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Trip to ITALY ①Tokyo~Venice

2018/12/11~12

まだコロナウイルスなど知る由もなかった頃…ずいぶん前だけども備忘録として旅行記を書くことにした。コロナが収束したのち旅行する人に役に立てば、という気持ちもあるが、おそらくダラダラ書き連ねるだけのものになると思うので、ほぼ完全に自分用である。HISの格安ツアー(添乗員なし、航空券とホテル、電車の予約のみ)に参加。

往路:小松→羽田→ドーハ→ベネチア

復路:ローマ→ドーハ→羽田→小松

ベネチア~フィレンツェ~ローマ間は電車移動で、大まかな旅行のスケジュールとしては

12/11 羽田へ移動

12/12 羽田からドーハへ、乗り継ぎ昼過ぎにベネチアに到着

12/13 終日ベネチア観光

12/14 朝からフィレンツェへ移動、昼前からフィレンツェ観光

12/15 ローマへ移動、だらだらする

12/16 終日ローマ観光

12/17 夕方までローマ観光、夜に空港へ移動しドーハへと

12/18 羽田から小松へ帰宅

今回は往路とベネチア編。

小松空港から羽田空港に、さらに国内線ターミナルから国際線ターミナルへと移動する。そのシャトルバス内で外国人の方に話しかけられた。どうやらこのバスは国際線ターミナルに行くか問うているようだったが、壊滅的な英語力のため何一つわからず。この時点で不安になる。何しろ海外旅行経験は二度の台湾しかない。台湾は漢字圏なうえ、観光地では日本語が通じるところも多いので、もはや台湾は渡航経験とは言えないのでは。


国際線ターミナルに移動し、余裕をもって荷物検査と出国審査を受け出発ロビーへ向かう。めっちゃ店あるやん…暇なのでお好み焼きを食べてポケモンGOをしつつふらふらとさまよっていると、意外と早く搭乗が始まり初の長時間フライト(ドーハまでは11h程度、復路は気流の関係かもう少し短い)開始。

後ろの席のファミリーがうるさくCAさんに席を移動していいかと聞くと快諾されたので、空席が多いのをいいことに横になって爆睡…はせず映画を見た。事前にスマホにアマゾンプライムの映画を数本入れておいたので、これを機に見ようと思いつつ見なかった映画を消化する。行きで見たのは確かフォレスト・ガンプと帰ってきたヒトラーで、どっちも良かった。ワイルドスピードも観ようとしたがなんか見る気にならなかったので結局未だに見てません。

あと機内で夜明けを迎え、うまく写真は撮れなかったがとんでもなく綺麗だった。機内食もなかなかうまかった。フレンチトースト?にデザートもついてきて最高。

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ドーハに着くとデカいクマがいた。よく見たら胴体にデスクライトが突き刺さっててシュール。


オイルマネーで潤っているんだろうか、ドーハ空港はすごく綺麗だったし、空港内にモノレール?路面電車?的なものが走っていて近未来的でテンションが上がった。今回は地上スタッフに急かされるくらいギリギリで無理だったが、無料のトランジットツアーもあるみたいなのでいつか利用してみたい。正直カタールは旅の目的地にするには観光資源に乏しいが、カタール航空自体のサービスは満足だったので。

無事(ここらへんの手続きはよくわからんので基本母任せ…)乗り継ぎの出発ロビーまで到着したが、ここのテレビでストラスブールで起きた銃乱射事件のニュースが流れておりビビったのを覚えている。あとめっちゃバスで移動するやん!と思ったらかなり小さな機体でほぼ満席状態だった。滑走路の向こうに見えたカタールはやはり砂漠が広がっており、陽炎も見えて遠くがゆらゆら揺れていた。

中東にぼんやりとした憧れを持つ者としては、いま自分がアラビア半島の上を飛んでいるんだと思うと飛行機ってすげえ…と感心せずにはいられなかった。

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機内から見たカタールとペルシャ湾

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カタール航空なのでメッカまでの距離と方角が表示される。あとクルアーンの音声?も聞けるみたいだった。これは復路編でも書くが、カタールの建国記念日が12/18でありちょうど帰国の日だったので、カタールの風景や観光地の写真が印刷されたポストカードセットをもらった。なかなかオシャレで気に入っている。


機内で2048というゲームにはまり、ベネチアへ6時間ほどのフライト中ずっとやっていたら腱鞘炎になりそうになった。現在もたまにアプリでやるが、最高の8192がもうすぐ越せるというところでゲームオーバーになり心が折れた。イタリアの上空に差し掛かると、ドロミテ山塊らしき山地や目的のベネチアの島々が見えてきてやはり興奮してきた。しかしベネチアのテッセラ(別名マルコポーロ)空港は想像より小さく、地元の小松空港よりこじんまりしていて驚いた。

2泊したホテル HOTEL AMBASCIATA はベネチア本島ではなく、本土側で一番ベネチアに近いメストレ(Mestre)駅の近くだったので、まずそちらに移動。ホテル自体は満足だったが、やはり移動時間がかかるので、高くても本島に泊まる方が朝早く~夜までベネチアを楽しめるのではないかと思う。メストレ地区はそこまで治安がいい感じではなかったので、夜はちょっと怖いかもしれない。

メストレからベネチアまでは電車とバス両方で移動できるが、今回はすべて電車で移動した。切符の買い方などバスは少々ややこしそうだったので…

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電車の窓からはアドリア海!江ノ電みたいでわくわく(乗ったことはない)

そして!イタリアと言えば!ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風!ローマはもちろんベネチアも出てくるので、聖地巡礼という点でもわくわくウキウキ。2部 戦闘潮流でもベネチアはちょっと登場するが、当然ながらシーザーのような男はいなかった。そして観光地でジョジョ立ちする勇気はなかった…覚悟が足りなかった。

駅から出るといきなりコレ。ギアッチョとジョルノとミスタがライオン像に隠されたディスクを巡り闘ったのもこの広場。

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結局翌日はあまり天気が良くなくて陰気な感じになってしまったので、一番きれいな夕方だった。

リアルト橋まで歩こうと思ったが、思ったより遠くて断念。でかい犬連れてる人が多くちょっと怖い…この日は晴れていたのであまり寒くなかったが、翌日に真冬の海風の冷たさを身をもって実感することになる。運河沿いから外れてちょっと奥の路地を覗くのもまたいい感じ。ベニスに死すに出てきそう…ビョルン・アンドレセンはいない。

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ベネチアはとにかく綺麗でいくら回っても飽きないので、今度はもう少し本島を回りたかった。ゲットーやアカデミア美術館も行きたかった。

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ベネチアンマスク。リサリサ先生?

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ベネチアの本島内は車が通れないので、公共交通機関としてヴァポレットという水上バスで移動する。他の島に行くときもこれに乗るが、これがまたなかなかゆっくり…景色を楽しむにはいいのかもしれないが。帰る頃には日が沈みかけ、街の灯りがともされ始めてとても綺麗だった。

メストレ地区へと戻り、晩御飯に駅で売っていた大きいサンドイッチを食べたらパンが固すぎて口内を負傷した。あと爪が折れたのでホテルの主人の方に爪切りを借りようとしたが、英語力の無さゆえにPlease Nail cutter…Nail clipper...!と訴えたらめっちゃでかいハサミを持ってこられた。ネイルって言ってるのに。

次回はベネチア2日目(離島中心)を書く。このペースだととんでもなく長くなるのでもう少し簡潔に書きたい。


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