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Vol. 5 フェムテック《月経カップ》体験談

昨日からの流れで、《月経カップ》について体験談を交えて書きたいと思います。

フェムテック、ここ数年注目されていますね。
今まで「当たり前」だった不便さなどが、改めて考え直されて、便利に・快適になっていくイメージです。

さて、そんな私は3年前から《月経カップ》を愛用中。
実際には生理の初日と最終日は《吸水ショーツ》、その間《月経カップ》を使用しています。

購入商品

私が使っている《月経カップ》はこちら。
メルーナクラシック サイズ:L 持ち手:ボール

使用のきっかけ

そもそも私が《月経カップ》に出会った・使おうと思ったきっかけは、

  • 生理4日目くらいからのデリケートゾーンのかぶれ

  • 使い捨てナプキンをずっと消費し続けることへの疑問

  • かといって布ナプキンを使いこなせる自信なし

これらのモヤモヤを解決したかったからです。そうして探すうちに「《月経カップ》に出会いました。

購入までに悩んだこと

いざ《月経カップ》に白羽の矢を立てたわけですが、購入に至るまでは不安がありました。

  • 初期費用が使い捨てナプキンより高い

  • 正しく使うにはコツがあるらしい(正しく使えず断念したって口コミもありました)

いざ購入

モノは試しだ!と思い、ネットで購入してみました。
サイズ選びはサイトのQ&Aやサイズ選びガイドを元に行いました。
あと持ち手の形は、慣れたときに使いやすそうなもの、と考えてボール型を選びました。

噂通りでたしかにコツはいります。
痛みや違和感なく挿入できる方法、中でしっかりカップを開かせること、この2点がポイントであり、《月経カップ》を快適に使い続けるために乗り越えねばならない壁かな、と個人的には思っています。

最初の2か月は、なかなかコツがつかめず、トイレの個室で、ああでもないこうでもないと股を覗き、足を開きながら四苦八苦。
「もう使うのをやめたい」という考えが何度も脳裏をよぎりましたが、貧乏性発揮で、《月経カップ》の値段を考えながら「せめて6タームは使わないと元取れないよ!」と自分を鼓舞していました。
俯瞰して見ると何とも滑稽ですが、必死です。

感想+おすすめ&デメリット

2か月(と言っても実質2週間)なんとかあきらめずに使い続けた結果、3か月目からはコツがつかめて、とっても快適に使用できるようになりました。
そして今では、《月経カップ》の使用を検討している方に心からおススメしたいです。
(※ただし年齢や経血の量などで使用できる《月経カップ》や種類が異なるので、必ずご自身で購入される商品の詳細等を調べてから購入ください)

個人の感想ですが、私的おすすめポイントとデメリット(注意点)をまとめましたので参考にしてみてください。

◎おすすめポイント

  1. 経血が外に漏れないため経血によるベタツキ、ドロッと出てくる感じを一切感じません。肌のかぶれもなし。

  2. サニタリーショーツ不要

  3. 定期的な生理用品の購入不要

✔デメリット(注意点)

  1. 慣れるまでコツがいる

  2. 初期投資(3,000~5,000円程度)あり

  3. (これは私だけの可能性あり)トイレはお早めに:物理的に《月経カップ》を膣内に挿入しているからか尿をコラえるものの《月経カップ》により導尿される感があり、尿漏れの危機あり。

私としては、おすすめポイントの1.が本当に快適で、生理中なのに通常時と同じような環境でいられることが一番の満足ポイントです。

そしてふと、フェムテックで女性のライフステージやタームに合わせた製品や情報発信はよく目にする(自分が女性だからかも)けれど、男性もきっと「当たり前」で済まされてきた不便さ・不快さってあるんじゃないかなって思いました。
もうすでにそうした商品・情報は発信されているのだけど、すべての性の人にとって快適な暮らしができるようになるといいなって思います。

㊟今回の記事には使用方法等を詳しく書いていませんが、必ず取り扱い説明書をよく読み、正しく理解し使用することが必要ですのでご注意ください(『トキシックショック症候群』のリスクはタンポン同様あります)。





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