からやたらと当たりの良い人がいないだろうか?
初めての環境で不安になっている時に笑顔で向こうから声をかけてくれ、自分を認識し、自分から何を発さずとも話を振ってくれる、こちらが何か話せばうんうんとニコニコ頷く。気を遣ってくれている。
この上の行動だが、一部の人は恐らく恐怖を抱く。文章だけ見るととても善人たる善人に見える。
私的には正直上の行動はされてもされなくても別にどちらでもよい。無愛想に攻撃的にされるかよりは上記の行動をされる方が心証は良い。
ただとても警戒する。
あくまで私の考え方だが、人の本質、本性というものは今日明日で決めるものでは無い、寧ろ1年、いや10年かけてやっとその人の良い部分、悪い部分がやっとわかってくると言ってもいい。
だがこの人は善の部分しか見せていない。
善の押し売りをしている様にしか見えないのだ。
良いところを最初に認識させるというのは刷り込ませと同様だと思っている。
例えば少しその人に嫌だったなと思うことをされても「いやでもあの人は始めは自分にニコニコ話しかけてくれたし…そういうことをしてくれるのはあの人だけだったし気を遣ってくれるやっぱり優しい人なんだ!」と自分の中でその人の人格を固定しがちである。そして自分の中のその人のマイナスイメージを無理矢理払拭しようとする。
これは、最初は優しいが付き合ううちにDVモラハラをするパートナーに置き換えると分かりやすいかもしれない。モラハラDVは男女間だと身体的な力関係が発するので想像がしやすいが、同性間でもまま起きるものでもある。
恋愛結婚とお見合い結婚を例えてもわかりやすいことだと思う。統計的に恋愛結婚とお見合い結婚とでは離婚率が違う。
そしてそのパーセンテージは恋愛結婚で離婚をした夫婦は40%、お見合い結婚で離婚した夫婦は10%である。
この違いは何かと言うと、恋愛結婚は理性的にしたものではないからだと推測する。対してお見合い結婚は恋愛感情から始まらず、ただ「結婚」という契約的なものが始まりの為パートナーに対して幾分理性的に交わされるものである。
そして恋愛結婚したが離婚まで行く人達がままならぬ状態になるのは、お互いに期待しすぎているところから始まる。大概が悪いところに蓋をしたまま結婚する。結婚という一種の幸せなゴールインなのだから目を伏せるのは当然である。それでも結婚したのだから改善される、交際と結婚は別であると考える。そんな訳はない。最初に抱いていた相手に対するポジティブな感情を信じてしまう、というか信じたいのだ。そこを好いた自分も否定してしまうことになるから。
対してお見合い結婚というのは、よくカルチャーでありがちな「好きでもない相手とお見合いさせられて嫌だけど家の事情的に仕方ない…」と乗り気ではないテンションからスタートする。
つまり相手に対してプラスの感情等一切ない。ただ、マイナスから始まると少しのプラスがとても大きく感じる。というかマイナスから入るのだから余程のことがない限りプラスになるのだ。
「ハゲてるのに歩道側歩いてくれてる~!キュン💓💞」
とか本当にそんなくらいになる。
それくらい、初対面や浅い付き合いの人の最初の印象というのは大事である。(勿論容姿立ち振る舞いをそれで疎かにしていい訳ではない)
なので、初期段階に向こうからグイグイと大衆的に「善い人」というものを発信する人はこれを理解していて(無意識的にそれが癖になっている人もいる)外敵を少なくしようとする働きが見て取れる。
そしてそれをされた側は感謝を持つ様になる。なので不満があっても言いづらい。自分に良くしてくれたのだから。と考える。
善の押し付けとはそこから考える。本当に気を遣ってくれる人は、自然なのだ。距離の取り方が全く違う。私は適度な距離感があるかどうかで本当に心遣いをしているのかどうかを判別する。
自分の為に善をする人に対しては、萎縮する。それは自分が求めてないが普遍的に求められているものであろうことをされた時に感じる。多分この部分は感覚的なので言葉で説明しづらいが、なんとなくネットリとした感じがする。
対して何も見返りを求めず、自然にする人はこちらに負担を一切感じさせないように気を遣う。大概が(気を遣ってもらって)すみません、申し訳ございません、と謝るところから始まるのではなく「ありがとうございます!」と自然に出る。申し訳なさよりも感謝が先に来る。ヒエラルキーも格差もないのです(実際立場的な物が上であったとしても)感謝が出てくる人というのはその人の好意を素直に享受できる程(その人が)懐が深い人なのだなと思う。
そしてそういう人達は辺りは柔らかいが特段構いぎたり特別扱いはしない。依存はさせないようにしている。
長くなりすぎたが、自分の中で総括すると初対面でやたら絡んできたり親切にしたりという人は自分をよく見せたい、もしくは自分のコミュニティに引き入れたいという人が多いという印象である。マイナスから入ると都合が悪いのである。
そしてそういう人は大体陰口を言われている。
見極め方としては話したがりだが相槌が適当
これマジな
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